曲紹介
タヒの僕は陸の鰓!
曲名:『エル』
- コンピレーションアルバム『合成音声のゆくえ』収録曲。
- ボカコレ2023夏TOP100参加楽曲で、50位にランクインしている。
歌詞
腐る季節と日々の痕
二重線が僕を刺して
散る花が降りかかる
硝子を孕む君の眼は
イチイの色を帯びて
肉の機械を見下した
呼吸するほど、鉄は
未だ脚が無い。ので
尚更に先走るわ赤錆
も裸足も消えん儘で
図上の天気は窓の下
午前零時発の糖衣錠
言いかけた本当に?
暗い色は宙になって
黄色く膿んでいる…
貴方の声が溶けてく
降る施設の日日る糸
クランケは白のなか
突き出す手は肉の襞
機械仕掛けの君の喉
子午線が切るすべて
印は既に置く彼方で
振り返る魚が、病棟
が、叫ばない。ので
殊更に泡立つ砂、46
℃は網膜で透き通る
ひふがさかれていく
くちがはがれていk
あなたにちかづける
タヒの僕は、陸の鰓
春が動かなくてどう
しよう毒針は18G
バイアルは塩と成て
静寂に、澄んでいる
頭のなかに産んでる
図上の天気は窓の下
午前零時発の糖衣錠
言いかけた本当》に
膨らんで消える熱が
未だ白く膿んでいる
貴方の声が熔けてく
タヒの僕は陸の鰓!
バイアルは塩と成て
しじまにすんでいる
あなた、のこえ。が
ゆら、り・とけるあ
わたし、なの。にな
ふくらんで?きえう
(バルビツールの、
うみでおよぐ)わ!
輸液の中に溶けてく…
コメント
- あぁ…好き… -- 名無しさん (2023-09-10 16:28:22)
- 良い〜 -- Anatooy (2024-03-06 17:41:41)
- 真実に美しい、魂の芸術です -- 名無しさん (2024-10-15 01:20:57)
最終更新:2024年10月15日 01:20