その2
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homuhomu_tabetai
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ほむほむの安定供給による食糧難の改善案。
彼が迫害される原因になった論文だ。
一般の、ブランド物でないほむほむは比較的飼育が容易で、大量生産も可能である。
その一体一体の体積を増加すれば、生産量の劇的な向上が見られると考えたのだ。
勿論、飼育スペースなどを考慮すれば、日本などは余り向上が見込めないだろう。
しかし、アメリカなどの土地を持て余し気味な国々では、文字通りの大量生産が可能な筈であった。
しかし、現実は違った。
彼が造り出した試作品一は、悪魔の所業として扱われた。
曰く、生命倫理に反する。
曰く、神への冒涜である。
だが彼は耐えた。
クローン技術だって、最初はそう言われたモノだ。
きっと自分の技術が必要になる時が来ると。
故に彼はこれから、厳しい日々を送るのだ。
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男「つっ……かれたぁ」
ほむほむ「ホムホムッ♪」オカエリナサイ
アルバイトから帰ると、いつも一が奥から出てくる。
意外だったが、部屋を荒らすなんて事はなかった。
風呂に湯を張りつつ、簡単な夕食を作る。
湯を見るのはしつけたので、一が溢れる前に止めてくれるだろう。
男「ほら、食え」
ほむほむ「ホミュッ♪」イタダキマースッ
ほむほむは基本何でも食べる。このおかげで作るのに困る事はない。
男「ほら、脱げ」
ほむほむ「ホミュ……///」クネクネ
ほむほむの服は皮膚の様なものでもある。
脱がせて綺麗に手でもみ洗いし、実際の肌には特製の液を塗ってやらなければならない。
肌が風呂の湯に負けてしまうのだ。
ほむほむ「ホ……ホミュウン……」キモチー……
こうして見ると、ほむほむは人間の様に見える。
実際、ヒトとほむほむ種の遺伝子構造は酷似していて、元は同じ生き物だったと証明されている。
……まぁ、証明したのは俺だが。
む。風呂場に甘い香りが充満してきたな。
換気扇換気扇っと。
ほむほむ「ホムゥゥ……」サムイ
男「ほら、湯につかれよ」
ほむほむ「ホムゥ」アッタカーイ♪
全く、呑気なもんだ。
――――
男「ただいま……ん?」
ある日帰ると、何だかいい匂いがした。
ほむほむ「ホミュンッ」タベテタベテ
一が料理を作って待っていたのだ。
確かに俺がやっているのを見ていたが、ここまで学習するとは思えない。
見れば、テレビの電源が点いたままだった。
成る程、料理番組を見たのか。
男「……けっ」
発表する場も無いと言うのに、頭の中は論文を構成していて、ソレが凄く嫌になった。
が、まぁ、とりあえず食べてみるか。
俺「へぇ」
ほむほむ「ホミュホミュ」ホメテホメテ
やっぱりほむほむは愚かと言うか何と言うか。
分量が完璧だった。
きっと応用して味を変える事は出来ないんだろう、と予測出来る。
美味かった。
とても暖かかった。
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ほむほむ「ホムッ……ホムゥッ」クルシイヨゥ、セツナイヨゥ
男「おいバカ、やめろっ!?」
このほむほむを造って、初めての発情だった。
まさか俺を対象に取るとは思っていなかったが……そういえばほむほむはマミマミやさやさや、まどまどなんかともつがいになるから、案外普通なのかもしれない。
男「いやだからやめろって!!?」
ほむほむ「ホムホムゥ……」ホシイ、ホシイッ!
執拗に俺の股間を狙ってくるので、仕方無く手淫で黙らせた。
ほむほむ「ホム……」クテー
これは想定外だと言わざるを得ない。
対策と改良が必要だな。
それより、早く寝なきゃ……明日も一日アルバイトだ……
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今日は休み……しかし給料日前で、食材も無い。
今日は一日寝て過ごそう……
ほむほむ「ホムホム?」ゴハンハ?
男「悪い、飯は無いんだ……」
一が台所に歩いていった。
食べ物を漁るつもりなのだろうが、何も無いから放っておく。
ゆっくりと、俺は目を閉じて意識を手放した。
ほむほむ「ホム……」タベモノナイ……
ほむほむ「ホムッ!」タイヘンダ!