その2
最終更新:
homuhomu_tabetai
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さて、いよいよ始めたいと思います。この新年を迎える為のビッグイベント「ほむの鐘」
それでは一発目
大きく振り被って……
横から叩きつける!!!
グシャァッ
――真横に振り下ろされた撞木は一瞬でほむ鐘に叩きつけられた
――撞木がほむ鐘に接触したその瞬間、さやかは撞木越しに数匹のほむほむが潰れた感触が伝わるのを感じた
――そのブチュ、とした感触が手の平に伝わった直後に途轍もない衝撃がさやかの全身を襲う
「うわ――」
――その衝撃に戸惑う暇もなくさらに……
ホゲ!?ホギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ホミャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ホヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ
ホビャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ホギャアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ホギャアアアアア!!?!!!? ホヒッホヒッホヒッ!!?
ホッホッホッホッホアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
――潰されることのなかったほむほむたちの怒声と恐怖に泣き叫ぶ声
――その声はさやかを優しく包みこみ、あっという間に彼女を快楽の渦へと引きずりこむ
「あ……はは……は……」
――彼女は恍惚とした表情でほむほむたちの悲鳴を聞き入っていた……
――ほむほむたちの恐怖に怯えた声は瞬く間に町中へと広がり、年の終わりを告げ始め……
―――――――――
「はぁ…………凄………………」
ガゴンッ
――不意にもう一撃、悲鳴に聞き惚れていた彼女が撞木をほむ鐘に叩きつけた
――グチャリ、と手に伝わるほむほむたちが潰れた感触に身を震わせ
ホヒ!?ホ…………ホホホホ
ホヒ…ホホホホ…………ホ…………ホ…
ホビャアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!
ホァァァアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホヒャアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!
――再び始まるほむほむたちの大合唱に聞き入った
――彼女はほむほむたちの悲鳴に魅入られ、平常心を失ってしまったようだ
「は……ははは…………」
ああ……凄い……これが……ほむ鐘……
毎年家で聞いていた声とは全然違う……
ヤバ…………
えっと……皆さん……ゴメンなさい……
あたし……もう……
…………何も考えられない…で……す……
…………………
あ
は
――それから、夜が明けても延々となり続けるほむ鐘の音に様子がおかしいと感じた付近の住民たちが彼女の様子を伺うと……
――そこには、半壊したほむ鐘を叩き続ける美樹さやかのがいたそうだ
――彼らの話によると、彼女はブツブツとわけのわからないことを呟きながら半壊したほむ鐘を叩き続けていたらしい
――彼女を止めようと彼らが近づくと突然、彼女の表情が一変して、彼らが恐怖心を覚えるほどの無表情になったそうだ
――その後、彼女から撞木を取り上げようとすると突然暴れだし、彼らに撞木を叩きつけながら
「足りない! 足りないの! こんなんじゃ足りないのよ!!!」
「邪魔するならあんたの悲鳴を聞かせてよ!! ねえ!! 聞かせろって言ってんじゃん!!!」
「あたしにもっと悲鳴を聞かせてよ!! ねえ? ねえってば!!!」
――などと叫びながら暴れ続け、重症者が多数出たそうだ
――第二次成長期の彼女に、ほむ鐘叩きは刺激が強すぎたのだろう。彼女が正気を取り戻した後、泣きながら彼らに謝り続けたそうだ
ほむ鐘。それはさやかちゃんを狂わせる呪いの道具
さやかちゃんは決して使わないようにしましょう……
終わり