ピンクの日記帳

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作者:yWQLV6/X0

869 名前:SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)[sage] 投稿日:2012/01/01(日) 23:51:34.45 ID:yWQLV6/X0




○月×日
今日、うちにほむほむがやってきました!
パパがケージに入った可愛いほむほむを買ってきてくれたのです。
ほむほむは怯えているのか、ほむハウスに入ったままでなかなか顔を出してくれません。
パパによると、馴れるまで少し時間がかかるので、しばらくはそっと見守る必要があるそうです。
大事にするからね、ほむほむ!


○月×日
あれから数日、ほむほむはハウスの外に出る時間が長くなってきました。
長い髪とつぶらな瞳がとても可愛いです!
最初は夜中にこっそりえさを食べていたのが、最近は私の目の前で食べてくれます。
ときどきひとりごとのようにほむほむに声をかけてみます。
「ほむほむ、おいしい?」
「ホム ?」
最初のうちは警戒してびくっとしていましたが、だんだん慣れてきたみたい。


○月×日
ほむほむがだんだんなついてきたようです。
最近では手から直接えさを食べてくれるようになりました。
「ほむほむ!」と呼ぶと、返事をしてくれます。
「ホムー !」
指先で身体を撫でてやると、身体をくねくねさせます。
「ホムーーーン」クネクネ
早く大きくなってね、ほむほむ。


○月×日
ほむほむが手の上に乗ってくれるようになりました!
時には安心して、そのまま眠ってしまうこともあります。
「ホム・・・」
手のひらにほむほむの暖かな体温が伝わってきます。
もう何も怖くないからね、ほむほむ!


○月×日
今日、女の子が転校してきました!
ほむらちゃんといって、ストレートで長い髪をしています。
どこかで遭った、ような……と思ったら、うちのほむほむにそっくりなのです!
ほむほむは可愛いけれど、ほむらちゃんは美人でかっこいいです。
女の子の私が見ても、どきどきしてしまいます。
仲良くなれたら、それはとっても嬉しいなって。


○月×日
ほむらちゃんはまどまどを飼ってるんだって!
おたがいのペットの話をしたことで、ほむらちゃんとの距離がぐっと縮まった気がします。
ほむらちゃんはまどまどが可愛くて仕方ないみたい。
「まどかみたいに可愛いのよ」って言ってくれました。
そんな風に言われると、なんだか恥ずかしいよ……。


○月×日
今日は放課後にほむらちゃんのお宅に遊びに行きました。
立派なケージの中に、とても可愛らしいまどまどがいました。
まどまどはほむらちゃんが大好きみたい。
「マドー、マドマドッ !!!」ピョンピョン
ケージから出すと、ほむらちゃんにしきりとじゃれついています。
あまり仲がいいので、なんだか嫉妬してしまいそうです。


○月×日
ほむらちゃんはほむ種についてとても詳しいです。
「ほむほむの育て方」という分厚い本を貸してくれました。
こんにゃくゼリーを与えてはいけないこと。
ほむほむ病には気をつけなくてはいけないこと。
成体になったらマッサージしてあげるといいということ。
発情期のストレス解消のためだそうです。
でもどうやったらいいのかな……。


○月×日
今日はほむらちゃんがまどまどをマッサージするところを見せてくれました。
つまようじのような細い棒で、まどまどの首筋のあたりを撫でていきます。
「マドーーー」
まどまどは気持ちよさそうに、仰向けになって脚を伸ばしました。
ほむらちゃんが脇を撫でるようにすると、まどまどは少しずつ両脚を開いていきます。
ほむらちゃんは両脚の間を刺激するようにします。
まどまどの生殖器は普段は隠れているのですが、興奮すると姿を現すのです。
「ホ、ホ、ホムラチャーン !」クネクネ
まどまどの鳴き声が変わりました。これは発情している時の声だそうです。
ほむらちゃんはまどまどのあそこに棒の先を入れて、次第に激しく動かしました。
やがてまどまどは大きな声で叫ぶと、ぐったりしてしまいました。
「ホムラチャーーーーーーン !」ビクンビクン
私はどきどきしてしまい、気がつくと手のひらにじっとり汗をかいていました。
なんだか恥ずかしくて、ほむらちゃんの顔を見ることができませんでした。


○月×日
今日、うちのほむほむを棒を使ってマッサージしてみました。
うまくできるかな?
まず、ほむらちゃんがやったように、首のあたりを撫でていきます。
「ホムーーーン」
ほむほむは気持ちよさそうにだんだん目を閉じていきます。
私の手のひらの上で仰向けになり、鳴き声が変わってきました。
「マ、マ、マドカーーー」クネクネ
やがて脚の間に見え始めた生殖器を、優しく撫でていきます。
痛くないのかな? 気をつけながらそっと棒の先を入れてみます。
「マドッ・・・」
最初はゆっくりと動かし、だんだん速くします。
やがてほむほむは身体をびくりとさせ、大きな声を上げました。
「マドカーーーーー !!!」ビクンビクン


ほむほむがぐったりしてしまうと、なんだか悪いことをしてしまったような気がしました。
でもほむほむは喜んでいるんだよね?
私はほむほむをそっとケージに戻すと、ベッドに横になりました。
なんだかぐったりとしてしまい、頭がぼんやりしています。
ほむほむは気持ちよかったのかな?
おそるおそる手を伸ばして自分の脚の付け根のあたりを触ってみます……。
「?」
身体がびくっとするような、不思議な感覚がありました。
これは……どういうこと……?

もう一度恐る恐る、同じところを触ってみます。
「!」
苦しいような、切ないような、不思議な感覚です。
いけないことだと思いながら、手を止めることができません。
しびれるような感覚がだんだん腰の奥に広がっていきます。
やがて何か大きな波のようなものが近づいてきて……。
「ほむらちゃん!」
はっとしてわれに返りました。
自分の身体の反応だけでなく、自分の口からほむらちゃんの名前が出てきたことにびっくりしました。
まるで、ほむらちゃんちのまどまどみたい……。


○月×日
今日、ほむらちゃんにほむほむをマッサージしてあげた話をしました。
もちろん、その後にしたことは内緒です。
でも、話しているうちにだんだん恥ずかしくなってしまい、途中からしどろもどろになってしまいました。
顔が赤くなったせいで、変に思われていなければいいけど……。

ほむらちゃんは黙って私の話を聞いていましたが、やがて口を開きました。
「ねえ、まどかのほむほむと私のまどまどをお見合いさせてみない?」
「それって、つまり……交尾させるっていうこと?」
そう言ってから、「交尾」なんて言葉を使ったことが恥ずかしくなりました。
「そうよ、まどかはほむほむの子供が欲しくない?」
「うん、そうだね……可愛いかも。でもパパに相談しないと」


○月×日
パパはお見合いの話に賛成してくれました。
「ただし、子供が増えると、世話も何倍にもなる。責任をもってやれるかい。あと、子供の数はきちんと管理しないとね」
「大丈夫! 私、きちんと面倒見るから!」
ほむほむも、独りぼっちは寂しいもんね……。
それにほむらちゃんのためにも、がんばらないと。


○月×日
今日、ほむらちゃんがケージに入ったまどまどを連れてきました。
これからまどまどはしばらくうちで暮らすことになります。
「ほむほむ、あなたのお嫁さんだよ。それともお婿さんかな?」
ほむほむのケージから少し離して、まどまどのケージを置きます。
いきなり一緒にするのではなく、少しずつ慣らしていく必要があるそうです。

ほむらちゃんはうちで夕食を食べて帰っていきました。
パパもママもほむらちゃんのことがとても気に入ったみたいです。
ママが冷やかすように言いました。
「いやあ、まどかにあんな素敵な彼女がいるなんてね」
私は自分でも奇妙なくらいどぎまぎしてしまい、何も言い返すことができませんでした。


○月×日
あの後、まどまどとほむほむは最初は警戒していたのですが、やがておたがいに声をかけ始め、夜中にはさかんに呼び合うようになりました。
「マドカー !」「ホムラチャーン !」
おかげで昨晩はよく眠れなかったよ。

今日もまた、ほむらちゃんがうちに来ました。
いよいよほむほむとまどまどのご対面です。
二つのケージの入り口を合わせて、両方の扉を開きます。
ほむほむがおそるおそるまどまどのケージに入っていきます。
「マドカ ?」
まどまども顔を出します。
「ホムラチャン ?」
やがて二匹はお互いのほうに飛び出していきました。

二匹は夢中でじゃれあいます。
「マドカ、マドカー !」「ホムラチャーン !」ハアハア
とっても嬉しそう。ひと晩我慢したもんね。
やがて二匹は互いに相手のお尻を追いかけるようにして、ぐるぐる回り始めました。
これがほむ種の求愛行動だそうです。
そしてまどまどがほむほむの背後に回ると、細かく腰を動かし始めました。
「マドカーーー !!!」「ホムラチャーン !!!」カクカクカク・・・
ああ、交尾してるんだ……。

動物のそんな姿を見るのは生まれて初めてです。
私はどきどきして夢中で二匹を眺めていました。
ほむらちゃんも緊張しているのか、何も言いません。
気がつくと、私たちはお互いの手をしっかりと握り締めていました。
「ほむらちゃん……」
「まどか……」
ほむらちゃんは不思議な表情で私をじっと見つめました。

「まどか……」
「!」
一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。
ほむらちゃんの柔らかな唇が、私の唇に触れてきたのです。
キス……されちゃったんだ、ほむらちゃんに。
「まどか、好きなの」
えっ? どういうこと?
「ね、まどか、いや?」
女の子同士なのに、こんなの絶対おかしいよ……。
でも、なぜか私は何も言い返すことができませんでした。

「まどか、可愛い……」
ほむらちゃんが私を抱きしめて、またキスをしてきます。
ほむらちゃんの柔らかく滑らかな唇に触れられると、心臓がどきどきして、頭の中が真っ白になっていきます。
「ほむらちゃん……」
抵抗しなくては、と思うのですが、どうしても身体が動きません。

ほむらちゃんの手が、私の服を脱がしていきます。
「まどか……」
やがて私はベッドに押し倒されてしまいました。
ほむらちゃんの唇が私の身体の上を這いまわります。
「まどか、愛してるわ」
私はその心地よい感覚になすすべもなく身を任せました。
頭の中に、仰向けになってぐったりとしたほむほむの姿が浮かびました。
ほむほむの両脚は、少しずつ開いていき、そして……。


その後のことはよく覚えていません。
気がつくと、私はベッドの中で裸でほむらちゃんに抱きしめられていました。
ほむらちゃんはじっと私の目を見つめています。
満足そうな、でも少し心配そうな顔をしています。
私はなんだか恥ずかしくなり、視線をそらしました。
ふと机のほうを見ると、ほむほむとまどまどが並んでこちらを見つめていました。
「マド ?」「ホム ?」
ううん、大丈夫だよ、ほむほむ、まどまど。


○月×日
今日、ほむほむに子供が産まれました!
昨日からその兆しがあったので、放課後にほむらちゃんと大急ぎで家に戻りました。
そっと部屋に入ると、普段聞き慣れない、小さな鳴き声がしています。
「ホミュー」「ミャロー」「ホミャー」「マデョー」
そっと覗くと、5匹ほどの仔ほむと仔まどがもぞもぞとうごめいています。
産後は親ほむの気が立っているので、あまり近寄ってはいけません。
私とほむらちゃんは少し離れたところから、静かにほむほむ一家を見守りました。
「可愛い……」
そういう私を、ほむらちゃんはそっと後ろから抱きしめました。
「うふふ、まどかと私の子供よ」
「ほむらちゃんったら……」
今夜もほむらちゃんの柔らかい唇で責められるのかと思うと、私は思わず身体の奥が熱くなってしまうのでした。

おしまい





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