その3

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homuhomu_tabetai

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 まどまど1「マ・・・・マド・・・・・・・・・・・・・・。」ビクンビクン・・・

 まどまど2「ホムラチャ・・・・・・・・・・。」イタイオォ・・・・・

 仔まどまど「ミャ・・・・・・・・・・。」ピクピク・・・・

 ほむら「切った下半身は焼却滅菌。」


    ボッ!メラメラメラ


 仔ほむほむ「ホ、ホ、ホミャ・・・・・・・・・・」ジョワワワワワワワー ポロポロ

 ほむら「終わりね。さぁこれから忙しいわ。この糞虫は見滝原に数えきれない程いる。その全てをこうしないといけないのだから。
     ぼやぼやしている暇はないわ。それじゃあ貴方達お邪魔したわね。」


そういうと少女は足早に立ち去った。残されたのは無残な姿を晒すまどまど達と、恐怖と悲しみに打ち震える仔ほむだけ。


 仔ほむほむ 「ホ・・・ホミュゥ・・・・・ミャドカァ・・・・・・ホミャァアァァアアアアアアァアアアアアアアアアアァ!!!!!!!!!!!!!!!」オカアサン・・・・。オネエチャン・・・・。ウェエエエエエエエエエン!!!!!!


泣き叫びながら仔ほむは走りだした。ゴミ漁りから帰ってくるほむほむ達の元へ・・・・・。





ー2週間後ー


雑木林の中、ほむほむ達が座っている。傍らには上半身だけになったそれぞれの番のまどまど、そして仔まど。ほむほむ達の必死の看病で
どうにか命は取り留めたようだ。4匹皆、黙って木漏れ日の下、空を見つめている。日向ぼっこをしたいたようだ。


 仔ほむほむ 「ホミュウー!マドカァー♪」オカーサーン!オネエチャーン!


草むらから出てきたのは少し大きくなった仔ほむだ。腕にはどんぐりを大事そうに抱えてる。家族を助ける為、このように働くようになっていた。


 ほむほむ1・2「ホムゥー」「マドカァー」


仔ほむに手を振りまどまど達にそろそろ巣に入ろうと言う。まどまど達は優しく頷いた。まどまど達を抱きかかえる。この巣も人に見つかって
しまった。まどまど達の容態も安定したし、そろそろ新しい場所を探して引っ越そう。目星は付いている。変わり果てても愛しいまどまどと仔供。
仔ほむも成長し助けてくれるようになった。我々がもっと頑張らないと!ほむほむ達がそう決意したその時だった。



 まどか「待ってよ。話があるの。」ヒョイ

 仔まどまど「ミャドォオ?!!!!!」


突然立ちはだかり、上半身だけの仔まどをつまみ上げた大きな生物。人間だ!人間の少女だ!!


 まどか「あんた達を見てると全身の毛穴から吹き出してくる怒りと憎悪の原因がやっとわかったんだよ。私、気づいちゃったんだよ。
     ほむほむ!あんたのそれだよ。その黒タイツ。それを履いていいのは世界で・・・・・・」



 ほむほむs「ホビャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




                                    おしまい


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