その3
最終更新:
homuhomu_tabetai
-
view
さやか 「……アハハッ……災難だったね。ほむほむ」(……素直じゃない飼い主のせいで……)
ほむほむ「ホ…ヒ…」グッタリ…
ほむら 「悪いわね。さやか……」
さやか 「気にしないでよ。ほむら」
ほむら 「でも……」
さやか 「いいって。治療や回復の魔法は、アタシの方が得意なんだよ」
ほむほむ「ホムムゥ~ ?」キモチイイ ?
ほむら 「……でも、やっぱり言っておくわ。ありがとう。さやか……」
さやか 「……もう。照れるじゃん。ほむら///」
ほむほむ「ホ…ヒィ…」オフロ キライ…
…………………………
………………
……
── 数分後 ──
ほむほむ「ホムホムッ !!」プンプン !! ←《無事に復活》
ほむら 「怒ってるわね……」
さやか 「そりゃ、怒るわ」
ほむら 「ホムムッ !」プンスカ !
さやか 「どうすんの?」
ほむら 「プリンで仲直りよ」
……コトン……
ほむほむ「ホムゥ ?」?
ほむら 「赦してくれるかしら?」
ほむほむ「ホムムッ♪」イイヨ♪ ニコニコ
さやか 「おいおい。チョロイなぁ……」(死にかけたのに)
ほむほむ「ホムムン///」イタダキマース♪
ほむら 「誠意は通じるものよ」
さやか 「誠意ねぇ……」
ほむほむ「…ホムゥ~」アムアム モグモグ…
さやか 「……美味しそうに食べてるね」
ほむら 「そうね」
ほむほむ「ホムムゥ~」オイシイヨォ~
さやか 「ところでさぁ……」
ほむら 「何かしら?」
さやか 「……うん。何かさっきから、すごく美味しそうな匂いがしてるんだけど……」
ほむら 「そうね。してるわね」
さやか 「なんなのこれ?」
ほむほむ「ホムホムー♪」モグモグ…
ほむら 「……たぶんコレよ」
……コトッ……
さやか 「えっ? さっきのお風呂?」
ほむら 「ええ。これは、ほむほむのお風呂の匂いよ。お湯の温度が高かったから、いつもより強いけど」
さやか 「あっ、本当だ。うわぁ……いい香り……」
ほむら 「ちょっとした、ほむ茶になってるみたいね。飲めると思うわよ」
さやか 「……へぇ。じゃあもらうね♪」コクッ…
ほむら 「あっ、さやか……」
さやか 「わっ! なにコレ。美味しい♪」
ほむほむ「…ホムッ ?」オイシイ ? ピクッ…
ほむら 「そうなの?」
さやか 「うん。これはちょっと、病みつきになるかも……」
ほむら 「……酷いわね。ほむほむは災難だと思うわよ?」
ほむほむ「ホムゥ ?」?
さやか 「……アハハッ……そうかも。でも本当に美味しいんだって。ほら、ほむらも飲んでみなって」
……ススッ……
ほむら 「……もう。分かったわよ……」
さやか 「ほら、グッといきなよ」
ほむら 「はいはい」コクッ…
さやか 「どう?」
ほむら 「……美味しいわね……」
さやか 「ねっ、そうでしょ。すごいね、ほむほむ」
ほむほむ「…ホムゥ ?」ホメラレタ ?
ほむら 「ええ。本当に美味しい。ちょっと驚いたわ」コクコク
さやか 「あっ、全部飲まないでよ! アタシもまだ飲みたい」
ほむら 「貴女はさっき飲んだじゃない」
さやか 「ダメだって。まだ全然足りてないって」
ほむら 「もう。仕方ないわねぇ……」
……コクコク……コクコク……ゴックン……コクコク……
ほむほむ「ホムホムッ♪」…
…………………………
………………
……