ほむほむと栄養ドリンク
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作者:Dv70BogOo
898 名前:ほむほむと栄養ドリンク[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 13:41:03.52 ID:Dv70BogOo
ある昼下がり。ぶらりと公園を散歩していた時のことだ。
一匹のほむほむが俺に餌を強請ってきた。
ほむほむにしては珍しくしおらしい態度でお辞儀なんてしてくるもんだから、ちょっと分けてあげようなんて思ったんだよね。
ちょうどその時俺はウインナーが挟まった惣菜パンと栄養ドリンクを持ってたから、ドリンクを腋に挟んでパンの一部を千切ろうとしたんだ。
しかしその時、ある光景が目についた。
ほむほむの後ろに仔供が隠れていたんだ。仔ほむと仔まど。まどまどはいないのか? 辺りを見渡したが影も形も無い。
ほむほむは心配そうに覗き込む仔供の頭を撫でながらニコリと微笑んでいたので、そのまま腕ごと仔供を踏みつぶしてやった。
何が起こったかわからない様子で目の前の肉片と、かつて自分の腕があった空間を見つめているのでそのまま放置。
なんか駄目なんだよ。家族連れは何かメチャメチャにしてやりたくなる。
今度はまどまどが現れた。やはりしおらしい態度だったので惣菜パンを千切ろうとすると突然俺のドリンクを指さしたので踏みつぶしてやった。
「マドマギッ!!!!!!!!」
グチャッとした感触が靴底に広がり何とも言えない不快感だ。まったく、餌を恵んでもらう分際で餌の指定をするなど言語道断。俺の見る目もまだまだだな。
そうしている時、ふと思った。栄養ドリンクのビンに書かれている成分表を見つめる。
・・・これ、あいつらに飲ませたらどうなるんだろう。
思い立った時にはすでほむコロニーの近くまで来ていた。
しばらく待っているとほむほむが一匹出てきたので手招きをする。俺に気付いたほむほむは警戒しながらも一定の距離まで歩み寄って来た。
ほむほむを乱暴に掴みあげると、無理やり栄養ドリンクを飲ませる。四肢をばたつかせゴボゴボと何か喚いているが聞こえない。
一定量を飲み終わらせ解放してやるとフラフラとした足取りでコロニーの方に帰っていった。
気付かれないようにそぉっと近付き、中の様子を確認する。
「ホッヒャー!!」
おお。すごいなこりゃ。まるで自分が超人になったかのようなテンションの上がり様だ。
コロニーの仲間も軽く引いている。超人ほむはそのまま巣の中を駆け回り、家具や餌場をメチャクチャに荒らしまわった。さては力を制御できていないな。
しばらく暴れまわっていると、りぼほむと白まどの番が来た。このコロニーの長だな。何か超人ほむに注意している。
注意を受けていた超人ほむは突然狂ったような雄たけびを上げ、りぼほむを殴り飛ばした。
「ホビャアァァァアァアアアアアア」
軽く浮きながら宙を滑走した後、後頭部から地面にスライディング着地するりぼほむ。
頭がえぐれて脳の一部がはみ出している。あれが美味いのに・・・もったいない。
りぼほむといえども身体能力はほむほむとそう変わらない。テンションの上がった超人ほむの一撃でおねんねしてしまった。
超人ほむはというと、とんでもないアヘ顔で白まどを犯していた。
白まどは涙を零しながらやめてやめてと首を横に振って懇願している。しかしそんな悲痛な叫びもムーディーなBGMであるかのように一層腰を振るスピードを上げる超人ほむ。やがて間もなく射精した。
生殖器から精液を垂れ流しながら脳のはみ出た愛しい番にすり寄る。ボロボロに引き裂かれたまど服をさらに千切ってりぼほむの傷口にあてがう。涙はとめどなく流れている。
超人ほむはというと、まだまだ暴れたりないと言った様子でコロニー内を荒らしまわっている。
他の仲間? りぼほむがぶん殴られた時点で阿鼻叫喚。もはや理性を失ってコロニーの中を逃げ回ったり外に飛び出したり・・・。
その飛び出してきたほむほむがこちらです。
「ホム・・・ホムゥ・・・・」ガタガタガタ
「ホムムゥ・・・」
「マドーマドー」
「ホムラチャーン」
おっと、まどまどもいたな。これは失礼。ではこの4匹で実験を始めよう。コロニーは・・・まぁ一応処分しとくか。もう使い物にならないだろうし。
俺はライターに火を点けコロニーの中に放りこんだ。これで超人ほむあたりが勝手に遊んで自滅してくれるだろう。
―――――――――――――・・・・・・
「ホビャッ!!!!!」ベチーン
「ホギャッ!!!」ガスッ
ほむほむをそれぞれ違うケージに入れる。
まずは何故超人ほむが超人になってしまったか考えよう。
確実に言えることは、ほむほむの身体能力に変化は無いこと。これは当たり前のことだがあえて確認する。
もちろんドリンクに含まれる成分によって普段より体調が良くなったり微弱な変化はあったと思われるが、それらが肉体の『強化』に繋がることはありえない。
含まれる成分のおかげでテンションが上がっていつもより過激に暴れたり、いつもは逆らえないりぼほむを殴り飛ばしてみたり白まどを犯したり。
まぁやはり出来ることと言えばそれぐらいのものだろう。
今回は栄養ドリンクのどの成分が、どの程度ほむほむの心境・肉体に変化をもたらすのか。それを実験していきたいと思う。
俺が今回注目した成分は2つ。
≪L-アルギニン≫
血液循環の維持強化
減量効果による脂肪代謝の向上
精子を増加させる
以上がざっくりした効能だ。この中で気になる項目はあるだろうか。
俺が気になったのは『精子の増加』だ。精子の量が増えるということは、健常な動物であればそれだけ余分な精子が出てくるということ。
この余分な精子がもたらす効果は? というか精子が余れば精子を出したくなるだろう。そうなれば次第にムラムラしてくるだろう。結果的に性欲の向上に繋がる。
白まどを犯したのはこれ・・・といいたいところだが、白まどを犯したのはその前にりぼほむを始末していて邪魔する存在がいなくなったのが大きな要因だ。
白まどを犯したいがためにりぼほむを始末したとも考えられるが、どうもそんな様子では無かった。
ではこの成分がほむほむに本来与える効果とはどのようなものなのだろうか?
栄養ドリンクに含まれる量と同じ量に調整したL-アルギニンをほむほむに注射する。
最初は血液循環が強化されたことで不思議な昂揚感に浸っていたようだが、次第に例の鳴き声を上げ始める。
「マドカァー!!!マドカァー!!!」
来た来た。発情期と似たような状態だ。この成分には擬似的な発情効果もあるようだ。
しばらくこのまま放置する。
「マドカァー!!マドカァー!!」ガンガンガン
ケージの壁に頭を打ち付け始めた。体の内側から溢れ出る性衝動をうまくコントロールできないといったところだろう。
「・・・・マドカ・・・・・」ショボーン
「・・・・・・」モゾモゾモゾ・・・・
ほむほむは徐 に自身のいきり立ったイチモツを取り出し、自分で舐め始めた。
なるほど、これが精子が増えた場合に行うほむほむのオナニー形態か。背中を丸めて自身のイチモツを必死に舐める様は中々に滑稽だ。
やがてイチモツから大量の精液を噴出させ、ほむほむは果てた。周りには精液溜まりが出来てしまっている。
ただでさえ繁殖力が高いのだ。そんな生物の精子量を増やしたならばもはやその量はエロゲーやエロ漫画主人公のそれだ。
しばらくは放心状態だったが、生殖器が勃起したかと思うと突然跳ね起き、再び「マドカァー!!」と鳴き出した。
すごい回復力だが、同時に興味も湧いた。この量の精子をまどまどにぶつければどうなるだろうか。
いや、むしろまどまどにL-アルギニンをもたらした場合どうなるだろうか。
気付いた時には、注射を終えたまどまどを、再び注射を施したほむほむと同じケージに入れていた。
するとどうだろう。お互い抱きついたりなどの前戯も無く、すぐさま行為に及んでいた。やはりというか、まずはまどまどが挿入した。
ほむほむは恍惚の表情を浮かべ「マドカマドカァーン///」と気持ちの悪く鳴き声を上げる。
まどまどはというと今までに無い快感の波に押し流されて狂ったように白目を剥いて腰を振っている。
射精の瞬間はすぐにやってきたがそれで収まるはずも無く、今度はほむほむが挿入し行為に及ぶ。
どちらももう片方の生殖器がもたらした絶頂の余韻がまだ残っている状態で違う快感をぶつけられ、天にも昇るかのような表情をして喘いでいる。
そしてほむほむが射精すると今度はまどまど。まどまどが射精すると今度はほむほむ。
そんな具合で行為のローテーションは30回ほど続いた。
最後にほむほむが射精し身を震わせるとまどまどもエビ反りになり、2匹同時に崩れ落ち、そのまま眠ってしまった。
続いての実験に移る。
≪カフェイン≫
言わずと知れたコーヒーに含まれる成分。
飲むと眠気が解消されるというのは有名な話だろう。だがそれも人それぞれで、効く人と効かない人がいる。
俺の友人に、コーヒーを飲むと眠たくなるという奴もいた。それほどに人それぞれ効果が違う。
で、このカフェインを使って何をするかと言うと。
まず、ほむほむに栄養ドリンクに含まれる量と同じ量に合わせたカフェインを注射する。
効果はすぐに現れた。
目を爛々とさせて背筋もシャキッと伸びた。
しかしそれだけだ。あまり興奮したような様子やいつもより元気に走り回るといった様子も見受けられない。
まぁある程度予想はしていたが、性的興奮はL-アルギニン。その他の体が元気になった要因は栄養ドリンクの他の成分だったようだ。
カフェインも微弱ながら興奮作用もあると聞いたんだがなぁ・・・。
実験を終了しようと思った時、捕まえていたもう一匹のまどまどが目についた。
「マドドーマドー」
ご飯ちょうだいとでも言っているのか? 自分が飼われているとでも思っているのだろうか。
潰してやろうか。
いや、待てよ・・・・・・・・・ちょっとした悪戯を思いついた。
さっきのほむほむがいるケージの壁、ほむほむでは到底届かない場所にまどまどをガムテープで貼り付ける。何重にも重ねて。
ほむほむにはこう告げた。
「まどまどを狙う悪いやつがいる」
「しかし自分はこれから出かけなければならない」
「ここならお前がいて安心なので貼り付けておく」
「今から24時間お前が見張っててくれればその悪い奴もうかつに近付けない」
「自分は24時間後には帰ってこれる」
「まどまどの鳴き声はその悪い奴を刺激するので塞いでおく」
かなり強引ではあったが納得してくれた。
では別室のモニターで見守ろう。
5時間経過。
ほむほむは必死にまどまどに呼びかけている。
まどまどもほむほむに必死で助けを請う目を向けながら、イゴイゴとガムテープから脱出しようとしている。
10時間経過。
まどまどは疲れて眠ってしまったようだ。
しかしほむほむの目はまだ爛々としている。カフェインの効果だろうな。
このままなら24時間起きていられる。そんな風に思っているのだろう。今は。
15時間経過。
まだまだ大丈夫そうだ。体が小さいからカフェインの効果が全身に満たされているのだろうな。驚異的な覚醒具合だ。
だがこのまま頑張られては面白くないので、部屋のドアからそっとエアガンの先だけを出して空砲をぶっ放してやった。
まどまどは飛び起き、ほむほむはビックリして盛大に失禁してしまった。
20時間経過。
まどまどはあの後すぐに眠ってしまった。
ほむほむはというと・・・すごく眠そうだ。さっきの失禁で尿と一緒にカフェインが体外に排出されてしまったのだろうな。
計算通りだ。
21時間経過。
ウト・・・ウト・・・
22時間経過。
・・・・バタン
はぁ・・・ようやく寝てくれたか。一緒に起きてるこっちの身にもなってくれよ。
ほむほむを起こさないようにゆっくりと部屋に入ると、まどまどをそっと起こした。
俺を見て助けてと懇願してくる。誰がこんな状態にしたのか忘れたのか?
俺はゆっっっっっくりとまどまどの首を捻じ切った。ミチミチッと小さな音がし、生首を握る俺の手に涙や鼻水が滴り落ちた。顔を見なくとも苦悶の表情だとわかる。
――――――――
――――
俺が仮眠から起きても、まだほむほむは寝ていた。よほど疲れたのだろうな。
だがそろそろ起きてもらわないと。ケージを軽く揺すると、ほむほむは飛び起きた。
そして、まどまどが貼り付けられていた方向を見上げてガムテープの内側の首なし死骸を見つめた。
じわじわと・・・それでいて大粒の涙が目尻に溜まり、その先端の粒がこぼれ落ちるのを合図にほむほむは大声で泣き出した。
鳴き声は「マドカァァアアア!!!!マドカアァァァアア!!!!」だった。見ず知らずのまどまどのために涙を流せるとは、お前はなんて偉い奴なんだ。馬鹿だけど。
これにて実験(と、お遊び)は終了した。
え?その後のあいつら?
えーと・・・・・・
SEX中毒のあいつらはあれからすぐに妊娠した。ほむほむ・まどまど共に大きい腹で動きにくそうだった。1週間後に大量の仔ほむと仔まどが産まれた。
少し未熟児が混じっていたが普段摂取しない成分を取り込んだまま受精したせいだろうか。
幸せそうに仔供を抱きかかえて俺に見せてきたので、一匹ずつシュレッダーにかけてやった。肉詰まりなど気にしない。
なんかほむまど家族はなぁ・・・駄目なんだよ。メチャクチャにしたくなる。
必死にケージの壁をバンバン叩いたり仔供を拾い上げる俺の手にしがみついたりしていたが、無駄だとわかるともはや泣くことしかできなくなった。肉の引き千切られる小気味良い音だけが部屋の中で響いている。
全ての仔供がいなくなり生きる気力を失ったかのようにその場にへたりこむ番。
面白かったからこのまま飼ってやる。また何か思いついたら実験台にさせてくれ。
次に、最初に実験台にした超人ほむのコロニーなんだが・・・なんとまだあった。
しかも俺が投げ捨てたライターを使って自分たちの生活を豊かにしていた。木の実を焼いたり、ほ食種除けに使ったり・・・
そうして生活しているほむまどの中に、偉そうに踏ん反り返っているほむほむを見つけた。隣に家族らしきまどまどと仔ほむがいる。
ピンときた。あの超人ほむだ。おそらくライターを最初に使ったのはこいつだろう。
大方栄養ドリンクのせいで頭がシャキッとしていたせいだろうな。富と名声、おまけに幸せまでゲットしている。
人から与えられたものでさも自分の実力のように振る舞うほむほむにムカついたので、コロニーの中に、ガスで膨らませた風船を放り込んでやった。
その場を後にしてから間もなく、爆発音がした。公園に来ていた人たちはざわついていたが俺はその爆発音の正体を知っていたので気にも留めなかった。
あ? あの眠気ほむほむ? あれからすぐ首を掻き毟って自殺したよ。
≪終わり≫
- ほむまど家族はなぁ・・・駄目なんだよ。メチャクチャにしたくなる。
名言だな