その2

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homuhomu_tabetai

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恭介「それじゃあ、指切りしよう」

さやか「ゆっ!?」

恭介「ん?」

さやか「ゆ、指切りって…!」ドキドキドキ

恭介「子供っぽいかな。やめる?」

さやか「…ううん。…しよ。指切り」

恭介「うん。じゃあ、指出して…」

さやか(…恭介の、指…)

さやか「…ん」スッ

さやか(…細くて、長い)


「「ゆびきりげんまん、うそついたら、はりせんぼんのーます。指切った」」


恭介「ふふ。じゃあ、これから僕とさやかは、秘密を共有する仲間だ」

さやか「…うん」

ほむほむ「ホム?」

さやか「…」チラッ

ほむほむ「ホムゥ…」ビクビク

さやか(…やっぱ虐待、やめとこ。今日はあんたのお陰で恭介と二人きりの秘密が出来たんだし…それに、ゆ、指も絡めてもらえたし…)

さやか「…さっきは驚かしてごめんね。ほむほむ」ナデナデ

ほむほむ「!!」

さやか「ふふ…良く見たら、可愛いかもね」

恭介「ありがとう、さやか。良かったよ。君がほむほむと仲良くやっていけそうで」

さやか「…まだ複雑な心境だけどさ。恭介のペットなら、私だって仲良くしたいもん。…じゃあ、そろそろ私は帰るね」スッ

恭介「ああ。ありがとう。今日は君と話せてよかったよ」

さやか「…私も。楽しかった。ばいばい」

恭介「ああ…っと、っと」

さやか「!!」

ほむほむ「ホムン!!」ヨジヨジ

恭介「あはは。くすぐったいよほむほむ。身体をよじ登らないで…」

ほむほむ「ホームッ!ホームッ!」ウンショ!ウンショ!

ほむほむ「ホム…」フウ…

恭介「わ、凄いね。肩まで登ってきたよ」

さやか「…」

ほむほむ「チュッ」

さやか「!!!!」

恭介「おっと。はは。ほっぺにちゅーかい?ありがとう。ほむほむ」ナデナデ

ほむほむ「ホムゥ…///」

さやか「っ!!」

ほむほむ「…」チラッ

さやか(…っ!な、なに?こいつ、私の方を、見てる…?)

ほむほむ「…ふっ」ニヤリ

さやか「な…!?」

恭介「ん?どうしたの?さやか」

さやか「い、いや…なんでも、ない…」ブルブル

恭介「そう?…じゃあ、気を付けて帰ってね」

ほむほむ「ンチュー…ホムゥ…///」チラッ ニヤニヤ

さやか「あ、ああ。うん。わかった…」

恭介「あはは。ちょっと、ほむほむ。くすぐったいって。そんな事するとこうだぞ」コチョコチョー

ほむほむ「ホムッ!?ホムホムッ!…ア…ホ、ホム…」

さやか「っ!じゃ、じゃあね!恭介!!」ダッ

バタン

恭介「ああ。またね。さやか」

ほむほむ「…ホム」ニヤ







数時間後
さやかの部屋

ホビャア!ホビャア!ホビャア!

さやか(…あのほむほむ、最後、私の方を見た、よね…?)ゴソゴソ

さやか(…それにさっきのキスと、くすぐられてた時の声。あいつ、絶対に恭介を「そういう目」で見てた…)

ホビャアアア!!

さやか(…間違いない。あいつ、私を嘲笑うような顔してたもん…きっとあいつ、私の恋心も見透かしてる)

さやか「…ほむほむの分際で人間に欲情しやがって。気持ち悪い。しかも私を馬鹿にして。上等じゃん。お前が誰を敵に回したのか、思い知らせてやる」

ホビャア!ホビャア!

さやか「恭介の前で猫かぶって。見てろ。お前の化けの皮剥がして、醜い本性を恭介の前に晒してやる!!」ギリッ

ホビャア!ホビャア!ホビャア!ホビャア!ホビャア!

さやか「で、気味悪がられて捨てられたあんたを、私が拾ってやるよ」

ホビャア!ホビャア!ホビャア!ホビャア!

さやか「…そしたら、こいつらみたく、ううん。こいつら以上に。いっぱい。いーっぱい、可愛がってあげるんだから」

さやか「…時間をかけて」グッ

ホビャ…

さやか「ゆっくりと…」ググッ

ホ…

さやか「たっぷりと…苦痛を与えてやる!」メリ…

メリメリメリ…

さやか「あははは。あははは!!あははははははは!!!!」ブチィ!!

グチャ!!!!


おしまい



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