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ゲスほむ考察

最終更新:

homuhomu_tabetai

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作者:LkZLMD9Bo

239 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/26(土) 22:58:18.99 ID:LkZLMD9Bo



ゲス。


一口でそう言ってしまうと、何と低俗で情けない響きであろうか。
しかし本来仲間思いで純粋、しかも優しいほむほむが一転、尊大で自堕落な性格になってしまうと
こう呼ばれるようになってしまうようだ。
今回は、そんな彼女らの本当の気持ちというものを引き出してみたいと思う。

ここに、一匹のほむほむを用意した。

ほむほむ「ホムンッ!!!!」エサクワセロ!!!!

見ての通り随分威勢がいい。
そこいらへんに居た野良ほむほむを捕まえてきただけなのだが、なかなか今回の実験に適した性格のようである。
さて、まずはこのほむほむを紐で適当な場所に括り付ける。今回はそうだな・・・布巾をかける棒にでも括り付けるか。

キュッキュッ

ほむほむ「ホムァー!!!」ハナセ!!!ジタバタ

素晴らしいな、まさにテンプレ通りの反応だ。
で、これからどうするのかと言うと・・・・・何もしない、このまま放置。
ひたすらこの吊るしほむほむを放置するだけ。


・・・1日目。

といっても今日のことだが。
餌をよこせだの、早く解放しろだの、まどまどと交尾させろだの、いっぱい私に要求してきた。
特に場所が台所の布巾掛けなのでよく顔を合わせてしまうのもその原因の一つだろう。
彼女の要求は深夜まで続いた。多少うるさくても放置できる。独り者の一軒家はこういうところがマイペースに進められていいんだよな。


・・・2日目。

まぁ、初日と何ら変わりない。餌、解放、まどまど。
飼いほむにしろなんてことも言ってきた。
彼女の頭の中は一体、どうなっているのだろうか。ほむほむドッグなんてものがあれば、是非連れて行ってやりたいところだ。


・・・3日目。

餌抜きでよく耐えているものだ。
さらに私を見れば前日までの訴えに加えて、何やら話しかけていた。どうも要求とかでは無いようだ。
もっと注意深く聞けば彼女が何を言っているのかわかるかもしれない。


・・・4日目。

私を見る目が変わった・・・ような気がした。
何だか涙目のようになっている気がしたが、目を合わせた途端にフーッ!!!という威嚇行動をとってきた。
うーむ、まだ彼女の心の奥は見えない。


・・・5日目。

ちょっとグッタリしている?私を見ても、少し頭を上げるだけで、すぐに俯いてしまう。
可哀想・・・そんな感情はあまり湧かない。これが実験だからだろうか?普通の虐待などなら何か感情が湧くのだろうか・・・。


・・・6日目。

とうとう動かなくなってしまった。だが、死んだわけでは無いらしい。
目は虚ろながら、私の顔を確認するために眼球を動かす力はあるようだ。
明日。明日が最終日か。


・・・7日目。

もはや虫の息。最後の言葉を聞かせてくれ、ほむほむ。

ほむほむ「ホ・・・ホ・・・」

ほむほむ「ホム・・・ホムァ・・・」

ほむほむ「ホムゥ・・・・・・・ホム」


・・・逝ったか。これにて実験は終了した。
今回、私は「ゲス」と形容される尊大な態度をとるほむほむの、心の奥。つまり素の彼女たちを調べるためにこの実験を開始した。
普通のほむほむと同じ純真無垢なのか、それともやはり尊大なままなのか、はたまた違うのか。
それを知るためには彼女を極限まで追い込む必要がある。私はとりあえず全てを奪ってみた。

食事・体の自由・コミュニケーション・性欲・・・流石に睡眠まで奪うには彼女の体に手を加えたり、コミュニケーションをとらなければいけなかったので今回は省くことにした。
コミュニケーションを奪う、といっても単に隔離した部屋に閉じ込めるだけでは駄目だ。
『コミュニケーションがとれる相手がいる状況で、コミュニケーションを封じられる』。そういう状況を作り出す必要があった。
私は、この1週間、ただの一言も発していない。つまり、ほむほむの度重なる要求に対し、諫めたり、反論したり、受容したり、叱りつけたり・・・そういったことを一切しなかった。
3日目に私に何やら話しかけていたようだが、あれは恐らく寂しさから少しだけ見せてくれた本来の彼女なのだろう。
目を合わせることまで止めることはできなかった。やはり視界の中にモゾモゾ動く物体があれば見てしまう・・・。まだまだ改善の必要がありそうだ。

そして1週間目・・・彼女はこう言ってくれた。


「やっと・・・お喋りしてくれた・・・」



「ゲス」と呼ばれるまでに尊大な態度や自分勝手な要求をする彼女たち。
もちろん要求内容は紛れも無く彼女たちの意思・欲望に基づいたものだろう。
しかし、本来の彼女はやはり純真無垢であった。あの態度も、あの要求も、もしかしたらただ自分を認めてもらいたかっただけが故の行動なのかも知れない。
性格は人間でも多種多様。それは蟲であっても、ほむほむであっても同じこと。
「ゲス」とは、愛情表現の仕方が分からない、人一倍寂しがりやな一匹のほむほむ。その彼女が見つけた、手っ取り早いコミュニケーション手段なのかも知れない。


・・・と、締めたいところだが先程も述べたとおり今回の実験には穴があった。それに、様々なほむほむのデータを取って初めてこの研究は完成となる。
まだまだ道のりは遠いようだ。



終わり




感想

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  • 優しいとか仲間思いとか一個体では存続できないから仲間というもんに寄生してるだけ
    間違った認識だね
  • で、話しかけることを繰り返すと再びゲスになるわけですねわかります
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