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ほむほむを美味しく食べるまとめwiki
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その2

最終更新:

homuhomu_tabetai

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あれから一週間が経った。
見滝原に腰を落としているほむほむ達の巣や集落、ほむほむ達が居そうな場所、生息できる場所までを隈なく調査した。
その結果見つかったのは希少種とされている個体や、希少亜種と呼ばれる偶然が生み出した個体など、確かに観察するには持って来いだ。
しかし今の僕にはあの時のまどまどが忘れられない。
有機生命体であるはずのほむ種が何故金属らしき手足、それも光学兵器のようなものまで装備している。
これ以上に好奇心を刺激する観察対象は他にいないだろう。あのまどまどの居場所にはきっと人間を超える高度な文明があるかもしれない。

QB「・・・・・・きゅっぷぃ・・・・・・」

期待は膨らむが現実は非常だ。
もう目ぼしい所は全て散策した、別個体を動かしての総動員でだ。
それでも見つからないとなると見滝原の外に居るかもしれない。
しかもほむ種は全世界に生息している以上、あのまどまどだけを特定して探すのは骨が折れ・・・るだけならまだマシか。

QB「・・・これが絶望か」

そもそも情報の一つも無い物を手探りで探すのは無謀というものだ。
とぼとぼと足取り重く歩いていると、生命の誕生場所とは全く関係の無い場所、しかも金属ゴミばかりでとてもほむ種の住む場所とはかけ離れているスクラップ処理所に着いていた。
金属のほとんどが錆びていたり、所々欠陥があったりしたものが野ざらしにされ、未だに処理が追いついていない現状だけが目の前に広がる。
それに比べあのまどまどには、まるで酸化とは無縁の金属光沢のする手足が備わっている。そもそも金属なのかどうかも不明だけど。

QB「もしかしたら人間が創った100%機械のロボット・・・ないない」

まず光学兵器が搭載されているし、それ以前にほむ種の大きさであんな力を発生させる事自体が今の人間には不可能というもの。
そもそもあのまどまどの目は生き生きとして生命力溢れる生き物の目をしていた。

QB「悩んでても仕方ないし、そろそうわ!?」

スクラップで埋め尽くされている筈の足場が崩れ、そのまま1m位落ちてしまった。
これが架空の話とかだったら、そこには見た事もない景色が広がっているだろう。僕の目の前にか大量のスクラップがあるだけ。

ほむほむ?「ホム・・・」

金属の手足を付けているほむほむはスクラップじゃないから例外ね。

QB「いやええぇぇぇええぇえぇえげふげふ」

ほむほむ?「ホム?!ホムムムム!!」

QB「ちょま?!撃たなぐはぁ」


QB「いやまぁ・・・目の前で叫ばれたら誰だって吃驚するよね」
などと悠長な事を言ってる場合じゃない。
目的の対象ではなかったが恐らくあれもあのまどまどと同じほむ種だろう、手足の形状は全く違ったけど。
あのほむほむは足が肥大化しておりは光学兵器ではなく実弾のバズーカを使っていた。どうやら通常のほむ種同様、個体によって使用する武装が異なっている様だ。
何はともあれ、少し違うが遂に探し求めていたほむ種を見つけることができたのだ。もし感情があったらきっと踊っているだろう。
さっきの落ちた穴に戻り、特別に用意したボディをしようしていざ侵入・・・あ

QB「あの巣に忘れてきた」

よほど集中してたらしい、一週間もの間全く気が付かなかったのだから。もうあの個体は食べられているだろう。
仕方なくこのままで侵入するとしよう。少し狭いがそこは我慢だ。
しばらく動いていくと、少し開けた所に出た。あちらこちらに切断された後がある。ここらに住んで居る事は間違いないだろう。しかし肝心のほむほむが居ない。

QB「せっかく手がかりを見つけここまで来たのに・・・ちくしょーーー!!!」

ヤケクソになって暴れまわる。

QB「きゅべーーー!!きゅべーーー!!きゅごはぁ?!」

右の耳毛に爆撃を受けた、何かと思いきや振り向いてみると、あちらこちらに金属の手足を付けたほむ種が群れを成してわらわらと動いていた。

QB「むぃ~つぅ~くぇ~つぁ~!!」

ほむほむ?「ホム、ホムムム!」

さっきとは違う形状の手足のほむほむが指揮を取るように銃を向け、それを合図に後ろからまどまどとまみまみが現れ、銃口を向ける。

まみまみs?「「「ティロ、マミミ!」」」

まどまどs?「「「ウェヒヒ!」」」

QB「あれ?!同じ個体なのに全然形がちがぐふうぇあ」

容赦ない銃撃を食らい撤退を余儀なくされた。
ビーム光線銃も混じっていたらしく体に幾つか穴が開いてしまっているが探索に支障は出ていない為、しばらく続行することにする。
途中、さっきの死体を発見し回収作業をしていると、近くからほむ種の鳴き声と銃撃の音が耳に入る。
何かと思いスクラップをかき分け除いてみると、何とほむ種同士の戦闘が行われていた。

QB「おお!これは凄痛い?!」

流れ弾である。
戦闘は人間が行うものよりもかなり小規模なものだが、迫力は凄まじいものであった。
肥大化した肩のバーニアで無理やり飛行を行い三本指の手からビームを発射しているほむほむや、同じ形状の手足を持つまみまみの使用している肩の砲撃武装を奪い自分の肩に装着して使用している大剣を持っているさやさや。巨大な大砲にケーブルで接続された片方の肩にスパイクをもつまどまどとそれを担ぎ撃とうとしている同じ形状の手足のまみまみなど、人間では絶対に出来ないであろう芸当で戦っている。

まどまみ?「「ティロフィナーレ!!」」

QB「あ・・・」

一度地上へ戻り体を新調した。決して巻き込まれたわけではない、穴だらけでは恰好がつかないからだ。
しかし体を張った甲斐があり収穫もそれなりにある。
まず、あのほむ種は同じほむほむ同士でも全く違う形状の手足をしている事、又違う個体でも同じ形状の手足をしている。
次にほむほむ達が使っている武器。あれは何らかの互換性があるらしく、相手から奪って使用していたり、自分のを仲間に渡したりすることができるらしい。
その際、ビーム光線銃は使用出来る個体と出来ない個体がいたりと手の大きさが合わず持つ事が出来なかったりと、便利なのか不便なのか。
最後に手足の形状だ。手や足の形状は、手そのものが砲門になっていたり足がキャタピラだったりと、通常のほむ種とは違い人型以外の個体も存在していた。
他にも、背中に背負い物をしていたりと色々な個体が存在する。
だが、今日見た全ての個体に共通するのは、全員目が死んでいる事である。
だが結局、あのまどまどは見つかることは無かった。

QB「ふぅ・・・少し休憩しよう」

焦る気持ちを抑え、スクラップ処理所の近くにある木の陰で休憩する事にした。

QB「けどあのほむほむ達は一体・・・」

「ホブブホブ?」シリタイカネ?

QB「うわぁ↑?!」

突如木の生えてる方向から声がした。あの鳴き声はほぶほぶのものだが、キョロキョロと辺りを見回すが何処にもその姿は無い。

「ホブホブホブ、ホブブ、ホブブホブ」ドコヲミテル、ココジャ、キノアナノナカジャ

QB「へ?、木の穴」

よく見ると木の根の間に穴が開いている。ちなみに言葉が分かるのはインキュベーダーの科学力で成せる事だ。決してまどかによる強制ほむほむ語講座の影響じゃない。
中を覗き込むと、中が暗くて良く見えないが苔の生えた缶の上に座っているようなほぶほぶがいた。

ほぶほぶ?「ホブブホブブ」ハジメマシテ

缶ごとゆっくりこっちに向かって動いてきた。

QB「なん・・・だと・・・」

ほぶほぶは缶に座っていなどいなかった。缶の様な筒状のホバー装置だったらしい、手も明らかにメカメカしてあのスクラップ場にいたほむ種の仲間の様だ。

ほぶほぶ?「ホブホブボーブブホブボブブホブブ」ワタシハゴセダイメノモビルホムデス

QB「も・・・モビルほむ?」

モビルほむ。どうやらあのほむ種の通称の様だ。

QB「えと、5世代目って事はここには以前かほむほむが生息していたのかい?」

モビルほぶ「ホブブ、ホブホブブホブホブ、ゴシュジンサマホブホーブブ」イイエ、ワタシタチハノセンゾハミナ、ニンゲンニカワレテイタソウデスジャ

QB「じゃあ・・・ここにいるほむほむ達は・・・」

モビルほぶ「ホブッホブブブ」ゴサッシノトオリ

ほぶほぶの話をまとめると、ここには元々ほむほむは居なかったらしく、その全てが人間に飼われていた飼いほむだったらしい。
いい加減な飼い方のせいでほむほむ病に罹ってしまったほむほむや、虐待され、手足を奪われたほむほむ達であった為、文字道理「欠陥品(スクラップ)」としてここに捨てられていったそうだ。
食べる物も無く、病と空腹で苦しむ日々が続き、それと共に人間に対する恨みも募っていったそうだ。
そして遂に空腹が限界を超えたほむ種は、周りにある機材を食べ始めたらしい。当然の如く体を壊したり腹痛を訴えたり、時には死に至るほむ種もいたが、それでも食べ続けたそうだ。
ほむ種の適応能力はとても高く。世代が変わる度により強くより強靭になる為に進化を行い、金属を食べれるようになり、体が金属の手足を生成できる様になった。
しかし進化を急いだ結果、有機体の体に金属の手足では拒絶反応が起きてしまい、人型の形状よりも構造が単純なタンク型や、ほぶほぶのホバー装置やロボットアームなどが主流だったそうだが、7~8世代目でそれは無くなったそうだ。

QB「じゃあ今でも拒絶反応が?」

モビルほぶ「ホブ、ホブホブホブ」ハイ、タマニデスガ

人間の勝手で捨てられ苦しんだほむほむ達が、命がけで生き残り今に至るそうだ。もし人間がこれを発見したら新種だのなんだのと騒ぎ出すんだろうな。

QB「それにしても凄いね」

モビルほぶ「ホッブッブ、ホブブホッブホブホブブホブ」ハッハッハ、ジツハモットスゴイコトガアルンジャ

そう言って、さっき戦闘があった所に連れて来られた。
戦闘は終わっているが、一匹のさやさやが取り残されていた。

モビルほぶ「ホブブブホブブホブホブホブブ」アノコノブソウヲヨクオボエトクンジャゾ

武装ね・・・両肩にスパイクを装備して、右腕には鞭、左手は指が機関砲になっているみたいだね。近くに盾があるけどきっとあのさやさやの物で間違いないだろう。

モビルさや「サヤ・・・サヤ?!」

辺りを見回しても誰もおらず、自分が取り残された事に気づいたようだ。

モビルさや「アタシッテ・・・ホントバカ」

しばらくして、スクラップをかき分け自分が入れる十分なスペースを見つけてるやいなや内側から周囲を密閉し始め、やがて繭の様な楕円系の形になりその中に閉じこもってしまった。

QB「これは一体・・・」

モビルもぶ「ホブホブ」シンカジャ

QB「進化?!」

モビルほぶ「ホーブホブホブホブブッホブ」トオカモスレバヨリツヨクナッテデテクルジャロウ

QB「10日で?!」

ほぶほぶの話によると、群れや仲間から外されたりした8世代目からのモビルほむは自律的に強く進化するそうだ。今は大体12世代が多いそうだから問題は無さそうだ。
手足の構造や武装等をより強くし一人でも充分な能力を手に入れるらしい。

QB「それで強くなってまた群れるんだね」

モビルほぶ「ホブブ」イイヤ

QB「え?」

モビルほむの群れのほとんどが、弱者が集まって補い合ってるだけらしい。その為群れで武装の統一などを行い、出来る限り群れから外されないようにするそうだ。
だが仲間思いな所はまだ残っているそうだ。でなければさっき僕が見た戦闘で巻き添えを食らった大砲は、二匹で運用するようなものだからだ。
だから今さやさやがやっている事は、これからずっと孤独でいる為の進化といってもいいくらいだ。

モビルほぶ「ホブホブホブッブホブブ、ホブブホブホブ」カスカニノコッタココロデ、ヨワイモノハムレヲナシ

モビルほぶ「ホブブホブ、ホブホブホブブホブブホブホブ」ツヨイモノハ、チカライガイヲスベテステル

QB「そんなの絶対おかし・・・」

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!」

突如繭から絶叫が響く。ほぶほぶが言うには、大量の金属を取り込んだ後、今までの手足を外しより高性能な物に取り換える急激な進化を行っている為、激痛が体全体に走ってるそうだ。

QB「こんなのってないよ・・・」





それから絶叫は8日目でようやく収まった。
それから2日が過ぎ10日経った夜明けの時間。
繭から剣の切っ先が飛び出し、そのままばらばらに切り裂いてしまった。
手にはさっきの剣を折りたたんで折り、背中から緑色の光の粒があふれ出ている。

モビルほぶ「ホブブホブッホブブ」シンカガオワッタヨウジャ

以前とまるで比べものにならないような威圧感、そしてあのさやさやの目は作り物のように空っぽになっていた。
余談だが、進化を終えたモビルほむは一切鳴かないらしい。何か寂しいような気もするよ。
再びあの木の下に戻ってくると、10匹位のほむほむの群れが待っていた。

QB「ほぶほぶ、この子達は?」

モビルほぶ「ホブホブホブブホブホブホブ」ワタシノオハナシヲキキニキテクレテルノジャ

このほぶほぶは、ただここに居る訳じゃないそうだ。
ここで起こった事を記録し、後の世代に伝える為にこうした観察を7世代ずっと続けているらしく、今はこうしてこのほむほむ達の仔に、ここであったお話などをしているそうだ。

仔まど「ミャロホブホブ、ティヒヒミャロミャロ?」ネェホブホブ、ツギハドンナオハナシナノ?

モビルほぶ「ホブブ・・・」ソウジャノ・・・

QB「あ、そうだほぶほぶ」

あのまどまどの事をすっかり忘れていた。このほぶほぶならきっと知ってるだろう・・・剛腕剛脚で、仲間思いの、生命力あふれる目あをした
のまどまどを。

モビルほぶ「ホブッホブッホブ」ハッハッハ

笑われた。
いくらモビルまどでもそんな武装をする筈がないそうだ。
そもそも目の時点で在り得ないと言われた。

モビルほぶ「ホブッホブホブホブブホブブホブ」ヨカッタラハナシヲキイテイクカイ?

QB「それはこの仔達に話してあげなよほぶほぶ」

話を聞きたいのは山々だが、僕にはまだやる事がある。それに気になる事もある。

QB「じゃあねー」

「ミャロー、ホミュー、マドォー、ホムゥー、ホブゥー」

もしも、モビルほむ種が、かつての心を取り戻したらどうなるのか。ほぶほぶにもこの事は分からないらしい。
これはあくまで推測だげど、あのまどまどはきっと心がある。モビルほむが孤独という絶望で進化するとすれば、きっとあのまどまどは希望で進化した姿なのかもしれない。

QB「ひとりぼっちは、寂しいもんね・・・」





時間はワニの白骨化ニュースが放送された朝に巻き戻る。

まどタイタス「マドド」タダイマ

「ただいまじゃないだろ、誰かに見られたらどうするんだ」

さやクアンタ「サヤ、サヤヤサヤ」ソノタメニワタシガムカエニッタ

「・・・誰にも見られてないからいいか」ヴヴヴヴ

「メール?」


re:上条
早くしないと遅刻だぞ中沢













中沢「ってやべ、急がねぇと!」

まどタイタス「マドドゴシュジンサマ」イッテラッシャイゴシュジンサマ

さやクアンタ「サヤ、サヤヤ」イッテラッシャイ

中沢「あぁ、行ってくる」



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