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仔ほむをきれいにするよ!

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homuhomu_tabetai

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作者:n5dKcg630

214 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/07/24(火) 03:46:36.00 ID:n5dKcg630


「ちっ…結局こいつ、朝まで起きなかったし…せっかく餌やったのに…餌が傷み出したじゃないか…」

「…」キゼツチュウ…

「…仕方ないな…ジョッキをきれいにするか…こいつも汚れちゃったし、洗ってやるか…」ザルニナガシコミ…

「…ホ…ホミ…?」

「水を出して…と」ジョババー…

「ホミッ!?!? ホミャミャーッ!!!」バシャバシャ…

「おっ!起きたか。今きれいにしてやるからな。」ザル、ワシャワシャ…

「ホミィィィィl!!!! …ホ…ホ…ホミャアアァァァァーッ…!!!」ゴロンゴロン…

「…もういいか…それじゃ…」ヒョイッ…

「…ホミッ…ホミーッ…」ゼハゼハ… ブラーン…

「んー…ジョッキ全部使ったな…仕方ない…ちょっとこれに入ってろ…」ズンドウニ、ポトン…


「ホミャッ!?!?」ポテーン

「…ホミャッ!!! ホミャッ!!!」ピョンピョン…


「またやってるのか…元気なのはわかってるからもうアピールしなくてもいいぞ!」スタスタスタ…


俺は仔ほむをキッチンに置いて…タコ糸を持って帰ってきた。


「…長さはこれぐらいでいいか…そしたら仔ほむを…」ヒョイッ…

「…ホミュ-…ホミュ-…」ゼェゼェ… ブラーン…

「…こいつの胴に解かれないように結ぶ…よし!」

「…ホミュ-…ホミュ-…」グテー…


仔ほむは空腹と疲れでなすがままになっている。俺は結んだ糸の反対を持ち、仔ほむを持ち上げる。


「…ホミュッ? ホミュホミューッ///」…オソラトンデル/// ブラーン


そのままリビングに行き、部屋の真ん中に立ち…勢い良く仔ほむを回しはじめる。


「ホ…ホミャアアアアアアアアアアアァァァァァァァァーーーーッ!?!?!?!?!?」グルグルグル…

「こうすると早く乾くから、ちょっと我慢しろよ。」ブンブンブン…

「ホミャアアアアアアアァァァァァーッ!!!! …ホミョオオオオオオォォォォォーッ!!!!!!」グルグルグル…

「…そろそろいいか?」


俺は回転する紐を、そのままの勢いで自分の腕に巻きつくようにする。

グルグルグル…
「ホギョ!?!?!?」グキッ…


巻きつけられて仔ほむは俺の腕に背中を打ちつけた…。うん、乾いたようだな。


「…ホヒッ…ホヒヒッ…」フラフラ


俺は腕から糸を外して、端をテーブルの足にくくりつける…
仔ほむはジョッキから出たのが初めてなので、遠くに行こうと歩き出すが…すぐに倒れこむ。


「…昨日のビールが今頃になって効いてきたのか? 酔っ払いみたいだぞ。」

「…ホミャラー…ホヒー…」フラフラ…ドテッ… フラフラ…ドテッ…

「お前の家を洗ってくるからな。待ってろよ。」スタスタスタ…

「…ホミャー…ホミュアー…」フラフラ…ドテッ…ピクピク…


・・・・・・・・


「フンフンフン♪ …さすがにジョッキは回せんからな…乾くまではあのままだな。
 あいつじゃほどけないから大丈夫だろう……ん?」バシャバシャ…


俺はジョッキを洗いながら…何気に昨日ほむほむ達が入ってきたであろう窓を見て…その向こうの庭に何かあるのに気づいた。


「…なんだあれ?…ダンボール箱か?あんなのあったっけ?
 …そういやこの間、風が強かったから飛ばされてきたのか?」キュッ

三日ほど前が強風だったのを思い出す。その時に飛ばされてきたんだろう…。

「…汚い箱だな…あのままにしとくのはイカンな…」

俺は窓を開け、外履きサンダルをつっかけて箱に近づいた。…箱の横には小さな穴が開いている…。

「…穴?…自然に開いた穴じゃなさそうだな…。きれいにアーチ型になってるし…。」

そっと持ち上げてみる…思ったより重量がある…。振ってみる…すると…。


「…ミャッ!?!?!? …ミャロローッ…!?!?!?」


「うわっ!? …なんか入ってるぞ!?」ビックリ!!


俺は箱を地面に置いて…様子を見る…しかし、箱からは何も出てこない…声も聞こえなくなった。

「…開けてみる…か…」ドキドキ…

ダンボール箱の上のガムテを剥がし…ゆっくりと箱を開けると…中にはパスタの欠片や魚の骨、わけのわからない虫(?)の死骸に…布切れなどが入っていた…。


「うぉう!!なんだこれ!? …ゴミばっかりじゃねーか…ん?」


そう俺が思った時、ゴミが動いた…。


「うおっ!? なんだなんだ…なん…お!?」


驚いて見ていると、ゴミの中からピンクの何かが出てきた…。しばらくすると、そのピンク色は仔まどだとわかった。


「…ミャローッ…ミャッミャッ!!!」ペッペッ…

「…えーと…」

「ミャロッ!?!? …ミャロミャローッ!!!」ペタン…ブルブル…

「…んー…」

「…ミャロロー…」ブルブル…ジョワー…

ガシッ!!
「ミャッ!?!? ホミュラチャーッ…」ブラーン…


「ラッキー!! こいつをあいつの番にしてやるか!!…俺…子ども大好きなんだよ~…」

「うんうん…成長具合もあいつと同じぐらいだしな!!
 …お前も親が居ないみたいだし…俺が飼ってやるよ!! よしよし…」ナデナデ…

「ミャローッ!!! ミャローン!!!」イヤイヤ… ポロポロポロ…

「しかし…あいつもこいつも…まだ子どもなのに…親はどうしたんだ!?
 …まぁ…自然界は厳しいらしいし、それは仕方ない事かもしれないな…」

「よしよし///…お前も汚ねーな…よし、きれいに洗ってやるからな!」

「…ミャドカァ…」ブルブル… ポロポロポロ…

「おっと、この箱は処分しないとな!…明日はゴミの日だから出しとこう。」


…そうして俺は箱をゴミ置き場に置いて、仔ほむと同じように仔まどをきれいに洗ってやり、乾かしてやることにした。


・・・・・・・・


さっきまでぐったりしていた仔ほむは、仔まどを見ると起きあがって元気に鳴き始めたが…。


「ミ…ミャギョオオオオオオオオオォォォォォーーーーッ!?!?!?!?!?」グルグルグル…
「ミャロカァアアアアァァァァァーッ!!!!」ポロポロポロ…


乾燥を始めると悲鳴を上げて泣き出した…忙しいやつだな…。

グルグルグル…
「ミャドッ!?!?!?」グキッ…

「ホミュミューッ!!!ミャロカァー!!!  …ホミョッ!?」トテテテ…ズザァ…

「…紐の長さしか動けないからなって…遅かったか…」

「…ホミッ…ホミミー…」エグエグ…

「…。とりあえずお前もこれに結んどくか…。」

「…ミャロ…ミャ…」グテー…


仔まどの紐を同じテーブルの足に結んでやると、仔ほむは急いで仔まどに走りより…ペロペロなめ始めた。


「ホミュー…ミャロカー…ホミュミュン」ペロペロ…
「…ホミュラチャ…ミャロ…」グッタリ…

「それは舐めても腹は膨れんぞ。そいつは餌じゃなくてお前の番になる仔まどだぞ。」

「ホミュッ!?!? ホミューッ!!!」イヤイヤ…ブンブン

「気に入らないのか?わがまま言うな! 飼ってやって番まで世話してやる飼い主なんてなかなかいないぞ!」

「ホミュミューン!!! ホミューン!!!」ブンブンブン

「…しばらくしたら慣れるさ!お見合いみたいなもんだ!
 無理やり親が結婚を決めて、最初は嫌でも…やることやって子どもが出来たら後はなるようになるしな!」

「…って…連れが言ってた…。…ちくしょー!!…俺は!俺はー…!!」ジダンダジダンダ…


・・・・・・・・


「…ハァハァ…取り乱しちまったな…。」

「ミャロカァ…」ペロペロ…
「ホミュラチャ…」ペロペロ…


何事も無かったかのように二匹はお互いを舐めている…。お! 気に入ったようだな…。

「お互いに気に入ったようだな!んじゃ、めでたく番になったということで…「ホミュホミューッ!!!」ブンブン 「ミャロローッ!!!」ブンブン


「…なんだよ…あんなに仲良さそうだったのに…あ!腹減ってるからか? 結局なんも食ってないからな!」

「ちょっと待ってろよ!…なんかあったっけ?」スタスタスタ…


「ホミュン…」ポロポロポロ… 「ミャロン…」ポロポロポロ…


・・・・・・・・


「待たせたなっ!!…柿の種しかなかった!!ほら食え!!」ザラザラザラー

「…ホミュ?」「…ミャロ?」

「それじゃ俺は仕事に行くからな!それとトイレはその新聞紙の上にしろよ! 他のところでやったら…とーちゃん怒るからなー!」

「おわっ!?遅刻するー!!」ダダダダ…ガチャン!!


「ホミャ…」カリッ 「ミャロ…」カリッ

「ホミャホミャホミャ…」モキュモキュ… 「ミャロミャロミャロ…」モチャモチャ…

「…」「…」



「ホミョオオオオォォォォォーッ!!!」キャライーッ!! 「ミャロオオオォォォォォーッ!!!」オミジューッ!!

「ココジャニャイーッ!!!」オミジュナイヨー!! 「モエアガリェーッテカンジーッ!?!?」ナジェーッ!?



「終わり」


とりあえず…このシリーズ、続くかもです。
ちなみに男は少し天然です。仔ほむと仔まどは姉妹ですが…男はそれを知りません。
昨日男が料理したほむまどは、この姉妹の両親でした。


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