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硫さや男

最終更新:

homuhomu_tabetai

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作者:pzr8c+ij0

758 名前:初投稿につきスレ汚し失礼します[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 21:02:22.11 ID:pzr8c+ij0



とある廃屋に、貧乏だけれど幸せに暮らすほむほむとまどまどの番がいました

ほむほむ「ホムッ!ホムゥゥゥ!!マドカァー!!」イチャイチャ
まどまど「ホムラチャン!!マドマドォー!!」イチャイチャ

このほむほむは以前人間に虐待され、両目が潰されてしまっています

まどまどが近くの森でドングリや食べられる草を採ってきたり、時折町まで遠出してこそこそと残飯をかき集めてくることで、なんとか生活をしていたのです

ほむほむ「マドカァー////」ホッコリ
まどまど「ホムラチャン////」ニッコリ

今、ほむほむはおなかに子を宿しています
二匹は新しい家族が誕生する時を楽しみに暮らしていました

しかし、そんなささやかな幸せは、何の脈絡もない突然の不幸によって砕かれてしまったのです……

バンッ!!

ほむ&まど「ビクッ!!」ナニゴト!?

硫さや男「ハハハハハー!!貴様らを幸せになんかするものかー!!」ブシャァァァーーー!!

突如廃屋に侵入してきた男はそう叫ぶと、手にしたシャワーから勢いよく謎の液体を二人にふりかけました

ほむほむ「ホムゥッ!?ホ、ホムゥゥゥゥーーー!!」ギャァァァー!!
まどまど「ホムラチャン!?マ、マドォォォ!!マドォォォ!!」ギャァァァー!!

男が浴びせかけてきたのは、猛毒を持つさやさやの体液を化学変化させた危険物・硫さや酸でした

硫さや男「ハハハハハー!!ハハハハハー!!」ブシャァァァーーー!!

ほむほむ「ホビャァァァーーー!?マ、マドカァァーーー!!」ノタウチ
まどまど「ウェヒィィィーーー!!ホ、ホム、ホムラチャァァァーーーン!!」ノタウチ

硫さや男は狂ったように高笑いをあげながら、シャワーを振り回して二匹の愛の巣を壊します
生まれてくる子供の為に作った、簡素ながらも愛情あふれるおもちゃの数々を、振り払うようにして廃材のテーブルから叩き落す硫さや男

まどまど「マ、マドォォォ!!マドマドォォォ!!」ヤメテェ!コンナノッテナイヨ!
ほむほむ「マ、マドカァァ!?マドカァァァ!!?」ナニガオキテイルノ!?

硫さや男「ハハハハハッ!!ハァァッ!!」ブンッ!

まどまど「ウェヒィッ!!」イタイ!!

必死に男へ縋り付くまどまどでしたが、男はその横っ面を容赦なく張り飛ばします
そしてオロオロと辺りを這いずるほむほむに目をやると、その長い髪を掴んで持ち上げました

ほむほむ「ホムゥゥ!?ホ、ホムゥゥゥー!!」イタイイタイカミガァッ!

硫さや男「ハハハハハッ!!お前を硫さや風呂に入れてやろう!!」グイグイ

まどまど「マドォ!!ホ、ホムラチャン!?」ナニスルキ!?

硫さや男はほむほむをぶら下げたまま部屋の隅へ向かうと、置いてあった古いバケツに硫さや酸を放出します
そしてバケツの中に勢いよくほむほむを放り入れたのです!

ほむほむ「ホ、ホビャァァブクブクブクゥゥゥゥーーー!!?」イ!?イヤァァァーーー!!
まどまど「ホムラチャァァン!?ホムラチャァァン!!」ダメェェ!!ヤメテェェ!!

硫さや男「ハハハハハッ!!どうだ?硫さや風呂の湯加減はぁ…!!」ブシャァァァーーー!!

ほむほむ「ホブクブクブクゥゥーー…!」マ…マド…マドカァ…
まどまど「マドマドォ!!ホムラチャン!!マドォォォ!!」ヤメテェ!ホムラチャンガ…アカチャンガァ!!

まどまどは半狂乱になりながらも全身全霊の力を込めて男へ体当たりを仕掛けました
しかし男は造作もなくまどまどの腕を掴むと、肩が抜けるほどの勢いでその矮躯を持ち上げ、バケツに投げ込みます

硫さや男「どうだ?お前も硫さや風呂に入るかぁ…!?」ブンッ!

まどまど「ウェヒィッ!?ウェヒィィヤァァァーーー!!」ギャァァァー!!ア、アツイ!イタイィ!
ほむほむ「ブクブク…ホ…ブクブクゥゥゥ…」マ、マド…カァ…!?
まどまど「ウェヒィブクブクブクゥゥゥゥゥーーー!!」ホ、ホムラチャン…!

錆びついたバケツの中でもがくようにのたうちまわる二匹に対し、男は追い打ちをかけるように上から硫さや酸をふりかけます

硫さや男「ハハハハハー!!二匹で一緒に地獄へ行き、見えない眼でお互いを探り当てるがいいっ!!」ブシャァァァーーー!!

ほむほむ「ブク…ブク…ブ…ク…」マ…ド…
まどまど「ブクブクブクゥゥ…」ホムラ…チャン…!

何故自分たちがこんな仕打ちを受けるのか、最期まで二匹にはわかりませんでした

末期の時に感じたのは、ただ激しい苦痛だけ

互いの姿も声もわからぬままに、さっきまで幸せだった番は何の理由もなくこの世を去るのでした……

the END




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