お家ができたよ!

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homuhomu_tabetai

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作者:Vej3YbkH0

82 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/07(火) 09:55:35.75 ID:Vej3YbkH0


「…あれ?…そういやこいつら…紐を結んでないのに…逃げようとしないな…」モグモグ…

「ホミャア///」モキュモキュ///「ミャロン///」モチャモチャ///

「…逃げるかと思ってたんだが……そうか!?…俺の優しさが解ったんだな…」ウルウル…

「ホミャ?」「ミャロー?」クビカシゲ


二匹は俺の顔を不思議そうに見る…うんうん…お前らは…俺の子供達だぞ!…俺は感極まった…。


「お前ら~~~~!!!!」ガシガシッ!!

「ホミョッ!?!?」「ミャロッ!?!?」ジタバタジタバタ…

「ありがとなっ!!!…大事にしてやるからな…ホントの親と思ってくれてもいいぞ!!」グスグス… スリスリ… グググッ!!


「…ホ…ホミョッ…ミョッ…」パク…パク… エレレー…

「…ミャロッ…ローッ…」パク…パク… エレエレー…


「…ん?…なんか顔についた…」…ベチョ…


「…ホ…ミャ…ア…」ピクッ…ピクッ…

「…ホ…ミュラ…チャ…」グテー…


「ああっ!?またかーっ!!どうしていつも気づいたら、気絶してんだよー…」ブンブン…

「…もう起こすの…めんどくせーな……そうだ!!起きないうちに…こいつらの家を組み立てといてやるか!…起きたら驚くかなぁ…///」

「…危なくないように…こいつらを机の上に乗せてと…」ヒョイヒョイッ

「…」「…」プラーン…プラーン… ポテポテ…

「よし…んー…全部持ってくるか…」スタスタスタ…


・・・・・・・・・・


玄関に向かい、置きっぱなしにしていたモノを持ってリビングに帰ってくる…まだ二匹は起きていない様だ…。


「とりあえず…要る物とそうじゃないものを分けるか…」ガサガサ…

「…これは…飼育ケージ…。これは…おもちゃ。…んー…ん?…なんだこれ?…こんなの買ったかな?」ガササ…


俺は買ったモノを入れている袋の中に見慣れない黒い箱を見つけた…出してみると『サービス品』と書いたシールが貼ってある…。


「…サービスか…中はなんだろ?」カパッ


箱を開けると二重になっていて…一枚の紙が入っていた…読む…。


「なになに…『このたびは、ほむ飯セットをご購入ありがとうございます。どなたでも簡単に作れるようにしてますので、こちらをお使いください』…なんだ?」

「…うーん…まあいいか…この二重蓋も開けてみるか…」グイッ…カパッ


二重蓋を開けると何か入っている…引っ張り出すと…それは専用の木の台に大の字にくくりつけられている…ほむほむだった…。

ほむほむはぐったりして動かない…眠っているようだ…僅かに胸が上下しているのがわかった…。


「…ほむほむか…そりゃ、ほむ飯はほむほむで作るから当たり前か…わざわざ捕まえに行かなくてもいいようにしてくれてるのかぁ…」

「それに…逃げないように固定されてるし…発情させやすいように先に股を開かせてるのがいいな…これは楽だな…」

「よし!今日のつまみにしよう!…えーと…『要冷蔵』か…入れとくか…」スタスタスタ…


・・・・・・・・・・


ホミューミャロー

再びリビングに戻ると、机の上で仔ほむと仔まどが目を覚まし…お互いを舐めあっていた…。


「…ホミャホミャ…」ペロペロ…

「…ミャロロー…」ペロペロ…


「あ!?お前ら…起きちゃったのか…せっかく驚かしてやろうと思ったのに…」スタスタスタ… 


二匹は舐め合うのを辞め俺を見たが、すぐにまた舐め合いだした…やっぱり逃げようとはしない。


「無視すんなよ~……まぁいいさ…見たらお前らも…絶対喜ぶはずだから…」


俺は家が入った箱を開け…中身を出した。…しかし…箱の中にいくつも家が入ってるなんて…なんてお得なんだろうか…。


「よーし!始めるぞー!」パカパカ…ギュッ…「…完成!!」ドン!!


「ホミャ?」「ミャロ?」


折りたたまれた壁を立て、組み合わせると簡単に出来た…うん…我ながら良い出来だな…。


「ほら!お前らの家だぞ!…どうした!?入ってみろ♪」

「…ホミュー…?」「…ミャロ…?」

「遠慮すんな!ほらほら♪」


顔を見合わせる二匹…やがて仔ほむが家に近づいた。


「…ホミュン…」オソルオソル…

「…ホミュラチャ…」オロオロ…

「ほらほらほらほら♪…さぁ早く入れよ///」ウズウズ…

「……ホミュン!!!」ダッ!!


仔ほむは意を決して中に入った…しかし…。


「…ホミャ?…ホミャミャ?……ホミャーッ!?!?」


悲鳴を上げてしまった…それを聞いた仔まどが慌てて後に続く…。


「ホミャラチャーッ!?!?」トテテテ…


そして…。


「…ミャロッ?ミャロロッ!?!?…ミャロオーッ!?!?」


…仔まどまで悲鳴を上げてしまった…。えっ!?えぇっ!?!?…どういうことだ?


「どうした!?なにがあった!?」バリバリバリッ!!


俺は合わせた屋根を開いた…そこには…。


「…ホミ…ホミミ…」ジタバタ… ベタベタ…

「…ミャ…ミャロー…」ジタバタ…ベッタリ…


…粘着にくっついて…暴れている仔ほむと仔まどが居た…。


「なんじゃこりゃー!?!?おぃいい!!お前ら大丈夫かーっ!?!?」グイー…

「ホミャアアアアァァァァァーッ!!!!!!」ベッチョー…

「剥がれん…お前はどうだー!?!?」グイー…

「ウェヒヒヒヒヒィィィィィーッ!!!!!!」グニョー…

「こっちも剥がれんな…指がベタベタになった…どうしてこうなった……ん!?」ガッ!!


俺は家が入っていたパッケージ箱をちゃんと見る…さっきは早く喜ばせたくて…きちんと見てなかったのだ…。



「なになに…

 『新・ほむほむホイホイ…以前の製品と比べ粘着力アップ!!ほむほむの警戒心を減らし驚くほどよく入る(※当社比)改良型です…』

 …だとっ!?」



「…ホミャー…」「…ミャロロー…」ジタバタジタバタ… エグエグ…


「……えー……と…」タラー…


「…ホミュ…」「…ミャロ…」ジタバタジタバタ…


「…どうしよう…かな…」ソワソワ…


「…ホミ…」「…ミャ…」ジタバタ…ジタ…バタ…


「…ほむ飯でも…作ってくるか…」スタスタスタ…



「…ホ…」「…ミ…」ジタバタ…ジタ…バ…タ…



「終わり」



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