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夏休みの思い出

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homuhomu_tabetai

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作者:Zu1OtVNgo

288 名前:夏休みの思い出[sage] 投稿日:2012/08/10(金) 09:28:32.45 ID:Zu1OtVNgo


少女「ほむほむ?」

俺「うん、この辺にはたくさんいるんだよ」

少女「見たい見たい!」

俺「今から探しに行ってもいいけど・・・ちゃんとお母さんにも言ってきなさい」

少女「はーい」トタタタ


少女「・・・・あのね・・・」

母親「えー・・・ちゃんと言うこと聞きなさいよ・・・・」


トタタタタ

少女「いいって!」

母親「ごめんね、せっかくの休暇なのに」

俺「いいよ姉ちゃん。どうせ暇だし。
  姉ちゃんも昔は、ほむほむ捕って食べてただろ?」

母親「あー・・・そんなこともあったわねぇ。
   まぁ、気を付けていってらっしゃい」

少女「はーい」


夏休み。今年で6歳になる姪っ子も長期休暇を満喫しており、母親である姉はたまにこうして実家に連れてくるのだ。
理由は簡単。俺の母親・・・姪からすれば、お婆ちゃんか。それがお目当てなのである。
これだけ元気な姪っ子だ。一人で見るのが大変だということは、結婚はおろか彼女すらいない俺にだってわかる。


そうこうしているうちに、草むらに着いた。


少女「ほむほむどこ?」

俺「だいたいこういう草むら付近にいるんだよ。見てろよ・・・」ガサガサ・・・


ほむほむ「ホムッ!?」


俺「いたいた、こいつだよ」ヒョイッ

ほむほむ「ホムー!ホムー!」ジタバタ

俺「こうやってスカートの端を摘み上げたら逃げられないんだ」

少女「へー、何か女の子みたい」

俺「そうだろう?でも食べるとすっごく美味しいんだ」

少女「えー、おじさん・・・食べるの?」

俺「騙されたと思ってさ。ほら」ガブッ

ほむほむ「ホ」


俺「な?」モグモグ

ほむほむ「」ビクッビクッ


少女「何か気持ち悪い・・・」

俺「お母さんも昔はいっぱいほむほむを捕まえて食べてたんだぞ」

少女「お母さんが?」

俺「ほら、2匹目捕まえたぞ。食べてみな」


ほむほむ「ホムー!ホムー!」バタバタ


少女「・・・・・」


少女「えいっ!」ガブッ!

ほむほむ「ホム」


少女「・・・・・」モグモグ

ほむほむ「ホ・・・ホ・・・」ピクピク


少女「・・・・・・」

俺「どうだ?」

少女「・・・・美味しい」

俺「だろ?」

少女「もっとほむほむ食べたい!」

俺「よーし、じゃあ捕まえて帰って、お婆ちゃんに料理にしてもらおう!」

少女「ほむほむ料理があるの?」

俺「うん、まぁ田舎だからね。そういう料理はいっぱいあるんだよ」

少女「そうなんだ」



俺「ただいまー」

少女「面白かった!」

母親「そう、良かったね」

少女「ほむほむ捕まえてきたの!」ゴソゴソ

少女「ほら!」


ほむほむ「ホムー!ホムー!」


婆ちゃん「あれまぁ、懐かしいこって
     昔はよく食べただなぁ」

母親「ほんと、昔はこの辺にもいっぱいいたのよねぇ」

俺「今でもいっぱいいると思うんだけど」

婆ちゃん「昔はもっともーっといっぱいいたんだぁ」

俺「今よりいっぱいって・・・想像したくねぇな」

少女「お婆ちゃん!ほむほむ料理作って!」

婆ちゃん「よっしゃ、任しとき」

母親「私も手伝うわ、何だか懐かしくなってきちゃった」


二人がほむほむ料理をつくっている間、俺は姪っ子と遊ぶことになった。


俺「じゃあ、ほむほむで遊ぼうか」

少女「ほむほむで?どうやって?」

俺「どうやってって・・・普通に」


ほむほむ「ホム?」


俺「このチョロQに乗せて・・・」ヒョイ

ほむほむ「ホム!?」


俺「プルバック」ギリギリギリ・・・

俺「で、離す」ビューン!

ほむほむ「ホミャァ!!」コロコロドテン


少女「面白ーい!やらせてやらせて!」


ホミャァ! コロコロドテン

ホミャァ! コロコロドテン


俺「あんまりやりすぎるなよー。ほむほむ死んじゃうからな」

少女「えっ・・・ほむほむ死んじゃうの?」

俺「そりゃあ生き物だからな。それにそんだけ小っちゃいんだ。
  乱暴にしたらすぐ死ぬぞ」

少女「そうだったんだ・・・。ごめんね、ほむほむ」ナデナデ

ほむほむ「ホム?」


俺「さて・・・ちょっくら料理の様子でも見に行くか」スタスタ



母親「それで、どうやって調理するの?やっぱ天麩羅?」

婆ちゃん「それが一番すんぷる(シンプル)かねぇ」

母親「じゃあ、私油温めてるから、ほむほむのほうお願いね」

婆ちゃん「ったく!この娘は手伝うとか言っといて、楽なほうばっか取りよる!」

母親「あはは・・・まぁいいじゃない。私ほむほむ捌くの苦手なんだよねぇ」

俺「昔は丸かじりしてたじゃん」

母親「あんたいつの間に。・・・それとこれとは話が別なのよ。
   あの子は?」

俺「ほむほむと遊んでるよ」


婆ちゃん「じゃあ、まずは開いて内臓を取り出すかねぇ」ザクッ

ほむほむ「ホギャァァアアアアアアアア!!!!!」


スーッ

ほむほむ「ホ・・・・ホ・・・・・」ピクピク


グッチャグッチャ

ほむほむ「ホ・・・・・・・・」ビクンビクン


婆ちゃん「天麩羅粉をつけて・・・」

ほむほむ「ホム・・・・・」


母親「母さん、油オッケーよ」

婆ちゃん「ほいっと」ジュワー!!!


ほむほむ「!?ホッ!!ホビャアアァァァアアアアアアアアアアアアア!!!!」


――――――――・・・・・


母親「ご飯できたわよー」


少女「ブーン!飛行機ー!」

ほむほむ「ホミャー!!ホミャー!!」

少女「うわー!墜落だー!」ヒューン

ほむほむ「ホビャアアアアァァアァアア!!!!」


俺「ウルトラマンが助けに来たぞー!」キーン

ガシッ

ほむほむ「ホミュ・・・・」ポロポロ・・・


母親「・・・ご飯だってば」



「「「「いただきまーす」」」」


爺ちゃん「ほう、ほむほむの天麩羅かぁ、懐かしいなぁ」

婆ちゃん「みんなで分けるべさ」


ブチブチ

ほむほむ「ホギャアァァァアアアアアアアアア!!!!」


母親「はい、ほむほむは頭が美味しいのよ」

少女「そうなんだ」アムッ

ほむほむ「ホ」ブチュッ


少女「うん!美味しい!」

婆ちゃん「そりゃあ良かった」


久々のほむほむ料理。俺はほむほむの手足のコリコリとした食感を楽しみながら、食事を進める。

誰よりも早く食べ終わった俺は、さっきまで姪と遊んでいた和室に向かった。


ほむほむ「ホミュー・・・・ホミュー・・・・」スヤスヤ


疲れて眠るほむほむは、何だか愛らしく感じる。


―――――夏休み。

遠い日の記憶にある自分には、もう戻れない。
野山を駆け回り、虫取りをし、市民プールに入りびたり、スイカを頬張ったあの頃。

ここいらへんも都会化が進み、昔の思いでの景色もほとんど無くなってしまった。


でも


ほむほむが、あの日のまま居てくれる。

野山に巣を作り、虫取り網に勝手にかかり、市民プールで溺れ、滴り落ちたスイカの汁に群がっていた、あの日のままで。

もう戻らない日の記憶を懐かしみながら、眠りこけるほむほむの髪をそっと撫でてやった。


終わり




感想

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  • 単に畜産とかと一緒なだけじゃね? 牛豚鳥だって殺して食べるけど大事にはするっしょ
  • 食うために殺すくせに大切に扱うとか…
    ほ愛厨やほ食厨ってそんなにほ虐ヘイトしたいんか?
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