ある日のほむまど
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homuhomu_tabetai
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作者:0mMRaX8i0
156 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/27(水) 02:09:54.92 ID:0mMRaX8i0
まどまど「マド、マドド」ニコニコ
ほむほむ「ホム、ホ、ホムゥ」コシフリフリ
番のほむまどが、それぞれの腕に仔まど、仔ほむを抱いて、屈託なく微笑んでいる。その様子はどこか誇らしげだ。
どう? わたしたちの赤ちゃん、可愛いでしょ?
そんな風に言っているのだろう。自慢でたまらない、そんな顔だった。
さやか「あー、じゃあちょっと、赤ん坊を下に置いてみてくれる?」
ほむほむ「ホム???」イイケド・・・
まどまど「マドォォォン、マドマド」アカチャン、マダ、アルケナイヨ
さやか「いいから、いいから。ちょっと置いたら、またすぐ抱き上げていいよ」
怪訝 に思いつつも、ご主人様には逆らえない。二匹はそれぞれの足元に赤ん坊を下ろした。
さやかは透かさずハサミを取り出し、素早く仔ほむ、仔まどを上半身と下半身に切断した。
あまりに唐突な展開に、ほむほむもまどまども、ただ目を見開き、呆然と眺めるばかりだ。
少しして、まどまどがゆっくりと両手で自分の口を覆い、ふるふると痙攣しはじめる。
まどまど「マ・・・マ・・・マギャァァアアアアアァァアアアアアアァァアアアアアア!!!!」コドモォォォオオオオオ!!!!
まどまどの叫びに、我に返った様にほむほむがビクッと震えた。そして、上半身だけになった仔まどを抱き上げ、しっかりと胸に抱えると、狭いケージの中を全力で走りはじめた。
すぐに透明の壁に衝突し、ほむほむは跳ね飛ばされる。顔面を強打して鼻血を吹き出すも、またすぐに起き上がり、狂った様に走り続けた。
ほむほむ「ホ、ホビャ、ホム、ホムム、ホビャァ、マドカァアアアアア!!!!」アカチャン、タスケナキャ
とにかく忙しくして、全力でなにかに取り組んでいれば、赤ん坊が助かるとでも思ったのだろうか。ほむほむは走り回り、まどまどは泣き叫ぶ。
つい今しがたまで、赤ちゃんを胸に抱いて幸せの絶頂だったのに……完全にパニック状態に陥っている。
まどまど「マデョ、マァァァデョ!!!!」アカチャン!!!!シナセナイヨ
四つん這いになって、まどまどは、切断された仔まどの下半身と仔ほむの上下半身を、掻き集めるように抱き寄せた。未だ、目の前の光景――現実――が飲み込めない様子だ。けれど、突然の惨劇に狼狽 えながらも、仔どもたちを助けたい一心で必死なようだった。
一時間後、二匹の親たちはケージの隅にうずくまり、赤ん坊であった肉片に顔を埋めていた。その肩が小刻みに震え、嗚咽が漏れている。
ぐったりとして動かない、血の気の失せた仔の屍に頬ずりして、髪を撫で続ける。死骸の顔が唾液でテカテカする程、何度も舐め回す。
祈りにも、呪詛にも聞こえる、陰鬱な囁きで、二匹は「アカチャン・・・アカチャン・・・」と繰り返す。
さやか「いやあ、ごめんごめん」
まどまど「マドォォォ」ナンデ・・・
ほむほむ「ホムゥ・・・」コンナコト、スルノ?
さやか「たのしいからに決まってんじゃん」
まどまど「マ・・・マド???」タ・・・ノシイ?
ほむほむ「ホム・・・ホマァァアアア????」アカチャン、シンジャッタノニ???
さやか「交尾すれば、こんな生ゴミ、あんたたち直ぐにまた産むじゃん。別にいいでしょ」
まどまど「マ・・・ギギギギィィィィイイイ・・・マギャ、マドォォォォオオオオ!!!!」イノチヲ、ナンダト、オモッテルノ!!??
ほむほむ「ホムュゥ・・・ホ・・・ホビャァァアアアア!!!!」コドモ、カエセェェエエエエエエ!!!!
さやか「うんうん、道徳的にはあんたたちが正しいよ。
だから余計、清く正しく間抜けで純朴なまま不幸になるほむまどって、楽しい玩具なんだよねぇ。あはは」
赤ちゃん…もう苦しくないからね……
まどまどは、仔の亡骸をただ抱きしめる。それ以外、何も出来ない。ほむほむも同じ。
だが、その細やかな嘆きさえも許さぬといった風に、さやかはデコピンでほむまどを弾き飛ばし、仔ほむ仔まどの死体をヒョイと取り上げてゴミ箱に投げ捨てた。
さやか「尊い命のゴミ箱だよ。どうよ?」
仔の血に濡れ、愛しい赤ちゃんの亡骸を抱きしめてあげることも許されず……まどまどが虚ろに微笑んだ。
ほむほむは、そんなまどまどの肩に手を回し、そっと抱き寄せた。
ただ、小さな生き物たちの救いのない咽 び泣きだけが、いつまでもこだましていた。
オワリ
- ハサミより四肢もぐ方が良かった
- そんなこと言ってるべえさんも魔法少女に蹂躙されてたよね
弱肉強食だから仕方ないかな、そこに道徳観念は不必要だよ - 人間は弱者いたぶるのが本能的に好きだからね。まぁ同じ理論が自分にも適応されるって考えないから愚かなんだが。まったく、わけがわからないよ。
- 道徳的にも正しくないよ、だって競走馬だって痛いのに蹄鉄つけられて走らせられるんだから
乗馬と比べても寿命は短いしね - 当たり前だろ?自然の定めじゃないってならお前は生き物食うなよ?
- ほむほむの不幸で今日も飯が美味いww!!
- 人間ここまでいったらおしまいだぜ。相手が何であろうと関係ない。
というか、実際人間同士でこういう事やってるんだからな・・・
しかしまぁ、そこのあんたなら、
「ほむほむだったらいいんだよwwwそれが自然の定めwwwww」
とか言うんだろうな。