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今日の楽しいゲームショー その1

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homuhomu_tabetai

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さやか「はい、取り出したるはほ食種最弱生物、野山に住む野生のカミジョーとひとひと。
    さやさやが死んで餌が無くなて弱っていた所を捕まえて来て、今はこの頑丈なカゴの中」

カミジョー「カミィッ、カミカミッ」サイジャクトハナンダ

ひとひと「ヒトヒトォッ」ヒドイイグサダ

さやか「だって、二匹がかりだって言うのに仔ほむ一匹に返り討ちで半殺しにされ、
    生まれたばかりの仔ほむだって引っこ抜ける草すら引っこ抜けず、
    土も掘れないから、土の中のきゅうべえすら食べられない、
    その上、さやさやを騙さなければ生きていけないんだから、
    どう考えたって“虫にも劣る最弱生物”だよねぇ?」

カミジョー「サヤカ、カミカミィ」サヤサヤガバカナノガイケナインダ

ひとひと「ヒトォ、サヤカサン、ヒトヒト」サヤサヤハエサヲトッテクルイキモノダ

さやか「ふぅぅん……だってさ、あんあん」

カミジョー「カミィ?」アンアンダッテ

あんあん「アン………サヤカ、アンアン……」ソウカ……コイツラガ、アタシノサヤサヤヲ……

さやか(ぷっ、野生のさやさやが、あんたのさやさやのワケないじゃん。
    街で拾って来た野良あんあんの分際で、雰囲気出しててて面白いねぇ)

あんあん「アン……サヤカァァ……」ヨクモ……サヤサヤヲォ……

さやか(実はこの野良あんあん、自分の見てない所で、
    ケンカ別れしたばかりだった、つがいの野良さやさやを犬に食われてるんだよね。
    本当の事を教えてあげたら、ちょっとした殺戮ショーが見られるんだろうけど、
    犬に食い殺されるほ食者なんて今時、珍しくもないし、ここは我慢我慢っと)

さやか「そうだよぉ、あんあん。
    このカミジョーはねぇ、さやさやのつがいのフリをして、
    本当のつがいのひとひとと一緒に、それはもう幸せに暮らしていたんだよ」

あんあん「アン……サヤカ、アンアンアンッ!」クソォ……サヤサヤヲリヨウシヤガッテェ!

カミジョー「カ、カミャァ!?」ヒ、ヒィィ!?

さやか「ひとひとも、さやさやが来ると隠れて、
    さやさやがいなくなった途端に、それはもう、カミジョーとイチャイチャと交尾を繰り返して」

あんあん「アン……アンアンー!」ヨクモ……ヨクモォォ!

ひとひと「ヒ、ヒチャァァッ!?」コ、コロサレルゥ!?

さやか「おっと、あんあん。いきなり飛びかかるのはダメだよ。
    相手がカゴの中にいるんじゃ、アンタの槍だって届かないでしょ?」

あんあん「アンンッ!! アンアンアンアンッ!!」オイ、ニンゲン! アタシヲコノカゴノナカニイレロー!!

さやか「そうだね、それがいいかなぁ?」ニンマリ

カミジョー「カミャァァ……」プルプル
ひとひと「ヒチャァァ……」カタカタ

さやか「でも、さぁ? 一思いに殺すだけだと気が収まらないだろうから、
    と~っても面白いモノを見せてあげるよ」

あんあん「アンー……?」オモシロイモノ……?

さやか「この液体、何だか分かる?」

あんあん「アン……アニャァッ!?」ン……キ、キモチワリィ!?

さやか「そっか、やっぱりほむほむ種は匂いを嗅いだだけで分かるんだね。
    たまには生物の授業もちゃんと受けてみるもんだね」

カミジョー「カ、カミカミ……?」ナ、ナンダロウ?

ひとひと「ヒトヒトォ……」カゴノナカジャワカラナイヨ

さやか「コレはおりおりの毒、毒化したほむほむの体液、
    それに、りぼほむやまどまどの矢に塗られた毒性の体液から作った、
    一滴でも皮膚接触すれば人間だって数秒であの世行きの猛毒だよ」

さやか(実は、りぼほむなんて目じゃないほど美味しいから、
    死んでもいいから食べたいって人間もいるらしいけど……物好きもいるもんだね)

さやか「さて、と……コレをこのまち針の先端に付着させて、
    電池が切れかけた電動モデルカーのフロントにセロハンテープで固定して……っと」

カチッ シャァァァァァ………

さやか(よし、ちゃんと電池切れ寸前だね……。
    この前は、間違えて電池が満タンのヤツ用意したから、まどまどでも一秒も保たなかったんだよね。
    その前の仔ほむは耐え切っちゃったし……まあ、貧弱なひとひとなら少しは楽しめるよねぇ……)

さやか「で、カミジョーを動けないように板に固定して、壁に立てかけて……」

カミジョー「カ、カミャァァァッ!?」ハ、ハナセェェ ジタバタジタバタ

さやか「うんうん、良い格好だねぇ……首も、腕も、腰も固定されて………。
    少しだけ動かせる手首と足をブンブン振って……いいリズム刻めてるぅ?」

ひとひと「カ、カミジョークン、ヒトヒトォォ」カミジョーヲハナシテェ

さやか「うん、離してあげるよ?」

ひとひと「ヒ、ヒトッ!?」ホント!?

あんあん「ア、アンアン!?」チョ、チョットマテヨ!?

さやか「た・だ・し………今からやるゲームを、あんたがクリア出来たらね」

ひとひと「ヒ、ヒトォォ?」ゲ、ゲーム?

カミジョー「カミカミィ……?」ナニヲサセルキナンダ……?

さやか「このオモチャの車の先の針、すっごい毒が塗ってあるんだ。
    ほら、カゴの中から出したから、もう分かるでしょ?」

ひとひと「ヒ、ヒチャァァ……」オエェェェ

さやか「アハハハッ、吐くほど気持ち悪いんだ。
    でもね、この毒針が、今からアンタの大好きなカミジョーに刺さっちゃうんだよ?」

ひとひと「ヒ、ヒトォッ!?」ナ、ナンデスッテ!?

カミジョー「カ、カミャァ……シ、シヅキサン、カミカミィィ!」ヒ、ヒィィ……ヒ、ヒトヒト、ハヤクタスケテェ

さやか「やっと分かったんだ……慌てちゃって、面白いなぁ」ケラケラケラ

あんあん「ア、アン……」ソ、ソウナノカ……

さやか(おっ、あんあんのこの反応……狙い通り………かな?)

さやか「ねぇ、あんあん……コイツらが死ぬほど無様な目にあったら、
    きっと、あんたの大好きなさやさやも、きっと成仏できるよ。
    もし、アンタが許すなら、このゲームをクリア出来たら、コイツら許してあげない?」

あんあん「ア、アン!? ………ア、アンアン、アンアンアン」エ!? ………ソ、ソウダナ、ユルシテヤッテモイイヤ

カミジョー「カ、カミッ!?」ホ、ホントウカ!?

ひとひと「ヒ、ヒトヒト!?」タ、タスカルノ!?

さやか(よしっ、狙い通り! さすが、仲間思いのあんあんは違うねぇ。
    いくら憎い仇と思いこんでいても、同じほむほむ種が死にかけていると、助けずにはいられないなんて……。
    あんあんって、ほんとバカ)


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