帝釈天

たいしゃくてん


須弥山の主神。

又の名を「インドラ」「天帝」。

インド神話と仏教の双方に影響力を持つ神仏であり、戦いの神「阿修羅」に勝利した全勢力でもトップクラスの実力を持つ武神

五分刈りの頭に、丸レンズのサングラス、アロハシャツ、首には数珠というラフな格好をしている。

戦の神と称されるだけあって本気で戦えるなら負けることすら楽しみにできる筋金入りの戦闘狂。

性格はフランクだがプライドが高く、「天」を名乗る者として二天龍に並々ならぬ対抗意識を抱いているが、明確に敵対しているわけでもない。
自身の神話勢力を第一に考えているため和平にはあまり積極的ではなく、テロ行為に対してはある程度の対策を講じて状況次第で協力もしているが、英雄派には裏で便宜を図っていた。

雷を操る伝説の神の武器「ヴァジュラ」を所有し、「魔王クラス」から「神クラス」でもまともに食らえば致命傷は免れないほどの極大の雷で攻撃する。

禍の団」の曹操とは彼が少年の頃から繋がりがあるが、情報を隠匿し三大勢力をはじめ他の勢力に対しては一切通知していなかった。

曹操がイッセーに敗れた際には、曹操とゲオルク、レオナルドの3人から神滅具を没収した上で冥府送りに処す。
自力で這い上がって来られたなら神滅具を返却すると約し、曹操には16巻のエピローグで、ゲオルクにはDX.4でその約束を果たす。
また旧「英雄派」を「天帝の先兵」として自らの監視下に置き、自分のために活動させている。

戦いに対しての素直さやテロリストへの関与から、ハーデスと同じく他勢力からは警戒対象として特に危険視されている。
ただし、アザゼルシヴァ相手の戦争を見据えているだけで三大勢力の敵にはならないだろうと考えており、シヴァも自分に信者を取られたことが悔しかったために神話体系の外から「駒」を求めているのではないかと推測している。

邪龍戦役」により各勢力の首脳陣が一斉に姿を消したことで、新たな戦いをはじめようとすると予測されていたとおり、「アザゼル杯」では配下の四天王を率い「ヴァジュラ」チームの「王」として自ら参戦。
目的は明言されていないが、優勝した暁には正々堂々シヴァに戦いを挑むことを願うだろうとみられており、現状では大会に夢中なので差し迫った危険性はハーデスほど高くはないとされ、次回以降の開催にも協力的。

本戦をより楽しむためにイッセーの「龍神化」強化に協力することを決め、簡易版アムリタを飲ませてパワーアップの「切っ掛け」を与える。

予選では無敗のまま本戦トーナメントへ進出する。本戦からはいつものアロハシャツではなく仏の鎧を身につけている。

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最終更新:2022年03月18日 21:21