新党大日

新党大日・大衆新党2020年10月
 与党社会党は、同じく左派路線の平和再生党が反社会党路線を示したことで、内閣の安定化を危惧しており、与党内部でも亀裂が走りつつあった。そこで、勢力が減少し続けていた進歩党と共立党が近づき、左派、社会主義路線を目指す政党を新たに発足させた。しかしながら、設立の経緯も相まって、発足当初から派閥対立が発生。早期に社会党との合流による党保持を目指す鈴木派、現代の革命左派路線と呼ばれる理論派、中道左派で新党日本との連立にも前向きな国際派が常に対立状態で残置。2021年8月の衆院選で社会党とともに惨敗して野党に落ちると、国際派が協同党として分離。翌月には鈴木派が社会党に合流した。残った議員は、連立政権時代にシンパシーをともにした社会党議員を加えて「大衆新党」として再出発する。
最終更新:2025年03月24日 14:28