経済団体連盟(けいざいだんたいれんめい)は、かつて日本に存在した
経済団体である。1997年、
日本経営者連盟とともに、
経済同友会に統合される。公式略称を「経団連」としていた。
概要
経済団体連盟は、1905年に政府の政治権力から経済団体を引き離す手段として、大手事業者の連携を目指して設立された組織。
溝口典則(
日本国有鉄道2代目総裁)が設立発起人となり、
林財閥や
近江グループが資金提供を行った。
歴代会長
経団連会長は、「財界総理」の異名をとり、日本財界の支配者とされている。経団連会長のポストには、旧財閥系で重工業系出身者が就任する例が非常に多く、政界や財界への大きな影響力を持つ役職である。
組織図
会長
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├─副会長(7名)
├―副会長会議(業種別代表・主要企業幹部から構成)
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├―理事(11名)
├─理事会(重要議案の審議・承認機関)
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├─委員会群(産業・地域・テーマ別の政策立案組織)
│ ├─産業技術委員会
│ ├─エネルギー・環境委員会
│ ├─労働政策委員会
│ ├─教育・人材育成委員会
│ ├─医療・健康産業委員会
│ └─中小企業政策委員会
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└─事務総局(経団連の日常業務・調整を担う)
├─総務部
├─人事部
├─財務部
├─企画部
├─調査部
├─国際連携部
├─アジア大洋州部
├─欧米経済部
├─産業政策部
├─財政金融政策部
├─地方経済政策部
├─広報部
├─出版部
└─会報編集部
最終更新:2025年07月26日 02:29