新南朝鮮炭業

新南朝鮮炭業(しんなんちょうせんたんぎょう)は、朝鮮半島にかつて存在した立財閥系列の石炭メーカーである。現在は、朝鮮石炭公社を経て、明和大栄系統の大栄金属鉱山新南産業が主体として、事業を継承している。

概要

1924年、立舘和を中心に朝鮮逓信開発朝鮮開発金庫拓殖銀行の3社が出資し、平城炭鉱の本格創業を目的として設立した。1947年の事業精算までに、最盛期2000万トン規模の採掘を行い、東アジアの石炭メーカーとしては、大栄鉱山と並んでトップの座を競った。1946年10月から過度経済力集中排除法の適用を受けて事業精算に入り、1948年1月より朝鮮王国国策会社である「朝鮮石炭公社」の祖流の一部となる。
最終更新:2025年09月11日 09:59