




百鬼遊撃部隊
昔々あるところに鬼族のかくれ里がありました。
人間たちに追いやられて地獄の底の奥深く、鬼たちはひっそりと隠れ住んでいました。
人間たちに追いやられて地獄の底の奥深く、鬼たちはひっそりと隠れ住んでいました。
地獄の底の奥深くで鬼たちは数を増やし、とうとう鬼族同士での戦争が始まりました。
その鬼同士の戦争で頭角を現したのがノブナガでした。
そのノブナガ軍の遊撃隊のお話です。
巫女と鬼との決戦(百鬼幻想記1)のおよそ600年前、
日本の地下の奥深くに広がる空間、大魔地底界。
そこでは鬼同士で終わりなき戦いを繰り広げていた。
これは鬼同士での戦国時代のお話である。
日本の地下の奥深くに広がる空間、大魔地底界。
そこでは鬼同士で終わりなき戦いを繰り広げていた。
これは鬼同士での戦国時代のお話である。
主な時系列
六鬼戦争:600年前の鬼同士の戦争。勝者はノブナガ。鬼同士で100年もの間、大魔地底界で戦争をしていた。百鬼遊撃部隊はこの時代に活躍した。
↓
人鬼大戦:五百年前の人と鬼の戦争。カグヤとセツナの祖先が勝利。ノブナガたちは敗北し封印される。
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百鬼幻想記1(現代):ノブナガたちが復活。カグヤとセツナが鬼退治へ。
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人鬼大戦:五百年前の人と鬼の戦争。カグヤとセツナの祖先が勝利。ノブナガたちは敗北し封印される。
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百鬼幻想記1(現代):ノブナガたちが復活。カグヤとセツナが鬼退治へ。
六鬼戦争年表一部抜粋
1568年 2月、ノブナガ、トモモリと和しカゲツナを養子とする
7月25日、ヨシアキを岐阜立政寺に迎える
9月7日、ノブナガ、ヨシアキを奉じて上洛開始
9月12日、箕作城落城。翌日、六角父子観音寺城を放棄
9月26日、ノブナガ軍入京
10月18日、ノブナガ遊撃部隊、カエデが部隊長に任ぜられる
12月6日、ノブナガ遊撃部隊、駿府城攻めのため甲斐を発つ
12月26日、ノブナガ、京を離れる
1570年 8月20日、今山の戦いでノブナガ遊撃部隊がオオトモ軍に奇襲攻撃を行う。
1568年 2月、ノブナガ、トモモリと和しカゲツナを養子とする
7月25日、ヨシアキを岐阜立政寺に迎える
9月7日、ノブナガ、ヨシアキを奉じて上洛開始
9月12日、箕作城落城。翌日、六角父子観音寺城を放棄
9月26日、ノブナガ軍入京
10月18日、ノブナガ遊撃部隊、カエデが部隊長に任ぜられる
12月6日、ノブナガ遊撃部隊、駿府城攻めのため甲斐を発つ
12月26日、ノブナガ、京を離れる
1570年 8月20日、今山の戦いでノブナガ遊撃部隊がオオトモ軍に奇襲攻撃を行う。
4月30日、ナガマサの挟撃を受けノブナガ遊撃部隊は京都へ撤退 11月21日、イセナガシマ一向門徒、ノブナガ軍ノブテル部隊をオワリコキエ城で破る
ノブナガ軍百鬼遊撃部隊のリーダーであるカエデは部隊員の
ユメ、ホオヅキ、シャンシャン、シャオシャオと次の戦へ向け、話し合っていた。
ユメ、ホオヅキ、シャンシャン、シャオシャオと次の戦へ向け、話し合っていた。
『百鬼高校』
百鬼幻想記1からの分史世界。
カグヤはノブナガに敗れ、人類は死滅した。地上は鬼たちの楽園となり人と鬼の立場は入れ替わった。
鬼たちの文明は栄え地上を支配した。そんな鬼たちの子らが通う高校が『百鬼高校』
百鬼幻想記1からの分史世界。
カグヤはノブナガに敗れ、人類は死滅した。地上は鬼たちの楽園となり人と鬼の立場は入れ替わった。
鬼たちの文明は栄え地上を支配した。そんな鬼たちの子らが通う高校が『百鬼高校』
『百鬼ギャラクシア』
数千年後の世界。人類は宇宙を舞台に繁栄している。
数千年後の世界。人類は宇宙を舞台に繁栄している。
カエデ 鬼軍遊撃部隊長 515歳 中3
ノブナガに教わった「剣気」を多少扱える。威圧、剣気、炎が扱える。
ノブナガには可愛がられている。寵愛を受けている。お菊とは会うと喧嘩の仲。
もともとわがまま放題で気の強い鬼だったがノブナガに部隊長を命じられ
責任感を持つようになった。
演技イメージ:エヴァのアスカ
カエデ「ちょっとホオズキ!何を呑気にうたなんて詠んでいるの!」
ノブナガに教わった「剣気」を多少扱える。威圧、剣気、炎が扱える。
ノブナガには可愛がられている。寵愛を受けている。お菊とは会うと喧嘩の仲。
もともとわがまま放題で気の強い鬼だったがノブナガに部隊長を命じられ
責任感を持つようになった。
演技イメージ:エヴァのアスカ
カエデ「ちょっとホオズキ!何を呑気にうたなんて詠んでいるの!」
ユメ 鬼軍遊撃部隊参謀 514歳 中2。お菊の臣下。お菊の教え子。
常に水晶玉を持っている。降霊術、占い、死霊を操る術、氷が使える。
死霊を扱った術で敵軍からとても恐れられている。
ジト目、おとなしい感じ、ぼそぼそとしゃべる。陰気。
ユメ「ノブナガ様の覇道に塵ひとつ残すな、なの」
常に水晶玉を持っている。降霊術、占い、死霊を操る術、氷が使える。
死霊を扱った術で敵軍からとても恐れられている。
ジト目、おとなしい感じ、ぼそぼそとしゃべる。陰気。
ユメ「ノブナガ様の覇道に塵ひとつ残すな、なの」
ホオズキ 514歳 中2 雷遁を扱い敵軍に恐れられる猛将。
セイメイに教わった陰陽術を扱える。セイメイに拾われた子。ノブナガよりセイメイ派閥
おっとりとした口調。マイペースを崩さないが怒らせると怖い。
ホオズキ「貸し一つでカエデの賭けに乗ってもええと言ってるんよ」
セイメイに教わった陰陽術を扱える。セイメイに拾われた子。ノブナガよりセイメイ派閥
おっとりとした口調。マイペースを崩さないが怒らせると怖い。
ホオズキ「貸し一つでカエデの賭けに乗ってもええと言ってるんよ」
シャンシャン(馬) チヨメにスカウトされた。基本的に全員を尊敬している。
鬼軍遊撃部隊前衛 双子の姉。無鉄砲で考えなし。514歳 中2。妹の介護を担当。
演技イメージ:大体チヨメ。チヨメに舌っ足らずを足したイメージ。
シャンシャン「追い払うんだな!?シャンシャンも頑張るぞー!」
「シャオシャオーーー!だいすきだーーー!シャオシャオのためならなんでもするぞー!」
鬼軍遊撃部隊前衛 双子の姉。無鉄砲で考えなし。514歳 中2。妹の介護を担当。
演技イメージ:大体チヨメ。チヨメに舌っ足らずを足したイメージ。
シャンシャン「追い払うんだな!?シャンシャンも頑張るぞー!」
「シャオシャオーーー!だいすきだーーー!シャオシャオのためならなんでもするぞー!」
シャオシャオ(怠) シャンシャンについてきた。ノブナガの大奥の座を狙っている。
鬼軍遊撃部隊後衛 514歳 中2 双子の妹 貴重な治療鬼術が使える。
ほんわか癒し系キャラ。身の回りはすべてシャオシャオにやらせている怠惰な人物。ぶりっこ。
斥候、偵察など、命じられたことをなんでもこなしとても優秀だと思われているが、実は全て裏でシャンシャンがやっている。
シャオシャオ「もう~喉乾いたぁ~」
シャンシャン「シャオシャオ?大丈夫かっ!シャオシャオの大好きな玉露を持ってきたぞっ!?」
シャオシャオ「シャンシャンのおばかぁ~。私は今硬水が飲みたいのぉ~」
シャンシャン「こうすいか!?わかったぞ!!!」
鬼軍遊撃部隊後衛 514歳 中2 双子の妹 貴重な治療鬼術が使える。
ほんわか癒し系キャラ。身の回りはすべてシャオシャオにやらせている怠惰な人物。ぶりっこ。
斥候、偵察など、命じられたことをなんでもこなしとても優秀だと思われているが、実は全て裏でシャンシャンがやっている。
シャオシャオ「もう~喉乾いたぁ~」
シャンシャン「シャオシャオ?大丈夫かっ!シャオシャオの大好きな玉露を持ってきたぞっ!?」
シャオシャオ「シャンシャンのおばかぁ~。私は今硬水が飲みたいのぉ~」
シャンシャン「こうすいか!?わかったぞ!!!」
冬花(とうか):伝令。真面目な演技イメージ。
花に嵐---------------------------------------
ホオズキ「花に嵐のたとえもある・・・」
カエデ「ちょっとホオズキ!何を呑気にうたなんて詠んでいるの!」
シャンシャン(馬)「ったくスカしてるぞー!」
シャオシャオ(怠)「詩(うた)を詠んでるアタシ、超いい女!なんて思っているのかもぉ?」
ユメ「そんなことなどしなくても、いい女なの」
ホオズキ「あらぁ~嬉しいこと言ってくれるねぇ~?」
ユメ「ふふぅ~」
ホオズキ「そんなことより・・・カエデ様は敵軍にいっぱい食わせる支度はもうできてるん??」
カエデ「そのことだけど、ホオズキ、今回はあなたが旗頭(はたがしら)になってくれない?あなたがいなきゃ始まらない」
ホオズキ「え?なんでまたうちなん?」
カエデ「ここで私達が敵軍を追い払うことができなくもないと思う」
シャンシャン(馬)「追い払うんだな!?シャンシャンも頑張るぞー!」
ユメ「シャンシャンは少し黙っててなの」
シャンシャン(馬)「あぅ・・・わかったぞ」
カエデ「でも、ここで追い払ったところで、また敵軍は攻めてくるでしょ?」
ユメ「うん・・・そうなると消耗戦と化すの。ジリジリと追い詰められて、こちらも劣勢となるのは必至なの」
ホオズキ「なら、どうすればいいのぉ?」
カエデ「追い払うって考えがよくないね」
ホオズキ「どういうこと?」
カエデ「私達が敵軍を倒して天下を取る!ってこと」
ホオズキ「その旗頭(はたがしら)がうち、というわけなん?」
カエデ「そういうこと!」
ホオズキ「えええ、簡単に言ってくれはるねぇ。そう簡単なことやないよぉ」
ユメ「だから、少しでもうまくいくようにしたいの」
カエデ「そのためにも大将はしがない傭兵の頭(かしら)よりも、天下に名の轟く猛将を。ってわけ!」
ユメ「どうなの?ホオズキ?」
ホオズキ「賭け、になりますねぇ」
カエデ「嫌なら降りてくれてもかまわないんだけど」
ホオズキ「貸し一つ、ということでなら」
カエデ「うん?」
ホオズキ「貸し一つでカエデの賭けに乗ってもええと言ってるんよ」
カエデ「貸し・・・って?その貸しはどうやって返せっていうのよ?」
ホオズキ「そりゃあ、あなたの腕と体と覚悟で、やよ。」
カエデ「女に体で返すなんてぞっとしないねぇ・・・。いいよ!成立!」
ホオズキ「はい。」
シャンシャン(馬)「頼んだぞーー!。大将ーーー!」
シャオシャオ(怠)「ホオズキならきっと大丈夫~!」
ホオズキ「任せときぃ」
カエデ「へへっ!いちいち格好つけるねぇ!」
ユメ「それじゃあ、この件はホオズキに任せるの。重大任務なの。よろしく頼むの」
ホオズキ「任されました」
気勢を削ぐ---------------------------------------
カエデ「滅ぼさなきゃ天下が変わるってことも分からないのねっ!」
シャオシャオ(怠)「世の節目には必ず意地を張ろうって人も現れるもんねぇ~」
シャンシャン(馬)「うん!あいつら、ノブナガ様が天下を取ったらおまんま食い上げだからなー!」
ユメ「うふふ・・・是非もなきことなの。」
ホオズキ「かえでぇ~、カゲツナ様が参陣なされたみたいよ」
シャンシャン(馬)「おぉおーカゲツナかーー!ついに敵陣に上るんだなー!カゲツナなら楽勝だろー!」
ホオズキ「どうやらすべての準備が整ったみたいやねぇ」
カエデ「うん!あいわかった!これより出陣するよっ!」
ユメ「・・・旧き世にすがる者たちの息の根を止めるの」
シャンシャン(馬)「おぉっーー!」
ホオズキ「はっ」
シャオシャオ(怠)「任せてぇ~」
ユメ「ノブナガ様の覇道に塵ひとつ残すな、なの」
カエデ「視察の結果はどうなの?シャオシャオ」
シャオシャオ(怠)「敵軍の士気は高く、本陣の守りは堅固(けんご)みたい~」
シャンシャン(馬)「そしたら敵陣を多く奪う、でいいのかー?」
カエデ「そうね!敵陣を多く奪い、気勢を削ぐことが肝要だよっ!」
シャンシャン(馬)「おぉっー!わかったぞー!」
- 君子は和して同ぜず
[昔々あるところに鬼族のかくれ里がありました。
人間たちに追いやられて地獄の底の奥深く、鬼たちはひっそりと隠れ住んでいました。
人間たちに追いやられて地獄の底の奥深く、鬼たちはひっそりと隠れ住んでいました。
地獄の底の奥深くで鬼たちは数を増やし、とうとう鬼族同士での戦争が始まりました。
その鬼同士の戦争で頭角を現したのがノブナガでした。
そのノブナガ軍の遊撃隊のお話です。]
シャオシャオ(怠)「では、これより軍評定(ひょうてい)に入りましょう」
カエデ「我らノブナガ遊撃隊が天下を取るためには、互いがいがみあうのをやめて一致団結しなきゃだよ!
そのことよぉ~く肝に銘じてくれないと困るんだからね」
そのことよぉ~く肝に銘じてくれないと困るんだからね」
ユメ「カエデは前置きが長いの。おばかなの」
シャンシャン(馬)「ユメは辛抱が足りないぞー」
カエデ「うん。みんな仲良くしてよね。」
ユメ「んーん。仲良くなどせずとも、あいつらなんて私だけで蹴散らせるの」
ホオヅキ「思い違いをしちゃあかんで。うちかてあんたとの決着をつけずに終わる道理はないんよ。」
ユメ「いつでも相手になるの」
ホオヅキ「お、やる気かえ?」
シャンシャン(馬)「二人共やめるのだー!」
カエデ「やれやれね。まぁ、ここまでは予想通りね。」
シャオシャオ(怠)「予想通りすぎて嫌になっちゃうねぇ~。この調子では敵軍を倒すことができるとは思えないよ」
カエデ「まぁ、無理かもしれないわね。」
ユメ「それでは、どうしようというの?」
カエデ「無理かもしれないけど、私達がこのままいざこざを続けていては絶対に叶わぬってこと。
賭けは好きではないけど、この遊撃隊に賭けざるを得ないのよ」
賭けは好きではないけど、この遊撃隊に賭けざるを得ないのよ」
シャオシャオ(怠)「本当に勝つつもりなら危険は避けては通れないもんねえ」
シャンシャン(馬)「シャンシャンも賭け事も嫌いじゃないぞ」
ホオヅキ「カエデの賭けです。必ずや勝算があるんやね?」
カエデ「勝算ね・・・ま、ないわけではないけどね。一雨きてからが勝負かな。
雨降って地固まる、ということもあるし。痛みを伴わねば人は学ばないこともあるってね。」
雨降って地固まる、ということもあるし。痛みを伴わねば人は学ばないこともあるってね。」
ユメ「雨?この快晴、とても降りそうにはないの。」
雪花(伝令)「伝令!報告がございます。」
カエデ「なに?」
冬花(伝令)「敵軍斥候(せっこう)と接敵(せってき)しましたが敵を逃がしました。」
カエデ「報告ご苦労様。でも、敵を取り逃がすなんて大失態じゃないの」
史津乃(伝令)「申し訳ございません!」
ユメ「もう過ぎたことなの」
カエデ「確かに過ぎたことではあるけど、だけど、これだけの力を持ちながら私達はそれを十分に発揮できていない
という証でもあるんじゃないかな」
という証でもあるんじゃないかな」
ユメ「それじゃまた仲良くしろってこと?説教はいらないの。このおばか」
ホオヅキ「これが若さってもんなんか」
ユメ「そうじゃないの。闘争に馴れ合いは無用の長物(ちょうぶつ)なの」
カエデ「ユメにかかれば協力も馴合いかな?小人(しょうじん)は同(どう)じて和(わ)せず、君子は和して同ぜずとノブナガ様はおっしゃられていた。
シャンシャン(馬)「さすがノブナガ様だぞー!」
カエデ「私達に必要なのは和じゃないかな?」
ユメ「んーん。それはいつか破られる和だと思うの。闘争を通じて語られる和でなくては真の和とは言えないの」
カエデ「ユメにかかればなんでも闘争というわけね。」
シャオシャオ(怠)「カエデも大変だねぇ~。中間管理職の悲哀(ひあい)ってやつだよねぇ。」
カエデ「でも、争っている場合じゃないんだよね。ノブナガ様は天下をおさめることをかんがえておられる。
だがユメは天下を、一瞬でもいいからもぎとる、ただそれだけを考えてるよ」
だがユメは天下を、一瞬でもいいからもぎとる、ただそれだけを考えてるよ」
シャオシャオ(怠)「ノブナガ様の御心(みこころ)、いつか通じるときが来るのかなぁ~」
シャンシャン(馬)「みんな戦いの中で生き抜いてきた。いきなり仲良くしようなんて無理無理。絶対むりだぞ」
カエデ「そんな世の中にしてしまった責任は私達やノブナガ様にもあるのよね」
ホオヅキ「戦いの中で、かぁ~」
シャオシャオ「ユメももう少し、カエデの言う事をきいてもいいんじゃないの?」
ユメ「んーん。カエデはやることが回りくどいのよ。おバカなの。強者が勝ち、弱者はひれ伏せる。この戦乱の世でくつがえらぬ理屈はこれだけなの」
シャオシャオ(怠)「ユメ。流鏑馬(やぶさめ)というのは和の心が大切なんだよ。共に射る仲間のことを、思いやるのが大切なの。」
ユメ「何を分けのわからないことを言ってるの。戦は流鏑馬(やぶさめ)のような遊びではないの。おバカなの。そのような調子だから敵にいいようにやられているの」
シャオシャオ(怠)「む、むむむむむ。」
ユメ「ユメが望むのは妥協なき真の闘争。その果てに見える世なの。カエデ。あなたの望みはどこにあるの」
カエデ「考えは変わらないってわけね。でも私の望みはそんなものじゃないんだけど・・・」
乙葉(冷) - 高1 表情に乏しい。綾波レイのようなイメージ。
ひなぎく - 高1 徹底したリアリスト。クールな印象を持たれている。気が強い。モブ。
アゲハ - 高1 派手ギャルな見た目。ギャル口調。安城鳴子や教えてギャル子ちゃんなど。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36102601
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36102601
ひより先輩 - 高2。元気で明るい、はじけたキャラクター。先輩だけど小さい。145cm
フェアリーテールのハッピーのようなイメージ。
フェアリーテールのハッピーのようなイメージ。
リリア(伸) - 高1ほんわか女子。語尾を伸ばすくせがある。マイペース。ゆっくりしゃべる・ムードメーカー。
乙葉(冷)「猫・・・猫ちゃん・・・どこにいるの」
ふぐり「学校の裏庭に猫なんていないってー」
乙葉(冷)「猫ちゃん・・・見つけた・・・!」
ふぐり「え!?おーーいたか~」
乙葉(冷)「あぁ・・・よかったです~」
ふぐり「猫を演劇部の劇にだそうとするなんて無茶するよねぇ」
ひなぎく「ストレスで逃げちゃったのかなぁ?」
ふぐり「そりゃストレスでしょぉ猫には。」
乙葉(冷)「無事でよかったですね」
ひなぎく「本当によかったと思ってる?」
乙葉(冷)「ん・・・なぜですか・・・?」
ひなぎく「えっとぉ・・・表情がピクリとも動かないから。」
ふぐり「いや~ 乙葉むっちゃ喜んでるじゃん!」
ひなぎく「それ・・・ふぐりしか乙葉の表情の見分けってつかないんじゃないの?」
ふぐり「いやぁ~?そうでもないよ?」
ひなぎく「え?」
ふぐり「まだいるよ?乙葉の表情を解読できるこ。」
乙葉(冷)「ん・・・そうですね。」
ひなぎく「飄々としたふぐりに、表情が死んでるポーカーフェイスの乙葉。の安定コンビだねぇ~」
乙葉(冷)「今の・・・褒めてます?」
ひなぎく「褒めてる褒めてる~」
ふぐり「高1になったばかりで右も左も分からないんだからもっとお手柔らかにしてほしいわー」
乙葉(冷)「とは言っても中等部からのエスカレーターですから、何も変わった感じはありませんけど・・・」
ふぐり「まぁー確かにねー」
リリア(伸)「あれ?二人ともここにいたのぉ~?」
ふぐり「あーリリア、まだ残ってたんだー」
リリア(伸)「猫は見つかったのぉ~?」
乙葉(冷)「見つかりました」
リリア(伸)「乙葉、ホッとしてるねぇ~。」
乙葉(冷)「え?えぇ」
ふぐり「やっぱリリアも乙葉の表情分かるよねー」
リリア(伸)「え?なんでぇ~?分からない人いるのぉ~?」
ふぐり「だって、ねぇ?」
乙葉(冷)「ん・・・」
リリア(伸)「中1からの付き合いなんだし、表情くらいは分かるよぉ~」
乙葉(冷)「そう・・・」
リリア(伸)「あ!今恥ずかしそうにしてたでしょぉ~?」
乙葉(冷)「う・・・解説はもういいです・・・」
解錠1----------------------------------
アゲハ「ふーぐーりー。乙葉ーー!」
ふぐり「どしたのーアゲハー?」
アゲハ「あー、数学のプリント見せてくんないー?」
ふぐり「えー?数学?」
アゲハ「あー、これー!」
ふぐり「うちのクラス今日は締切じゃないからやってないって」
アゲハ「リリアはぁ~?」
リリア(伸)「私も~今日は持ってきてないよぉ~」
アゲハ「まじかぁ~」
乙葉(冷)「アゲハさん・・・」
アゲハ「んー?」
乙葉(冷)「私ので・・・良かったら・・・見ていいですよ」
アゲハ「乙葉ーー!ありがとー!」
乙葉(冷)「ん・・・」
アゲハ「やっぱ乙葉はしっかりしてるわぁ~!」
リリア(伸)「なんで持ってたのぉ~?」
乙葉(冷)「いえ・・・単に前の自習のときに終わらせてそのまま持って帰るの忘れていただけです。」
ふぐり「はは・・・しっかりしてんだか、抜けてんだかー!」
リリア(伸)「ほんと不思議なとこあるよねぇ~」
乙葉(冷)「私はいたって真面目ですが・・・」
ふぐり「あ、ひより先輩から電話だー。ひより先輩、どうしましたー?」
ひより先輩「ふぐり・・・乙葉と一緒になにか鍵を開けられるような針金とかを持って保健室まで来て・・・」
ふぐり「はい・・・?なんで?」
ひより先輩「いやぁ~・・・こっそり保健室に入ってみたんだけど、人が来たから隠れてたの★」
ふぐり「はい・・・」
ひより先輩「そしたら警備員さんが鍵閉めちゃったんだよ★」
ふぐり「はぁ。警備員さんに開けてもらったらどうです?」
ひより先輩「いやいや、勝手に入っちゃったんだからまずいってぇー★なにかそっちで開けてくれると助かるんだけどー?」
ふぐり「はぁー・・・はい。」
ふぐり「ふぅ・・・乙葉、というわけでなにか道具でも持って保健室へ行くとしますか。」
乙葉(冷)「う・・・こうやって罪の上にさらに罪を重ねていくことになるのですね・・・」
ひより先輩「ん?乙葉ちゃん、なにか言った?」
乙葉(冷)「いえ、何も言ってないです・・・」
ふぐり「ちょっとじゃあ保健室まで行ってみようか」
「・・・」
解錠2------------------------------------------
乙葉(冷)「保健室まで来たけど・・・あ・・・鍵かかってますね・・・」
ふぐり「ひより先輩ーそういえばいいお知らせと悪いお知らせがありますー」
ひより先輩「え?いいお知らせから言ってー。」
ふぐり「あー、悪いお知らせから先に言いまーす。」
ひより先輩「なに?」
ふぐり「私、鍵開けなんてできないですよ?」
ひより先輩「えっと~・・・前教えたでしょ?」
ふぐり「いや・・・そんなちょっと聞いただけで出来るわけないじゃないですかー?」
ひより先輩「えぇぇーー★!?じゃ、じゃあじゃあ、いいお知らせは!?」
ふぐり「えっとぉー・・・なんかあったっけ?」
乙葉(冷)「ふぐり・・・私、鍵開けだったらできるかもしれません・・・」
ふぐり「へ?乙葉、鍵開けできるの?」
ふぐり「先輩ーいいお知らせありますー!」
ひより先輩「なになに★?!」
ふぐり「乙葉ちゃんなら鍵開けできる!」
ひより先輩「乙葉・・・!さすが軍師っぽいだけあるわ。なんかこう、タクティクス系のゲームで軍師っぽいロールなんだろうなぁ~って思ってたんだよね!」
乙葉(冷)「言ってる意味がよくわかりませんが・・・やってみます・・・。」
ひより先輩「たのむよぉ~★」
乙葉(冷)「この針金を鍵穴にさして、もう一本の針金も・・・ここかな・・・?」
ふぐり「おーーー!それっぽい!」
乙葉(冷)「実はこっそり練習していました。」
乙葉(冷)「ここをこうやって、ここにシリンダーがあるはずだから・・・」
ふぐり「うんうん!大丈夫そうだね!」
乙葉(冷)「ちょっとまってて・・・」
ふぐり「ど、どう!?できそう?!」
乙葉(冷)「あ、あの・・・」
ふぐり「どしたの?」
乙葉(冷)「ちょっと・・・先輩に電話します・・・」
ふぐり「ほい!」
乙葉(冷)「先輩・・・」
ひより先輩「あ、乙葉ちゃん!開いた!?」
乙葉(冷)「先輩・・・トイレってどれくらい我慢できますか?」
ひより先輩「え?トイレ・・・?ま、まぁあと30分くらいだったら・・・」
乙葉(冷)「そうですか・・・、。では明日の朝に先生が開けてくれるまで耐えてください。」
ひより先輩「ん!?あ!?え!?ちょっとおとちゃん?!」
ふぐり「はーーー・・・」
解錠3-----------------------------------------------
ひより先輩「ちょっと!え!?ちょっとなに!?練習したんでしょ!?」
乙葉「えっと・・・やり方を知ってるとは言いました。」
ひより先輩「言ったけど!?」
乙葉「出来るとは一言も言ってません。」
ひより先輩「え?なんか私が勘違いしたみたいになってる!?」
ふぐり「じゃあ、やり方教えてくれたら私がやってみるよっ!」
乙葉「ふぐり・・・・こういった道具だって触ったことないですよね?」
ふぐり「え?まぁそうだけど。」
乙葉「じゃあ駄目です。」
ふぐり「なんで・・・」
乙葉「いや、だってまずいですし・・・」
ふぐり「いいって」
リリア(伸)「・・・あぁ~ぁ~」
ふぐり「ぎゃあああああ!!」
乙葉「リリア?」
リリア(伸)「二人共ぉ~なにしてるのぉ~?」
ふぐり「え、鍵の解錠。」
リリア(伸)「なんでそんなことぉ~?」
ふぐり「いやぁ~中で先輩が閉じ込められちゃっててさぁ~」
リリア(伸)「ふーん。手伝ってあげようかぁ~?」
ふぐり(伸)「ん・・・解錠できるの?」
リリア「いやぁ~やったことないからやり方教えてくれればねぇ~」
ふぐり(伸)「いやいやーリリアそれは駄目だってー!」
リリア「なんでぇ~?」
ふぐり(伸)「いやいや、リリアの手が犯罪に染まっちゃうでしょー?ねー?乙葉ー?」
乙葉「ふぐり・・・」
ふぐり(伸)「え?なんか目が怖いんですけど」
乙葉「別に・・・」
ふぐり(伸)「あ・・・あはは・・・」
解錠4-------------------------------------
乙葉「ふぐり、今からリリアがやること知らないふりできる?」
ふぐり「んー?」
乙葉「ちょっとこっちに来てください。」
ふぐり「あー、じゃあ見張りしておくわー。」
リリア(伸)「なにぃ~?」
乙葉「これを鍵穴にひっかけて、で、こっちを。」
リリア(伸)「どうするのぉ~?」
乙葉「えっと、ここに入れていくとシリンダーが動いていって。」
リリア(伸)「うんうん?」
乙葉「全部入って回せば開くはず・・・。」
リリア(伸)「わかったよぉ~えっとぉ~、ここをこうすればいいのね~?」
乙葉「そうです・・・。」
リリア(伸)「・・・あ、開いたよぉ~」
乙葉「あ・・・」
ふぐり「え!?開いたのー!?」
リリア(伸)「うん~」
ふぐり「えーーーー!リリアすごいーーー!」
リリア(伸)「へへぇ~」
解錠5---------------------------------------
ひより先輩「おぉー!乙葉ー!ふぐりー!!」
ふぐり「助けにきましたよー!」
ひより先輩「乙葉が開けてくれたのー!?」
ふぐり「いやぁ~実は・・・」
乙葉「そうです。」
ふぐり「へ?」
乙葉「私が開けました。」
ひより先輩「乙葉ー!やれば出来るじゃん!安心してよー!このことは誰にも教えない!秘密にするからさー★」
乙葉「リリア・・・」
リリア(伸)「ん?」
乙葉「ありがとう。」
リリア(伸)「えーっと・・・なんですぐに解錠道具渡したの?」
乙葉「え?」
リリア(伸)「ふぐりには渡すの戸惑ってたでしょ?」
乙葉「ん・・・どこから見てたんです?」
リリア(伸)「乙葉が開けられないあたりから。」
乙葉「手を見せて・・・」
リリア(伸)「はい?・・・こう?」
乙葉「あなたの手って・・・」
リリア(伸)「うん。」
乙葉「真っ黒ですから。」
リリア(伸)「は、はは・・・そうだね」

