ひょんなことから女の子
ホワイトブラウニー3
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34 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [ホワイトブラウニー] 投稿日: 2006/12/05(火) 23:21:41.71 ID:fVt8vjwJO
「…………わりぃ、もう食えねえ」
オレはトモの家で夕食を食べていた。しかし、いつもなら食べられるハズなのに、茶碗
大盛り一杯も食べきることが出来なかった。
「どうしたの? "オレ"くん、いつもはもっと食べるのに……」
「いや、なんか腹一杯になっちゃってさ……」
「身長も低くなったんだし、胃も小さくなっちゃったんじゃないの?」
「あ、そっか」
考えてみりゃそうだ。女になったって言っても性別だけが変わったワケじゃなくて、オ
レの身体全体が変わってるんだ。身長も、顔も、髪の長さも、胸も、声だって。計ってな
いけど多分体重も変わってるだろう。なら胃だって変わってておかしくない。心臓も小さ
くなってるかもしれないし…………そうだ、子宮なんかも出来てるのかもしれない。
「…………なんかオレさ、自分の身体のこと何にもわかってねえのな」
「まあしょうがないんじゃない? 初日なんだし」
「そうかなぁ……」
「きっとすぐにわかって慣れるよ」
「ならいいんだけどな…………って、すぐに戻るんだから意味ねえよ!」
「じゃあとりあえず外見だけでもよく知っておけば?」
「外見をよく知るって?」
「お風呂。先に入って良いよ。って言ってもまだ沸いてないけどね」
…………この身体で風呂ってことは、女の裸を見るってことだよな。自分だけど。なん
つーか、それは、いや、でもやっぱ、あー、ヤバいんじゃね? 主にオレの理性が。
「じゃあ一番風呂もらうな」
性欲とまらないね。
オレはトモの家で夕食を食べていた。しかし、いつもなら食べられるハズなのに、茶碗
大盛り一杯も食べきることが出来なかった。
「どうしたの? "オレ"くん、いつもはもっと食べるのに……」
「いや、なんか腹一杯になっちゃってさ……」
「身長も低くなったんだし、胃も小さくなっちゃったんじゃないの?」
「あ、そっか」
考えてみりゃそうだ。女になったって言っても性別だけが変わったワケじゃなくて、オ
レの身体全体が変わってるんだ。身長も、顔も、髪の長さも、胸も、声だって。計ってな
いけど多分体重も変わってるだろう。なら胃だって変わってておかしくない。心臓も小さ
くなってるかもしれないし…………そうだ、子宮なんかも出来てるのかもしれない。
「…………なんかオレさ、自分の身体のこと何にもわかってねえのな」
「まあしょうがないんじゃない? 初日なんだし」
「そうかなぁ……」
「きっとすぐにわかって慣れるよ」
「ならいいんだけどな…………って、すぐに戻るんだから意味ねえよ!」
「じゃあとりあえず外見だけでもよく知っておけば?」
「外見をよく知るって?」
「お風呂。先に入って良いよ。って言ってもまだ沸いてないけどね」
…………この身体で風呂ってことは、女の裸を見るってことだよな。自分だけど。なん
つーか、それは、いや、でもやっぱ、あー、ヤバいんじゃね? 主にオレの理性が。
「じゃあ一番風呂もらうな」
性欲とまらないね。
35 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [なんか壊れた] 投稿日: 2006/12/05(火) 23:29:14.85 ID:fVt8vjwJO
夕食から40分後。
「さて、今現在、我が家のお風呂には"オレ"が入っています」
「うん」
「そして"オレ"は女の子になっています」
「…………うん」
「ボクたちは男の子です」
「…………」
「覗こう」
「…………にいちゃん」
「むしろ乱入」
「…………それはないよ、流石に」
「…………裸、見たくないの?」
「…………」
「見たいよね?」
「……………見たくなくはない、かな」
「じゃあ見よう」
「…………うん」
「じゃあボク特攻隊長だから、特攻隊長だから先に行くね」
「一緒じゃないの?」
「いや、だから、なんていうか、特攻隊長だからイイ感じにしとくよ。イイ感じなところ
になったら呼ぶから」
「…………ホントに?」
「ホントだってば。ま、とにかく特攻隊長だから行ってくるよ」
「うん、ガンバって」
「さて、今現在、我が家のお風呂には"オレ"が入っています」
「うん」
「そして"オレ"は女の子になっています」
「…………うん」
「ボクたちは男の子です」
「…………」
「覗こう」
「…………にいちゃん」
「むしろ乱入」
「…………それはないよ、流石に」
「…………裸、見たくないの?」
「…………」
「見たいよね?」
「……………見たくなくはない、かな」
「じゃあ見よう」
「…………うん」
「じゃあボク特攻隊長だから、特攻隊長だから先に行くね」
「一緒じゃないの?」
「いや、だから、なんていうか、特攻隊長だからイイ感じにしとくよ。イイ感じなところ
になったら呼ぶから」
「…………ホントに?」
「ホントだってば。ま、とにかく特攻隊長だから行ってくるよ」
「うん、ガンバって」
37 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [エロになりそうだ…………] 投稿日: 2006/12/05(火) 23:31:53.17 ID:fVt8vjwJO
なんか自分の身体なのに恥ずかしいなぁ…………そのくせ女の裸なのに興奮しないんだ
もんなぁ…………
「あ~あぁ…………」
胸、それなりにあるのに、揉んでてもなんか微妙だなぁ…………そこまで気持ち良くな
いんだよなぁ。
「背中流そっか?」
突然背後からかけられた声に驚き、振り向いた。すると、そこにはトモがいた。
「どう?」
オレ、今、女の子だよな? しかも裸で無防備で。えっと、トモに見られてるよね、と
りあえず胸は。下は見られてないと思うけど、あれ、もしかして見られてる? あ、なん
かヤバイ…………変なこと考えてたら、なんか、涙出てきた。アレ?
「え、えっと…………ゴメン!」
トモがドアを閉めた。
「…………泣くほどのことじゃないのに」
身体が勝手に泣いていた。やっぱりこの身体はよくわからない。
もんなぁ…………
「あ~あぁ…………」
胸、それなりにあるのに、揉んでてもなんか微妙だなぁ…………そこまで気持ち良くな
いんだよなぁ。
「背中流そっか?」
突然背後からかけられた声に驚き、振り向いた。すると、そこにはトモがいた。
「どう?」
オレ、今、女の子だよな? しかも裸で無防備で。えっと、トモに見られてるよね、と
りあえず胸は。下は見られてないと思うけど、あれ、もしかして見られてる? あ、なん
かヤバイ…………変なこと考えてたら、なんか、涙出てきた。アレ?
「え、えっと…………ゴメン!」
トモがドアを閉めた。
「…………泣くほどのことじゃないのに」
身体が勝手に泣いていた。やっぱりこの身体はよくわからない。
42 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [追記。] 投稿日: 2006/12/05(火) 23:51:25.26 ID:fVt8vjwJO
「どうだった?」
「いや、なんか、お風呂場が右側通行で、右側通行だったから……」
「失敗した?」
「…………泣かれた」
「…………それマズくない?」
「…………」
「…………」
「いや、なんか、お風呂場が右側通行で、右側通行だったから……」
「失敗した?」
「…………泣かれた」
「…………それマズくない?」
「…………」
「…………」