蛇竜

概要

ワーム。

名の通り、四肢も翼も持たない蛇のような(基本的に)大型の竜族。個体毎に外見的特徴の差異が激しいらしい。
主に砂漠や湿地帯でその姿が見られ、人里近くに表れる事は少ない。
地中に適応した身体構造を持ち、胴体の太さと長さは千年樹に例えられる程の威容であり、頭蓋の硬さは(ドラゴン)の竜麟に匹敵する硬度を誇る。
また、その鱗も竜鱗に次ぐ硬度であるという。
頭蓋を振動させて竜の息と同じような原理で詞術を行使し、空気が乏しい地中においても岩盤を砕く力術を持続可能である。
一般的に鳥竜(ワイバーン)よりも知能が高く人語も話せるが、通常の個体はその必要を感じない為問答無用で襲ってくる事がほとんどである。
また、生物質のものだけでなく岩や鉱物なども食べるらしい。馬車を襲うのもその馬車が丸ごと獲物に見えるからである。
生息域にない鉱物を取り入れることで鱗の強度を高める効果もあるとか。

名前の由来はヨーロッパにおける伝承の大蛇・ドラゴンの呼び名の一つ。
作者によれば、TCG「マジック:ザ・ギャザリング」によってその名と形態を印象付けられたファンタジー種族であるとのこと。

該当する登場人物

+ 書籍版ネタバレ

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年01月08日 14:04