概要

ドラゴン。

翼と四肢を持ち、体躯は竜鱗と呼ばれる強固な鱗に覆われ、頭部に一対の角、眼には発達した瞬膜を持つ*1、巨大な爬虫類に似た生物。いわゆるドラゴン。
巨体・長命・膂力・速度・防御・知能・詞術のいずれも兼ね備えた最強の種。
また、劇中の複数の描写から推測すると、毒物病原菌に対する基本的な耐性自体も高めである可能性が高い。
作中登場個体数が少ないため憶測の域を出ないが、個体による外見的差異も激しいと思われる。

(ドラゴン)が使用する詞術は一般に息(ブレス)と呼ばれ、その絶大な効果に対して詠唱が極めて短いという特徴を持つ。
(ドラゴン)の世界にアクセスする権限は他の詞術よりも強く、「~より」の部分を省略できる。そのため詠唱開始から発動までが短い)

ルーツとしてはおそらく恐竜の逸脱種。
鳥竜(ワイバーン)とは違い支配圏からあまり遠くまで行動する生物ではない。
また鳥竜(ワイバーン)蛇竜(ワーム)と異なり群れを作らない。(ドラゴン)の敵になりうるものは(ドラゴン)しかいないためか、同族とつるむこともなく孤独に暮らす習慣がある。
縄張りの維持や餌*2の狩りも容易すぎるため基本的にヒマな生物であり、持て余した時間を潰すためにそれぞれの趣味を持っているとか。

誰もが知る最強ということはそれを超える強者の指標となるということで、作中でも絶対なるロスクレイの武勇伝は竜殺しから始まり、読者自称者の修羅談義でもなにかと引き合いに出される。

不思議なことに(ドラゴン)の繁殖は確認されておらず、(ドラゴン)の子供は存在すら疑われている。
さらに寿命による死亡例も未確認。
この二点は、同じような超長命種の巨人(ギガント)にも共通する特徴である。

該当する登場人物

+ 異修羅 第2期 Blu-ray BOX特典書下ろし小説『氷の国』

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最終更新:2025年06月03日 22:56

*1 角と瞬膜は現状外見が判明している個体からの類推。

*2 巨体に比して必要とする食事量が異常に少ないらしく、その点も影響している。