彼岸のネフト

「クゥ、クゥ。不死者は一度も死ねぬ――」

登場話

第一部

第三部

  • 「第九試合 その7」

略歴

  • 読み:ひがんのネフト
  • 種族:狼鬼(リカント)
  • クラス:修道僧(モンク)

CV - 斧アツシ
“最初の一行”の一人。生術に卓越した不死の狼鬼(リカント)
「部族に連綿と続く武技を極めた狼鬼(リカント)の闘士」。

本物の魔王”に敗走してからは、ゴカシェ砂海にて、生きながら木乃伊として 最後の仲間を 守り続けていた。
魔王の死後、その最後の仲間であるサイアノプと戦い敗北。
彼に“無尽無流”の二つ目の名を授け、黄都へ向かうよう告げた。

外見

二十一年前時点で、壮年を過ぎたあたりの年齢。
本物の魔王”と対峙するまでは実年齢にあるまじき若々しさを保ち続けていた。

魔王と相対した際に自傷と再生を無数に繰り返したことで、限界にまで老衰。
本編で描かれるような木乃伊のような外見に近い状態になったと思われる。

能力

(ふた)()

柄が短く刃が円盤のように大きな斧を用いた武術流派。
ゼーエフ群の流派の基本である、回転運動の応用で認識できないほどの高速連撃を行う。
劇中で見せた技は、“(まぶた)”、“(くる)し星”。

生術

生命操作技術を極めている。不死と言われる所以。
戦いの中で粉砕された自身の骨格や内臓を戦闘のスピードで再生しながらも、一切の奇形やショック症状を起こさないほどの卓越した技量を誇る。
木乃伊化し生命力を貯蓄する、戦闘に無用な器官のエネルギーを戦闘力に転用する等も生術の応用。
キアメステルエクシルのような埒外の詞術士を除けば作中最高峰の一人であろう。
作中では自分自身に対して使用されたが、他人への治療技術としても使えるようである。

技を食らって立ち上がれる再生能力者は試し切りに便利、とばかりに、
5連続でサイアノプの必殺技を食らっては蘇生しまた殺されるという恐ろしい目にあう。
それでも心折れず死にきらず、餞の言葉を贈る格を保ったのは最初の一行の面目躍如か。

+ 第三部ネタバレ
なお、サイアノプの必殺技の一つ「漿液重剄」は、竜族の防御を抜いて殺すために編み出した技であると明かされた。
いくら強者と信用しているとはいえそんなトンデモ技を等身大の相手(老人)に打ち込むんじゃない。

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最終更新:2024年10月01日 22:12