彙のアクロムド

「怯えることはないよ。 僕の名前は彙のアクロムド。 君を助けにきた」

登場話

書籍版 Ⅶ~


略歴

  • 読み:たぐいのアクロムド
  • 種族:不明

書籍版Ⅶに登場する人物。
イリオルデに協力する魔王自称者の一人であり、腕を自切して飛ばすという奇怪な攻撃をする。



+ その真価は……{書籍版Ⅶネタバレ}
「「「「 僕の名前は彙のアクロムド。 君の試合を助けてあげよう」」」」



  • 種族:樹鬼(ドリアード)
  • クラス:寄客(パラサイト)

"彼方"よりもたらされた植物の種子を基に、国防研究院によって培養され自我を得た、新種

人物

素朴な印象を与える口調。
ただし、一見素直そうな受け答えの裏に狡猾さ、他種族を見下すような傲慢さ、異種族故の価値観・概念の相違が垣間見える。

彼の行動原理は単純である。
友人の頼みを聞くこと、それによってこの世界に認められること。

外見

不定。寄生支配対象によって様々な外見を持つ。
寄生された対象は水分を吸収され植物体に内部が置換されるためか、その肉体が軽く硬い乾燥したものになるらしい。
本体は植物体で、細かな無数の枝と根、と表現されている。

能力

自身を自在に分裂(株分け)することができ、対象の体内に根をはることによってその寄生対象を支配することが可能。
無数に分裂した群体であるが、その意識はただ一つしかない。

その能力を応用することで寄生対象の肉体を自在に切断分離・射出・自爆させることが可能。
また、複数の寄生個体で自在に活動することができると思われる。
どれだけの数を、どれだけの距離間で操ることができるかは不明。
劇中では複数個体・複数地点で同時に複雑な活動をしている様子は描かれてはいなかったため、相応に処理限界はあるものと思われる。
しかしながら、第九試合前にサイアノプを強襲した際は7体もの蛇竜(ワーム)で連携攻撃を仕掛けていた。

活動自体は微塵嵐襲来時に勃発したトギエ市の反乱以前より水面下で行われていたらしく、トギエ市周辺に生息していた蛇竜(ワーム)をすでに複数体支配下においていた。


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最終更新:2025年05月24日 00:41