異相の冊のイリオルデ

「果たして……このまま何も起こらずに済むと思うかね」

登場話

第三部

  • 「穢れなき白銀の剣 その1」
  • 「穢れなき白銀の剣 その3」
  • 「穢れなき白銀の剣 その4」
  • 「穢れなき白銀の剣 その5」

略歴

  • 読み:いそうのふみのイリオルデ
  • 種族:人間(ミニア)
  • クラス:黒幕(マスターマインド)

かつて黄都二十九官第五卿であった年老いた男。
かなり大それた内容のことを画策して、それが原因で放逐された模様。
実際は細々とした汚職や贈収賄を理由に地位を追われたとのことや、
単に放逐で済んでいるあたりからも彼の政治的手腕が垣間見える。

第二部まででほとんど語られていないが、現在も財政界を中心に強い影響力がある様子。
書籍版においては“見えない軍”の第一容疑者としてその名が挙がるほどである。
実際に裏で何らかの形で糸を引いているような疑いが強い。
そして第三部にて、実際に六合上覧第一回戦の詳しい顛末や秘匿されていたはずの血鬼(ヴァンパイア)の暗躍までをもまるで見てきたかのように語って見せ、本格的に介入を開始する。

――この御仁を入れると盤外から陰謀をめぐらす策略家は4人目である。
ストーリーが進めば進むほどまともにトーナメントが開催される気がしなくなっていくんですが本当に大丈夫ですか……?

外見

まるで死人のようにも見える、皴の深い老人。
節くれだった指先。日差しを避けるかのような、染み一つない純白のローブ。

皺に覆われた表情は、あくまで穏やかである。


+ 書籍版動向
書籍版においてはⅥ巻にて表立った行動を開始。
メステルエクシルの病院襲撃事件によって重傷を負った戒心のクウロを確保、先触れのフリンスダにその治療を依頼する。
盤外から盤外の修羅を擁立する形である。

Web版と同様に現在禁止されている森人の奴隷の女を四人、護衛に引き連れていた。

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最終更新:2025年01月16日 22:40