灰境ジヴラート

「ナメんじゃねえぞ、クソガキ……!」

登場話

第二部

  • 「黄都 その6」
  • 「第四試合 その2」

略歴

  • 読み:かいきょうジヴラート
  • 種族:人間(ミニア)
  • クラス:無頼(ヴァガボンド)

外見

細身に見えるが、鍛え込まれた体と、歴戦を物語る酷薄な眼光をしている。
髪を後ろに撫でつけた、口の大きな男。

能力

詳細不明。

余談

赤い紙箋のエレア六合上覧にエントリーさせた人物。

第一部の段階においては、人物像や戦闘スタイルは勿論、そもそも性別や種族すら不明。
それなりに名前の知れたと思われるギルド"日の大樹"の首領であり、「暴の力は市民の誰もが知るところ」。

そもそもエレアの本命は、たぶらかして黄都に連れ込んだ世界詞のキアであり、
あくまで目くらましとして適当な人物をエントリーさせたに過ぎないと思われる。

エレアがどのような戦略戦術を用いるにせよ、キアと違って替えが効かない駒ですらないため、
存在自体が既に死亡フラグであり、読者からは概ね「オイオイオイ死んだわアイツ」という目線で見られている。
…だが待って欲しい、急に何らかの力に覚醒して英雄すら破る力を身につける可能性もゼロではないのではないだろうか。

第二部のネタバレ

+ 赤い紙箋のエレアが仕組んだ筋書きの通りに。
「ジヴラートの代わりに、あたしが出るわ!」

――当然そんなことはなく、エレアの手により無事死亡。

粗暴で幼稚なゴロツキであったが、ギルドの頭をやれるだけの知恵は持っており、
対戦相手のロスクレイと取引をして負ける手筈となっていたが、最後までエレアの手のひらの上であった。
そもそもロスクレイが信頼の置けないならず者を放置する気はなかった可能性も高く、計画していたルートでも試合中の不慮の事故的展開で始末されていた可能性は相当高い。ギルネスの先例もあるから十分あり得る。

ちなみにその戦闘スタイルは剣士に見えるものの、実は詞術士。
熱術で砂や土を帯熱させた見えない「地雷」を設置、これによって敵の動きを心理的、物理的に止め、ワイヤー射出した刃の切っ先で仕留める戦術を使う。
キャラに似合わず意外とテクニカル、と思いきや珪素氏曰く「何しろ戦術の起点がカラテじゃないから弱い!初手で詞術を詠唱し終える暇なんかあったらロスクレイは普通に一歩で踏み込んで真っ二つにしてくる!これが正しい剣術だ!」とのこと。カラテが強いものが上を行くのは異修羅でも同じであり、どこまでも残念な男であった。


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最終更新:2022年08月04日 02:26