無明の白風アレナ

「死ぬ! ここで死ぬのか!?」

登場話

第一部

  • 「全ての敵、シキ その1」
  • 「全ての敵、シキ その2」

略歴

  • 読み:むみょうのはくふうアレナ
  • 種族:人間(ミニア)
  • クラス:槍手(スピアマン)

CV - 矢野奨吾
“最初の一行”の一人。
「騒動と悪運を纏う不世出の槍の神童」。
蛇竜(ワーム)の捕食速度より遥かに速く、口内より頭蓋の隙間を通して脳を穿つほどの絶技の使い手。
その実力は人間(ミニア)の領域を逸脱した域にあり、客人(まろうど)に近しい異常値の存在である。
…なのだが、本人の性格は極めて臆病そのもの。
登場して早々に「死ぬ!」「死んじゃいますから!」「死んだらどうすんだよこの野郎…!」と三段活用を披露した。
汚れた地のルメリー曰く、「鼠が出ても(ドラゴン)が出ても死ぬ死ぬ言ってるじゃねーか。一回くらいは本当に死ね」。

他の六名と共に“本物の魔王”に挑むものの、戦いにもならずに一行は壊滅。
彼岸のネフトによって命だけは救われたものの、その心は恐怖に呑まれており、魔王軍と同様に成り果てた。その後の消息は不明。

外見

+ 赤槍を携えた、明るい赤髪の小柄な少年。(アニメ版情報)
赤槍を携えた、ほぼ白に近い明るい赤髪の小柄な少年。
ヘアバンドのような外観の鉢金に、左腕には二の腕から指先までを覆ういかつい印象の籠手を身に着けている。



余談

現在のオカフ自由都市には、アレナと同門であったという老人が所属している。
六年前の黄都との戦闘において左側頭部に銃弾がかすめ、それが原因で半ばぼけた様な状況であるというが、こと戦闘に関することだけははっきりと身体と脳裏に焼き付いたままだという。
実の娘の名も忘れ、呂律は回らず涎も垂れ流しという有様であるにも関わらず、どんなに速い剣筋も目で追い、弓矢以上の速さで動き槍を穿つ。
そんな戦いの業に取りつかれたような老人が「一番の天才」「本物の天才」と語るのが、“無明の白風”である。
彼が語るには、アレナは相手が突き込んだ槍の穂先に自分の槍の穂先をぴったりと当てるのだという。

+ そして――(第三部ネタバレ)
そして、第七試合を観戦した彼は、音斬りシャルクを指してこう言ったという。
「アレナだ」と。「間違いない、一番の天才だったあいつの技だ」と。

――アレナとシャルクの関係の真相は、現状判明していない。


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最終更新:2025年04月18日 21:13