「――“本物の魔王”。ようやく殺れるな」
登場話
第一部
- 「全ての敵、シキ その1」
- 「全ての敵、シキ その2」
略歴
- 読み:けがれたちのルメリー
- 種族:森人
- クラス:魔女
CV - 前田佳織里
二十一年前、“
本物の魔王”に初めて立ち向かった“最初の一行”の一人。
「世界に見放された邪悪なる詞術士」とされる
森人の少女。
正義や道徳のような価値観を尽く冷笑するような言動でありながら、“
本物の魔王”を誰よりも憎悪していたという。
髪を二つ結びにして落ち着いた印象であるが口は悪い。
性格も、
無明の白風アレナが
蛇竜に追い回される様を見て笑っていたり、
色彩のイジックを出会い頭に蹴りつけるなど少々ジャジャ馬なところがある。
(といってもアレナの実力を認めているから手を出さなかったのであるし、イジックの最悪な人間性を考えれば蹴りで済ませるだけ優しいのかもしれない)
森人は長命なので見た目は少女だが年齢不詳。計り知れぬ領域の詞術を操るが故に里を追われたらしい。
外見
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落ち着いた黒髪を二つ結びにした森人の少女。(アニメ版情報) |
落ち着いた赤味がかった長い黒髪を二つ結びにした、小生意気な印象の森人の少女。
肩から上をすっぽりと覆う不気味な意匠の施された大型のフードが付いた、大きく肩の開いた非常に丈の短いローブを身に纏っている。
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外見年齢はアレナと同じ頃合いの16~17歳ほど。
能力
既に下された詞術の命令を書き換える異能を持つ。
具体的には、相手の詞術詠唱に割り込んでその発動を阻害したり、まったく別の効果を引き起こしたりすることができるらしい。
曰く、
ルクノカを始めとする
竜 の
息にすら干渉し、逆方向に暴発させ自分自身を焼き尽くさせることさえできたとのこと。
さらには
メステルエクシルのお互いの再構築・再生にさえ干渉可能であり、これを阻止できるのだとか。
唯一、
キアの異能に対しては干渉できないらしい。曰く、詠唱が短すぎて干渉できない。
(実際はもう一つ干渉できない要因があるらしいが現時点では詳細不明)
これは
六合上覧に出場している修羅でも再現不能の恐るべき権利であり、あの
世界詞のキアですら持ち得ない逸脱である。
(ただしキアほどの全能であれば似たような結果を再現することはできる)
詞術士としても最高峰であり、最強にして最悪の魔王と呼ばれた
色彩のイジックと渡り合う実力を有する。
黒く、蝕むような光を放つ熱術で全てを焼きつくすのだとか。しかも連射可能らしい。
番外編『-虚実侵界線-空を葬る恐想の眼』では、「ナパームを乱射してるメステルエクシルみたいなもん」と評されていた。
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書籍版Ⅸにてその詳細がおおざっぱながらも判明。(一応格納) |
書籍版Ⅸにてその詳細がおおざっぱながらも判明。
曰く、生まれつき備わった異形の詞術であり(恐らく前述の詞術書き換えの異能も含めての言及と思われる)、
黒く蝕むような熱術は 竜 の息すらかき消す特異なものであったらしい。
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また、力術に関しても非常に優れており、並大抵の攻撃を寄せ付けなかったそうである。
反面、森人が適性を持つとされる生術はほとんどできず、工術も苦手と、得手不得手が極端であったようだ。
しかしそんな究極の詞術士たる彼女ですら、“
本物の魔王”の前では何一つ為せずに絶命した。
余談
本物の魔王に挑む際、「ハレセプトの瞳」なるものを対象に詞術を発動させていたが、これは魔王自称者・
棺の布告のミルージィの
機魔「
レシプト」
シリーズに搭載されているものと同じものである。
本編に描写はないが、ルメリーの用いていた触媒が後にミルージィの手に渡り、最終的に
機魔に組み込まれたらしい。
レシプトの戦闘描写にあるように、「ハレセプトの瞳」を触媒に超強力な熱線照射が可能だったようで、彼女も似たような使い方をしたのかもしれない。
(というか
機魔に搭載するような火力を生身で使用するなど常人の発想ではない。さすがは最初の一行の一員である。)
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最終更新:2025年04月03日 21:17