女王セフィト

「勇者様は、どこかにいるのよね?」

登場話

第一部

第二部

  • 「黄都 その6」

第三部

  • 「楽園の証明 その1」

略歴

  • 種族:人間(ミニア)
  • クラス:女王(クイーン) /  魔王(アークエネミー)


CV - 石見舞菜香
六合上覧の一年前の時点で十歳。
本物の魔王”による虐殺から唯一生き残った「正なる王」の血筋の少女。
普段はイズノック王立高等学舎に生徒として通っている。

異修羅世界では「正なる王」は詞神が定めたとされており、他の王は全て「正統を外れた魔なる王」=「魔王」となるため、必然的に彼女が今代の女王となっている。
もともとは遠く両親の治める国*1で第二王女として暮らしていたが、この国は“本物の魔王”との和平を模索したため、かえって進入を許して虐殺が発生。この時たまたま魔法のツーに助けられ、結果として三つ存在した国*2*3の王族最後の生き残りとなった。

その幼さと不釣り合いな権力故に、多くの者たちから廃嫡・傀儡化・暗殺を謀られている。

他キャラクターが持っている二つ目の名を持っていないのは、彼女が王族であるため。(珪素氏言及

第三卿速き墨ジェルキに、探し出す勇者が本物でなくてもよいのではないかと提案し、六合上覧開催のきっかけを作った。

今なお(・・・)、“本物の魔王(・・・・・)の恐怖の影響を受けている(・・・・・・・・・・・・)のか、佇まいには常に死の影がつきまとう。

外見

常人とは隔絶した神秘性を湛える、白銀に輝く滑らかな長髪。
人形のように整った顔立ち。赤い虹彩を持つ大きな瞳。どこか影差す、無垢な微笑み。
西連合王国王族に代々伝わる身体的特徴である、白皮症の美しい少女。

作者によれば、作中において黒曜リナリスの次に美人。

能力

幼さにしては聡明で、女王の資質は持っているとされる。
事実、書籍版Ⅸにおいて、その年齢からしてみれば異常なほどの、王の器として相応しい威厳とカリスマを備えている様子が描かれた……。

また極めて記憶力が高く、今までに経験した膨大な記憶情報の中からどれほど些細なことであっても僅かな時間で引き出すことが可能。





―――そして彼女は…。
「──かならず勇者を決めてね。」

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「ねえ――これ、刺してみたい?」

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最終更新:2025年04月14日 13:13

*1 西連合王国。

*2 正統北方王国。この国の王族は、最初の六年“本物の魔王”の侵攻を食い止め続けたものの国に蔓延する恐怖と犠牲の中、革命と称する民の狂乱によって尽く処刑された。

*3 中央王国。この国の王族は、息子達を死に追いやった病に冒されながらも民の統制に身を砕き、現黄都の礎となるも戦いの終焉を見ることなく倒れた。