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現在、我々は以下のタイプの南米タラニスを確認している。
A-1-a型![]() 最初に出現した南米タラニス。 形状は舞羅連合帝国のDM-10A型輸送機と酷似している。 動きは比較的鈍重であるが、火力が高く、2000kmを超える長大な行動半径を有している。 また、R-1型タラニスを投下した個体も目撃されており、母艦機能を持つものと想定される。
発見した際は1匹につき1個重戦闘機中隊をあてて優勢火力の下で撃破することを推奨する。
A-1-a型は長大な射程と火力を持つため、艦艇での接近は極めて危険であるため注意されたし。 A-2型![]() 新京都陥落時より大量に目撃された南米タラニス。 形状は門州連邦軍のF-1戦闘機と酷似している。 行動半径は300km程度と比較的短いが、動きは機敏であり、最高速度も音速を超える。 火力はA-1-a型と比べて低く、艦艇を撃沈できるレベルではないが、装甲車や戦闘機を撃破するには十分である。
発見した場合、戦闘機部隊は最優先でこの南米タラニスを撃破することを推奨する。
耐久力が低く数が多いため、艦砲射撃や重ミサイルによる範囲攻撃もある程度効果的である。 R-1型![]() 陸上型の南米タラニス。 形状は舞羅連合帝国軍の空挺トラックから足が生えているような見た目である。 数は全南米タラニスのうち最も多く、足が増えた派生型も多く目撃されている。 火力はA-2型とA-1-a型の中間部に位置しており、戦車クラスの装甲をやすやすと融解させる。 ただし、命中精度と連射性能は低く、戦闘機のような高機動目標にはあまり脅威にならない。
発見した場合、重砲による遠距離攻撃と爆撃機による高高度爆撃、そして艦砲射撃等による面制圧を推奨する。
また、神州大和帝國での実戦経験を顧みるに、人型機動兵器も大きな効果を発揮するとみられる。 R-2-s型
第一次攻勢以降に確認された南米タラニス。
同時に15の超音速航空機を補足、攻撃可能な能力を有している。 少しでも存在が確認されていれば、航空機による接近は自殺行為だ。
機動力はそこまでではないため、地上の起伏を利用して死角から接近し、撃破することが望まれる。
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南米タラニスは高度なステルス性を有している。
650~750nmの可視光を除くすべての電磁波に対して不干渉であることが判明した。 また、未知の推進装置を持っているらしく、赤外線放射や気流の乱れ、騒音等はほとんど確認できなかった。 以上のことから、レーダーや通常のセンサーで感知することはほとんど不可能であり、発見は目視に頼るしかないのが現状だ。 |
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南米タラニスは神州大和帝國のタラニスと同じく、強力な通信妨害を行う。
妨害は周波数に関係なく作用しており、おそらく電波を物理的に遮断、もしくは吸収しているものと思われる。 そのため、南米タラニスとの接敵時には通常の無線通信機は使用不可能となる。 各部隊は野戦電話とエクスカリバーシステムを用いた連携手段を準備されたし。 |
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南米タラニスの外皮は金属に近い素材でできている。
我々の調査ではチタン-モリブデン鋼に近い特性を示すことが確認されており、破壊にはかなりの火力が必要である。 ただし、魔法力を付与した弾丸を用いればある程度弱体化することが確認されており、我々は専用弾の開発を急いでいる。 |
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南米タラニスは高度な自己再生能力を持っている。
後述のコアを破壊しない限り、どれだけダメージを与えても数分程度で活動を再開する。 |
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すべてのタラニスは直径1m程の赤い結晶状のコアを持っている。
このコアを破壊すれば、南米タラニスはガラスが割れるように砕け散り消滅する。 ただし、巨大な南米タラニスのどこにコアがあるのかを見極めるのは難しく、撃破は運次第である。 |
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飛行型と地上型が現在確認されている。
彼らは水を避けるように行動しており、水中型は今のところ確認されていない。 また、高度2000m以上への進出も確認されておらず、アンデス山脈を超えることはないと思われる。 |
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統一舞羅軍、南米タラニスの絶滅を確認(1/19)
昨年末より我が国に甚大な被害をもたらした南米タラニスは、我ら連合軍の猛攻撃によりその勢力を消失し、本日ついにその絶滅が確認された。
我々の勝利である。 門州連邦でクーデター発生(1/3)
2019年1月2日、我が国における対タラニス戦争は概ね終息を迎え、我が統一舞羅戦線もその役割を終えようとしている。
そんな中、統一舞羅軍総司令官にして門州陸軍の長官でもあるアメリア・ベイカー大将が信じがたい行動に出た。 彼女は門州陸軍を主体とする統一舞羅軍の予備部隊に動員をかけ、フエゴ市の門州連邦大統領府を占領したのである。 大統領府は本来大統領直属の大統領親衛機甲大隊によって守られていたはずだったが、なぜか交戦前にすべての車両が破壊されており、大統領府はあっさり無血開城した。 彼女らは大統領府の放送室を占領しクーデター政権の樹立を宣言、汚職が蔓延し、だれも望まぬ無益な闘争と対立を強いている現独裁政権の打倒に向けた国民決起を呼び掛けた。
昨年12月18日に実施された対タラニス核攻撃によって門州連邦大統領府の権威は地に落ちており、対タラニス戦争を戦い抜き、門州政府の悪事をリークした英雄たるベイカー大将が主導とあらば、クーデター政権が門州国民から認められる公算は大きい。
しかし、門州国民の反北舞羅感情には根強いものがあり、現遠山政権を支持する声も大きく、結果はまだ分からない。 我が統一戦線はその性質上内政問題に干渉はできないため、クーデターの成否は世界の反応と支援の有無次第であろう。
※クーデターの成否は以下の投票(物資援助)の結果で決まります。
投票は10分時間を空ければ、一人何回でも可能です。 無表明での秘密支援でも大丈夫ですが、以下の投票のコメント欄で支援表明を出されると、戦後に勝った方との友好関係が構築されます。
支援を表明していただける方はどうぞ!
南米タラニスの巣消滅!連合艦隊勝利!(12/28)
クラフティン共和国、スティーブ・クラフタリア同盟連邦、スィヴェールヌイ・サユーズ、統一舞羅の連合艦隊は南米タラニスの巣に対する2日間に及ぶ攻防戦を展開し、本日これを撃破することに成功した。
我々も少なからぬ損害を被ったが、艦隊は巣の周辺のタラニスを制圧し巣を取り囲む黒雲に風穴を開け、そこに突入した神州大和帝國、八洲帝国と我が戦線のウィッチたちの活躍によりタラニスの巣中心部に魔導爆弾を運搬・起爆し、巣の破壊を成し遂げた。 この戦果により南米タラニスの増殖は停止し、我々の勝利は確実となった。 しかし、陸上にはいまだに10万を超えるタラニス群が残っており、完全駆逐にはもうしばらくの時間を要すると見込まれている。 ただ、狙撃型タラニスはシランナMS部隊の活躍で概ね殲滅されたため、今後は空爆、ミサイル攻撃が自由に実行可能となり、これまでよりも楽な戦いにが展開できると予想される。 実際、狙撃型殲滅後より在倉辺軍の一個航空団が対タラニス爆撃を敢行しており、戦場は完全に消化試合の様相を呈している。 連合艦隊転進(12/25)
統一舞羅戦線総司令部は艦隊に対して、南米タラニスの巣本体へ転進を命じた。
先日、神州大和帝國においても総攻撃が開始された。 我が国でも諸外国の援軍もあり陸上戦は我々の優勢に推移しているが、潰しても潰しても湧き出してくる南米タラニス群の前に徐々に疲弊が見え始めている。 今タラニスの巣を討たなければ数日中には全戦線が崩壊し、我が国はおろか南米全域がタラニスの手に落ちる可能性すらある。 チャンスは今しかない。 我々は全ての海軍力をもって南米タラニスの巣への直接攻撃を決断した。 本作戦にあたって、我々は統一舞羅海軍、スティーブ・クラフタリア同盟統合海軍、クラフティン共和国海軍、スィヴェールヌイ・サユーズ海軍の艦艇による連合艦隊を結成した。 我々はこれより総力を結集し南米タラニスに対する最後の攻勢をかかる。
”人類を舐めるな!”
シランナ・舞羅連合軍「ジオン公国に栄光あれ作戦」を実行(12/23)スィヴェールヌイ・サユーズ、弓楽国の「スケッルス・プラン」を支援、南部攻勢は成功
23日12:00頃に予定されていた南部戦線総攻撃に合わせ、スィヴェールヌイ・サユーズ、弓楽国により弾道弾230発による支援攻撃作戦「スケッルス・プラン」が提案された。
北部戦線で大きな戦果を挙げた弾道ミサイル攻撃のため大きな効果が期待できたが、狙撃型タラニスがいる現状でミサイル攻撃は困難なため、わが軍はなんらかの方法で狙撃型タラニスの撃破を迫られた。 そんな中、武器取引で交流のあったシランナ民主共和国が対タラニス作戦支援を申し出てくれた。 シランナは神州大和帝國でタラニス相手の実戦経験積んだ国家であり、わが国にも対タラニス用兵器として新型二足歩行型機動戦車「RFV-121 ナガンA2型」25機を派遣していただいたのである。 ナガンは極めて優れた機動兵器であり、シランナ軍人の練度も相まって、地形の起伏を利用して狙撃型タラニスの攻撃をよけながら進撃することが可能な本兵器は狙撃型撃破に最適な兵器であった。 しかし、狙撃型タラニスは分厚いタラニス群の最後列付近に潜んでいるため、少数部隊で撃破するのは困難であった。 そこでわが軍は、狙撃型に撃たれても慣性でしばらく飛べるほど大型な舞羅軍29式輸送機に、それぞれナガン1機と防護材を積載しタラニス後方に突っ込む「ジオン公国に栄光あれ作戦」を立案した。 ![]()
スケッルス・プランに先立ち23日12:00ちょうどに開始されたジオン公国に栄光あれ作戦により、わが軍とシランナ軍は輸送機を全損耗するもナガンを無事に送り届けることに成功、推定30匹の狙撃型タラニスのうち20匹を撃破した。
結果、スケッルス・プランにより発射された弾道弾230発のうち80発が無事着弾し、敵が散開していたため前回ほど劇的な戦果ではなかったものの、前線に大きな穴をあけることに成功した。 わが軍統一舞羅軍はその穴になだれ込み一気に進軍を開始、クラフタリア・舞羅連合艦隊の支援砲撃もあって南部戦線はタラニスの巣が目視できる位置まで前進した。 しかし、タラニスの巣からは常に大量のタラニスが湧き出しており、彼らに勝つためには本丸を攻めるよりほかはなさそうだ。 第二次攻勢、北部でも成功を収める(12/23)レグルス連合帝国衛星兵器グングニルの効果大
南部戦線で総攻撃が行われていた23日3:00頃、北部戦線でも攻撃が開始された。
北部戦線においてはレグルス連合帝国保有の衛星兵器グングニルが使用され、前線タラニス群は未知の攻撃の前に大打撃を被った。 その機会を見逃すまいと、わが軍は研究所で試作されたばかりの魔導砲弾や陛下含む少数のウィッチ部隊を投入、総攻撃をかけた。 これによって、南部戦線が攻め込まれていた関係で手薄になっていた北部のタラニス群はたまらず後退し、南部と同じく北部も多くの領土を取り戻すことに成功した。 あとは巣本体を攻めるのみだが、巣の前の陸上にはタラニスによる固い防衛線が張られているため、攻撃は重火器が投入可能な海から行うのが理想だろう。 クラフタリア艦隊、舞羅艦隊と合流(12/23)南米タラニスの巣へ進撃
わが統一舞羅軍は、スティーブ・クラフタリア海軍との連合艦隊を結成した。
本艦隊の目的は南部攻勢の支援及び、魔導砲弾によるタラニスの巣本体への直接攻撃にある。 クラフタリア航空戦艦リサリアにはわが軍のウィッチ部隊も乗艦しており、護衛は万全だ。 決戦の時は近い。 ![]()
統一舞羅軍、第二次総攻撃の準備を開始する(12/23)
わが統一舞羅軍は、南米タラニスに対する第二次総攻撃の準備を開始した。
わが軍は新装備や魔導兵器、そしてウィッチ部隊の動員を進めており、本日正午には協力各国とともに攻撃を開始する予定だ。 統一舞羅戦線、外交・軍事の完全統一を実現(12/23)
わが統一舞羅戦線は、軍事同盟から統一された半国家機構に昇格した。
これに伴い発足した国家元首・首相のポストにはそれぞれマックス・D・テイラー戦線議長、坂下門左衛門戦線長官が就任した。 両名とも舞羅連合帝国(北舞羅)の政治家であり、これは統一舞羅戦線の指導権が完全に北舞羅に移行したことを意味している。 門州連邦側にとっては不満が大きい内容だったが、現在の門州の政治機構は完全に信頼を失っており、もとより2国対等の条件では緩やかな軍事同盟結成がせいぜいであったことを考えると、わが戦線を真に統一するにはこれしかなかったといえる。 政治部から門州が排除された代わりとして、軍部においてはベイカー門州陸軍長官が最高司令官に昇格し、元最高司令官であった近藤舞羅地上軍司令は陸軍司令のポストに収まった。 また、軍はこれより門州軍・舞羅軍というくくりから解き放たれ「統一舞羅軍」を正式呼称とし、完全に指揮系統を統一するものとする。 舞羅人によるウィッチ部隊結成(12/23)
先日の研究成果により、わが研究所は魔導兵器及び個人魔導飛行ユニットの量産に成功した。
懸念されていたウィッチ探しも、統一舞羅戦線の政治的な全面支援により順調に進み、現在は神州大和帝國・八洲帝国のウィッチたちとのもう訓練に励んでいる。 明日の総攻撃開始には間に合いそうにないが、いざという時の予備兵力としては十分な能力を持っているといえるだろう。 狙撃型タラニスの存在が確認される(12/21)ミサイル、航空機による攻撃が困難に
本日、南部戦線から南米タラニス相手に発射された大型弾道弾がミッドコース・フェイズにおいて撃墜された。
地上からの観測によれば、高出力の赤色光線が南米タラニス占領地より弾道弾に向けて発射されたとのことであり、我々は狙撃型南米タラニスが撃墜したものと断定している。 これまでの南米タラニスの光線が高速機・ミサイルに無力であったことを考えると、その精度向上は驚異的なものだ。 おそらく先日の門州軍・スィヴェールヌイ・サユーズ軍によるミサイル攻撃で打撃を受けた彼らが航空兵器に対抗すべく生み出した存在であると考えられる。 我が研究所はこの狙撃型タラニスの能力を測定すべく、無人標的機と超音速ロケットそれぞれ50機づつ打ち出して狙撃型タラニスの攻撃を誘ってみたところ、亜音速の無人機が47機、ロケットが41発が撃墜された。 この時南米タラニスより発射された光線は全て標的に命中しており、精度は限りなく高いと示されたが、それと同時に狙撃型タラニスは数が比較的少なく、圧倒的な飽和攻撃を行うか、もしくは発射位置を特定して部隊を送り込むかすれば対抗は可能であると判明した。 だが、少なくともミサイルや通常航空機の地位が急低下したことは確かであり、我々は対抗兵器の開発を急いでいる。 門州連邦軍の核攻撃が同士討ち目的であると判明(12/20)門州連邦の影響力急低下につき統一舞羅戦線の権限拡大が提案される
昨日行われた対タラニス攻勢は本来の目標を達成できないまま終了した。
結果は惨憺たるもので、損害は南部戦線で舞羅軍5840名・門州軍4314名、北部戦線で舞羅軍1万3425名・門州軍545名にのぼり、防衛ラインは大幅に後退せざるを得なくなった。 攻勢失敗の要因としては、そもそも作戦計画自体が稚拙なものであったのが大前提だが、なによりも門州連邦海軍の核攻撃が被害を拡大したといえる。 隣国スティーブ・クラフタリア同盟連邦からもこの一件に関する厳重な抗議を受けていたため戦線会議では門州連邦への批判が相次いだ。 しかし、当の門州連邦側は全く悪びれず 「核攻撃失敗の責任は、無断で爆心地から撤退した舞羅連合帝国陸軍と、弾道弾による核攻撃願いを拒否した裏切り者のベーカー門州陸軍長官にある」と、当該者の処分を宣言してきた。 だが、これに腹を立てた門州陸軍が 「核攻撃の最重要目標は舞羅連合帝国軍と司令部であり、この攻撃の狙いは舞羅連合帝国の権限弱体化にある」 と記された極秘文書の存在を密告したため、門州連邦政府は舞羅連合帝国や統一舞羅戦線司令部はもとより、同じ門州連邦国民からも猛抗議を受け、皮肉にも戦線内での影響力低下を余儀なくされてしまった。
また、今後このような勝手な行動とグダグダな作戦が実行されないように、我々は統一舞羅戦線を軍事同盟から政治組織に発展させ、舞羅全体の統一された意思決定機関とすることを決定した。
舞羅製魔導飛行ユニットと魔導砲弾の実用化に成功!(12/20)陛下自ら出撃され南米タラニス撃破![]()
本日は、東扶砂漠研究所で連合帝国の高官を招いての魔導兵器デモンストレーションが執り行われた。
デモは、新開発した魔導砲弾(魔法力を注入した対タラニス用大口径弾)班と魔法力測定器班、そして最もインパクトがデカい個人用魔導飛行ユニット班の3班に分かれて行われた。 だが、うちの担当研究員達は全員目が死んでいた。 我々飛行ユニット班は自力開発したユニットと魔導機関銃を提出することには成功したのだが、当日になっても舞羅人ウィッチは見つからず、神州大和帝國や八洲帝国のウィッチたちにも断られてしまったため、搭乗者不在のままデモが始まってしまったのだ。 魔導弾も飛行ユニットも使用者の魔力に依存する方式のため、ウィッチがいなければ最新科学の結晶も変なおもちゃにしかならない。 そうやって魔導飛行ユニット班が絶望する一方で、魔法力測定器のデモ班は意外な盛り上がりを見せていた。 視察に来られた安師帝陛下に、なんだかえげつない魔導反応が見られたのである。 これは連合帝国首脳部に魔導兵器をアピールする絶好のチャンスかもしれん?と意気込んだ我々研究員は、陛下に「ちょっと履いてかない?」と気さくに話しかけたが、近衛警察に半殺しにされて終わった。 しかし、そんな平和なデモも突如として終焉を迎えた。 兵隊連中が取り逃がしたはぐれ南米タラニスA-1型2匹が研究所に迷い込んだのである。迷惑極まりない。 研究所は試作した魔導砲弾でうち一匹を撃墜したが、弾薬不足で残り一匹の臨時首都侵入を許してしまい、会場の政府関係者たちはパニックに陥った。 チャンス到来である。 我々が混乱の中避難誘導に夢中で迷子になっていた陛下を 「どうかあれを穿いて戦ってください!帝国を!臣民を!未来を守れるのは陛下しかいない!」 とおだてたところ 「無論じゃ、朕自ラ鎮定ニ当タラン!」 と、ノリノリで出撃してくれた
チョロい
だが、そんなチョロリン陛下も戦いに関しては見事なもので、口頭説明しただけのシールドや魔導弾重機関銃を巧みに使いこなしA-1型のコアを露出させ、最後はご持参の軍刀でコアを破壊して南米タラニスを撃破した。
話によると、なぜかコアの位置をはっきりと視認でき、その上チタン合金に匹敵するはずの南米タラニス外皮が機銃や刀剣で簡単に破壊できたとのことである。 我々が用意した装備も想定通りの性能を発揮したが、使用者から直接魔法力を供給できる刀もまた理想の対タラニス兵器なのかもしれない。
だがそんなことはどうでもよい
このストライカーユニット?だったかな、魔導飛行ユニットのシステムは素晴らしい! おにゃの子がパンツ一丁で空を舞うというロマンの塊が未だかつて存在しただろうか? 流石は神州大和帝國、欧州文明は我々の一歩も二歩も先を行く!
「性能は素晴らしいが、死ぬほど恥ずかしいから下を穿いたまま装着できるようにしてほしい」
としきりに懇願されてきたので、やむを得ず 「それはパンツじゃないから恥ずかしくありません。それと、時間がなくユニットに着脱機能をつけ忘れました。多分勝つまでは穿けません。本当に申し訳ない。」 と大嘘を言ったところ、割とガチ泣きされた。 可哀想に。
後悔はしていない。
近衛警察東扶砂漠刑務所・尋問記録より
追筆:当該死刑囚は陛下の勅命により特赦
スィヴェールヌイ・サユーズのミサイルが着弾、効果絶大(12/19)
先ほど旧首都新京都市近郊でスィヴェールヌイ・サユーズから発射されたR7弾道弾及び巡航ミサイル計27発の着弾が観測された。
いかに南米タラニスといえどICBMの迎撃はできない模様で、全弾が概ね予告通りの地点に着弾した。 この攻撃により新京都市北部は完全に更地となったが、撤退する連合帝国軍を追って密集していた南米タラニスR-1型とA-2型はサーモバリック弾頭の直撃をもろに受け、観測されていた1万5千匹のうち実に1万1千匹近くが吹き飛ばされた。 防御力の高いA-1型には大したダメージはなかったが、統一舞羅空軍と陸軍残存部隊の奮戦、そしてレグルス連合帝国のタラニス偽装兵器の犠牲によって何とか攻勢を押さえつけることに成功した。 しかし、結局前線は臨時首都全面まで後退してしまい、いつはぐれタラニスが市街地を襲ってもおかしくない危険な状況になった。
だが、とりあえずの危機が回避されたのは確かなので、我々は門州の核ミサイル発射を問い詰めていく構えだ。
第二次対南米タラニス核攻撃失敗、南米タラニスの活動急加速(12/19)
門州連邦の核攻撃により南米タラニスに一定のダメージを与えることには成功したが、その効果は成功とは程遠いものであった。
核攻撃は確かにR-1地上型南米タラニスを撃破するのに重要な役割を果たしたが、破壊力が距離の3乗に比例して減衰する核爆弾の特性上、広範囲にわたって展開する飛行型のA-1、A-2南米タラニスには対した打撃を与えることができなかったのである。 それどころか、わが軍の進軍経路上に核弾頭が投下されたせいで耐放射線装備を持たなかった陸上部隊がキノコ雲に突入できず、貴重な時間を足止めで無駄にするだけの散々たる結果に終わった。 この結果を受けて、戦犯扱いされることを恐れたのか門州連邦軍は続けざまに南米タラニスの巣本体に対する核攻撃を実施し、戦局の挽回を図ってきた。 しかし、この攻撃は完全に裏目に出た。 核弾頭は確かに巣を直撃し黒雲は一時的に消滅したが、巣は数分もたたないうちに自己修復を開始し、驚くべきことに攻撃前よりも大きくなって復活したのである。 そして、巣の復活と同時に各地の南米タラニス達も突如活動を活発化させ、防護陣を解いて進軍していたわが軍を粉砕し逆攻勢を開始してきた。 もはや攻勢失敗どころか戦線は南北共に崩壊寸前となっている。 全滅を避けるべく、我々は友軍であるレグルス連合帝国とスィヴェールヌイ・サユーズに対して支援攻撃を要請しつつ全軍後退を開始したが、北部戦線においてはすでに舞羅連合帝国臨時首都角材市直前まで戦線が後退しており、ここで食い止めなければ本当に我が国が滅亡しかねない状況となっている。 今はただ、わが軍の奮戦と支援軍の協力に期待するより他ない・・・ 南米タラニスにエネルギー吸収能力の存在を認める(12/19)
今回門州連邦軍が行った南米タラニスの巣への核攻撃を観測した我々は、南米タラニスの新たな生態を発見することに成功した。
彼らのコアは、この世に存在するあらゆるエネルギーを自分たちの生命エネルギーに変換する能力を持っているのだ。 むろん、コア自体が破壊されれば変換も糞もないが、コアが生きてさえいれば熱、運動、光、電磁気、そして放射線といったありとあらゆる物理現象を自らの成長に利用することが可能である。 おそらく、今回の核攻撃により巣が成長したのもこれが原因だろう。 解析に成功すれば、夢の発電システムとして人類に栄光をもたらすかもしれない。 南米タラニスのコアにはまだまだ多くの特性が隠されているとみられており、我々は解析を急いでいる。
というか、研究所にタラニス迫ってるのにデモンストレーション会なんか本当にできるのだろうか・・・
レグルス連合帝国と同盟締結(12/18)
統一舞羅戦線はレグルス連合帝国との同盟を締結した。
今後は技術面での交流を深めていきたい。 門州連邦海軍、攻勢作戦で核兵器を使用(12/18)
本日より始まった対南米タラニス攻勢作戦において、門州連邦海軍は自国領に対する核攻撃を実施した。
今回使用された核弾頭は門州連邦が八洲帝国から八門特殊爆弾共有条約に基づき入手したものとみられており、門州軍潜水艦から巡航ミサイルを用いて南部戦線に投下された。 門州側は攻勢支援のために使用したと説明しているが、統一舞羅戦線司令部や舞羅連合帝国への事前説明は一切なく、また攻勢部隊の至近に投下されたため、前線は混乱を極めている。 東扶砂漠陸軍基地に魔導研究所設立(12/17)
魔法力の研究機関「統一舞羅軍先進技研究局魔導研究所」が舞羅連合帝国臨時首都角材市に設立された。
魔法力の兵器転用は神州大和帝國や八洲帝国においてすでに実用の域に達しており、わが統一舞羅戦線も対南米タラニスの切り札として積極的な投資を望むところだが、我が国ではいまだ魔法力をオカルトと否定する声が多く、学術的な魔導研究は遅々として進んでいないのが現状だ。 特に統一舞羅戦線結成後はじめて魔法の存在を知った舞羅連合帝国においては否定的意見が根強く、連合帝国政府は予算、機材、人員の提供を渋っている。 経済力が強い舞羅連合帝国の非協力は舞羅の魔力研究そのものを停滞させかねないため、わが統一舞羅戦線はあえて連合帝国臨時首都に研究所を設置し舞羅臣民の理解を得る取り組みを開始した。 施設建設はスィヴェールヌイ・サユーズから提供された大量の援助資材により迅速になされたが、設立されたばかりの魔導研究所には魔法力に精通した者がほとんどおらず、成果として誇示できるものが存在しなかったため、とりあえず神州大和帝國より供与された個人用飛行ユニットと魔力測定装置のデモンストレーションで連合帝国側に魔法力の有効性をアピールする方針だ。 幸い、舞羅連合帝国元首たる安帥帝陛下がこの計画に興味を持たれ、デモンストレーションに立ち会っていただけることになったため、研究所はある程度の注目を集めることに成功している。 しかし、肝心の飛行適性を持った舞羅人ウィッチが未だ見つかっていないため飛行ユニットはテストすらできておらず、営業から突然デモ開催の知らせを受けた現場の研究員は戦々恐々としていた。 だが、どのような結果になるにしろ、この研究が始まらなければ舞羅に明日は無い。 我々は何としても陛下の前でこのデモを成功させなければならない。
我々は今日も当然徹夜である。
南米タラニスのせいでレッドブルが値上がりしているのはどうにかならないものだろうか・・・ 統一舞羅軍、総攻撃の準備を進める!(12/17)
統一舞羅戦線総司令部は本日、南米タラニスへ総攻撃をかける方針を明らかにした。
現在、南米タラニスの活動は落ち着きをみせており、北部戦線での攻勢は収まり、南部戦線においては制空権の完全掌握にすら成功している。 統一舞羅戦線はこの機を逃さず、南部戦線を押し上げる形での総攻撃をかけることを企画、南部へと兵力を集結させつつある。 作戦会議において、神州大和帝國義勇軍や八洲帝国701即応戦闘団関係者からは、補給や人員、ウィッチの不足などから総攻撃は時期早々であるとの意見が出ていたが、門州連邦側が妙に自信満々で作戦実行を主張したため、その意見に流される形で攻撃は確定された。 作戦では門州連邦の大統領親衛機甲大隊が中心となって南部から攻勢をかけ、敵が混乱し弱体化した隙をついて北部からも近衛地上軍第一空挺大隊を中心にした電撃戦を仕掛けることで、南北から挟み込む形で南米タラニスの殲滅を目指す方針だ。
今こそ南米タラニスを根絶やしにする時だ!
クリスマスまでには故郷の家に帰れるだろう スィヴェールヌイ・サユーズと同盟を結ぶ(12/16)
我々統一舞羅戦線に初めての直接的外部協力者が誕生した。
北方の大国スィヴェールヌイ・サユーズである。 彼らとはタラニス関連技術の情報共有を図り、ともに人類の敵との戦いを進めていく構えだ。 統一舞羅戦線結成(12/16)
南米タラニスの侵攻を前に、門州連邦と舞羅連合帝国は共同戦線の展開を決定、統一舞羅戦線を組織した。
統一舞羅戦線は舞羅連合帝国近衛軍と門州連邦軍を統合した組織であり、タラニスに対抗するための諸技術・戦術の共有と、指揮系統一を目的としている。 現在は軍事部門の統一舞羅軍のみが組織されているが、段階的に政治的機能も付与される予定であり、舞蔵戦争後1年近く続いた南北舞羅の分断に終止符が打たれるのではないかと期待されている。 南部戦線でタラニスの侵攻停止(12/16)
南部戦線における南米タラニスの侵攻がついに停止した。
これまでも神州大和帝國義勇軍と門州連邦陸軍の遅延戦術により概ね安定していた南部戦線であったが、先日の八洲帝国701即応戦闘団の参戦によりついに南米タラニスの侵攻を完全に押しとどめることに成功したのである。 この戦果は劣勢な北部戦線にも影響を与えており、北部に侵攻する南米タラニス群も動きを鈍化させつつある。 しかしながら、北部戦線が劣勢なことには変わりなく、我々は援軍の確保に奔走している。 新京都市陥落(12/16)
旧帝国時代からの首都であった新京都市と首都圏が陥落した。
わが軍による避難誘導により大多数の人間は避難できたが、それでも数万人の死傷者が出た。 我々は東扶砂漠に絶対防衛線を展開し、南米タラニスの侵攻をなんとしても押しとどめる方針だ。 魔法力の研究を開始(12/16)
神州大和帝國からの情報供与により、魔法力なる未知のエネルギーについての情報を得た。
魔法力はタラニスに対して有効とされているため、我々も兵器化を急いでいる。 タラニス関連情報(12/14)
南米に出現したタラニス群はチロエ島沖の黒雲を中心に活動し、現在門州連邦北部及び舞羅連合帝国南部を占領している。
国境線沿いに展開していた門州・舞羅軍はほぼ壊滅したものとみられる。 門州連邦側への侵攻は、神州大和帝國義勇軍の活躍と、ソベリア共和国からの大量の支援物資により速やかに回復した門州連邦軍の抵抗によってある程度抑えることに成功している。 しかし、舞羅連合帝国側の戦況は絶望的であり、首都新京都市の陥落は時間の問題となっている。 これは、ベルタティス連邦に派遣した精鋭部隊の再配置が間に合っていなかったこと、第二次舞羅内戦を自力で解決しようと諸外国からの援軍打診を断り続けていたことなどが原因とみられる。 |
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