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文書 Chapter3&4 - (2023/12/13 (水) 09:44:29) のソース

*&aname(c3,option=nolink){Chapter3 Forgotten World}
**バーグマン水路トンネル
&aname(c3_d01,option=nolink){&bold(){水路トンネル内のマップ}}
&blankimg(c3_d01.jpg,width=400,height=277)
※画像クリック(タップ)で拡大
>これは、壊れているものすべてと、その他重要なポイントを記したマップです。&br()-エリック

&aname(AHT_02,option=nolink){&bold(){ハートマンが休憩室に残した音声テープ}}
&image(AHT_02.jpg,width=400)
>バーグマングループはエリック・クラインマンとゼンダーバーグによって設立された著名な会社だった。会社は町の再建のため重要な役割を果たしてきたが、ウォルターはどうやってか全ての名誉を掠め取った。&br()ともかく、ゼンダー・バーグは会社の重要な根幹だった。彼が失踪してから、バーグマングループは存続自体に難航しだした。最終的に株主は、クラインマンに彼の株式を売却することを強いた。&br()彼は廃人になってしまった。&br()今、クラインマンは導く人物を必要としている。&br()彼は偉大なことを成し遂げる能力がある。私は彼が必要で、彼には私が必要だ。

&aname(c3_d02,option=nolink){&bold(){エリックのメモ}}
&image(c3_d02.jpg,height=400)
>ロビン!&br()休憩中に重要な技術資料を置いていくのはやめてくれ。もう、構内を探し回るのは疲れたよ。&br()大事な書類なんだから、失くしたらこの古いシステムを使えなくなるじゃないか。 失くすな!&br()でも、とにかく、見つけたバーグマンの書類をゴソゴソと調べ始めたんだ。ゼンダー・バーグの失踪に関するニュースやエリック・クラインマンの父エドワードに関するものもあった。&br()&br()最も興味深かったのはアレックス・ハートマンに関するメモだ。ジェフ・ウォルターを探したかったようで、スタルバーグスチールのオーナー、ミハイル・ローゼンタールまで一緒だった。ジェフ・ウォルターは有名で、善人だとも言われていたが、ハートマンはウォルターについて、誰も知らないはずの何かを知っていたんだろう。彼が見つかったのか、どうなったのか、残念ながらわからない。&br()&br()エリック

&aname(c3_d03,option=nolink){&bold(){ハートマンからクラインマンに宛てた手紙}}
&image(c3_d03.jpg,height=400)
>エリック・クラインマン&br()&br()信頼できる筋から、ゼンダー・バーグ失踪の証拠を入手した。&br()ジェフ・ウォルターがバーグを誘拐したのは事実のようだ。彼は秘密のプロジェクトに必要だった。&br()アルトマイヤー市長は何も知らないか、ウソをついていたかのどちらかだ。&br()でも知事は何か知ってるかもしれない。ウォルターが姿を消す前にウォルターの極秘プロジェクトを支持していたのだから。彼から情報を 引き出す必要がある。&br()ウォルター失踪の捜査を指揮しているマックス・コラーという警官もいる。彼は実際にウォルターの部下の1人かもしれない。もしそれが本当なら、彼はたぶんウォルターがどこに隠れているか知っているはずだ。&br()-ハートマン

&aname(c3_d04,option=nolink){&bold(){1980年2月25日 スタルバーグタイムズ}}
&image(c3_d04.jpg,height=400)
>&bold(){【バーグマン・グループの陰の転落が新たな疑問を生む】}&br()スイスの地下建設専門会社の倒産は、労働条件や仕事の質が基準以下であるとの非難を受け、またしても奇妙な方向へ向かっている。スタルバーグの水路トンネルプロジェクトが停止。今後、誰がトンネルの面倒を見るのだろうか?&br()(写真はスタルバーグ淡水トンネルプロジェクトで働くトンネル作業員たち)&br()&br()サミ・レヒティネン(Sami Lehtinen), SBT&br()スイスのトンネル掘削専門会社バーグマン・グループが1週間も前に突然倒産したことで、その怪しさは刻一刻と増している。&br()同社をめぐる最新のスキャンダルは、スタルバーグ水路トンネルプロジェクトで働く2人の作業員が、プロジェクト現場での劣悪な労働条件について口を開いたことから展開された。&br()&br()「作業現場の岩盤は弱く、プロジェクトの支援工事は標準以下だった。私たちは、流れ出た岩石で押しつぶされる危険に常にさらされていました」と、バーグマングループの作業員は名前を公表することを望まなかった。&br()劣悪な労働条件と急ごしらえの準備作業に対する非難は、第二次世界大戦後最大の閉鎖となったこのスタルバーグで、また新たな展開となった。&br()また、労働者たちは、この問題について黙っているように圧力をかけられたという。&br()&br()バーグマングループは、1800年代後半にエドワード・クラインマンがスイスのザンクト・ガレンで「クラインマン建設(Kleinmann Bauausführung)」として創業しました。当時は普通の建設会社であったが、すぐに地下に進出し、最終的にはヨーロッパ有数のトンネル掘削と地下工事のスペシャリストとなった。&br()戦間期には、スイス政府の防御壕や、アルプス山脈を貫く史上最長の鉄道トンネルを次々と完成させた。&br()第二次世界大戦後、会社はエドワードの息子エリック・クラインマンに引き継がれ、すぐに革新的な科学者ゼンダー・バーグとコンビを組むことになった。&br()そして、社名を変更し、研究開発に力を入れ始めた。&br()最も大きな技術革新のひとつは、鉄とチタンを混ぜた繊維補強コンクリートである。&br()この技術革新により、バーグマングループは地下工事のリーダーとしての地位を確固たるものにした。&br()&br()1977年、ゼンダー・バーグは研究成果を携え、忽然と姿を消した。&br()失踪する数週間前、彼は「建築の世界を永遠に変えるだろう」という新機軸を発表していた。&br()バーグ氏がいなくなったことで、会社は膨大な研究開発の成果を何も手にすることができなくなった。&br()同時に、西ドイツの大型公共プロジェクトが問題になった。&br()&br()1979年、クラインマンは株主の信頼を失い、実業家ジェフ・ウォルターに会社を売却せざるを得なくなった。&br()クラインマンの指揮の下、バーグマングループはスタルバーグの新しい水路トンネルシステムの建設に着手した。&br()契約には、今後25年間のメンテナンス計画も含まれていた。&br()しかし、工事開始後1年も経たないうちに、同社は破産を申請してしまった。トンネルの建設工事がどうなるかは、まだわからない。&br()スタルバーグ市長のアドルフ・アルトマイヤー(Adolf Altmaler)氏は、「トンネル計画は中止しない」と断言している。

&aname(c3_d05,option=nolink){&bold(){ルーカスのメモ}}
&image(c3_d05.jpg,height=400)
>ハンス&br()&br()私が教えた暗号を忘れていないといいんだけど。&br()ポンプ場の男と話したんだ。あそこには入ってはいけないと言われた。&br()あと、トンネルを探検したそうだ。&br()どこかに緑のキノコがたくさん生えている洞窟があるらしいから、それを探しに行こう。&br()私はこのトンネルが安全かどうか確認するために行くつもりです。&br()でも多分大丈夫だと思うから、中で会おう。&br()&br()ルーカス


**パインフェル水処理場
&aname(c3_d06,option=nolink){&bold(){パイプの異常を訴えるメモ}}
&image(c3_d06.jpg,height=400)
>俺だ。トンネルにいる。赤のパイプがおかしいんだ。&br()A1、A2ポンプをつけるな!水がすごく汚れているんだ。ここで何が起こったのか解明しなければならない。&br()&br()ところで、マルコが誤って他のトンネルの鍵をプールに落としてしまった。見つからなかったが、プールの水を抜いたらもう一度見てみる。ただ、ポンプを閉めないといけない。&br()&br()ポンプ場の鍵はテーブルの上にある。

&aname(c3_d07,option=nolink){&bold(){2016年8月8日 スタルバーグタイムズ}}
&image(c3_d07.jpg,height=400)
>&bold(){【地下鉄労働者、本日抗議デモを実施】}&br()(写真はスタルバーグ中央駅中層階プラットフォームの像)&br()&br()ミラン・フィッシャー(Milan Fischer), SBT&br()公共交通労働組合(PTWU)は、本日、スタルバーグ中央駅中層階プラットフォームで抗議行動を行うと発表した。抗議行動は午後2時のウォークアウトから始まり、一日中続く予定。この抗議行動により、都市環状線や他の路線の交通に大きな支障をきたすことが予想されます。&br()&br()また、PTWUは、今日の中央駅での抗議行動の主な理由は、地下鉄のトンネルが心配な状態であることを表明している。&br()&br()-先週、アルトリグスクエア(Altrig Square)付近で地下鉄のトンネルを修理していたメンテナンス作業員が負傷し、死亡した。他の2人は軽傷を負った。&br()&br()最近、PTWUは資金の使い方が悪いとか、地下鉄トンネル問題で行動を起こさないとかいう非難が大きくなり、内部が混乱している。公共交通機関の労働者の中には、PTWUの幹部がスタルバーグ鉄道会社(Stalburg Mass Transit 大量公共交通機関)から金を受け取って、争議行為の武器をフルに使わないようにしていると主張する者さえいる。PTWUがついにストライキを組織化したことは、SMT(Stalburg Mass Transit)の調停者にとってはまったくの驚きだった。&br()&br()-この交渉は良い雰囲気で進んでいると思っていたが、どうやら間違っていたようだ。 と、スタルバーグ鉄道会社の広報担当者、カール・リンデマン(Karl Lindeman)氏は言う。&br()&br()&bold(){【ウォルター・スクエア地下鉄事故追悼の日】}&br()ヘリ・サウコネン(Heli Saukkonen), SBT&br()今日は、あの有名なウォルター・スクエア地下鉄事故から30年目の日である。市民団体「地下鉄被害者のための正義の会(Justice for the Metro Victims)」は、本日午後12時からスタルバーグ中央駅で追悼式を行うと表明した。遺族の中には、公共交通労働組合が同じ場所で同時に抗議行動を行う予定であることに嫌悪感を示す者もいた。PTWUは、地下鉄労働者にも事故被害者遺族がおり、地下鉄犠牲者のための正義と彼らの大義は一致することを想起した。&br()&br()1986年8月8日、地下鉄のウォルター・スクエア(Walter Square)付近の古い未使用の部分に、誤って1台の列車を走らせてしまったために起こった事故である。列車が引き起こした振動で、古いトンネルが列車の上に崩れ落ちました。86人の乗客が行方不明となり、死亡したと推定されました。当局は、救出作戦は困難かつ危険であると主張し、遺体は一人も掘り起こされませんでした。&br()&br()被害者遺族の多くは、この事件に関してすべてが明らかにされていないと考えています。地下鉄と乗客に何が起こったのか、諸説ありますが、今日現在真実は謎のままです。

&aname(c3_d08,option=nolink){&bold(){水が汚染されていることを口止めする文書}}
&image(c3_d08.jpg,height=400)
>マルコ&br()ラボの友人から、ようやくサンプルの結果が出た。水中に含まれる大量の金属は、飲料水の基準を10倍以上も超えている。バクテリアのレベルも基準をはるかに超えている。&br()&br()新しい鉱山と関係があるんだろう。&br()&br()&color(#F54738){内緒だよ、でないと僕たちの仕事がなくなってしまう!!}

&aname(c3_d09,option=nolink){&bold(){パイプ室のメモ}}
&image(c3_d09.jpg,height=400)
>マルコ&br()君の言うとおり。日に日に 酷くなっている。昨日トンネルをチェックしたら、ひび割れが大きくなっていたよ。その件で上司にまたメールを送ったんだけど、まだ返信がないんだ。無視してるのか、受け取ってないだけなのか、よくわからない。どうしたらいいんだろう?&br()&br()ルーカスという男が、トンネルの入り口付近をうろうろして、道を探しているのを見つけた。危険性を警告し、移動してもらうことにした。でも、どうやら彼は侵入方法を見つけたようだ。あそこに何があるのか知っているだけに、正気を取り戻して引き返したことを切に願う。僕は絶対に彼を探すためにそこに行くことはない。&br()&br()オープンセワー(Open Sewer)のニュースを読んだ?あそこはメチャクチャだ。あそこに住んでなくてよかったよ。あそこで行方不明になったホームレスの人たちのことを考えると、まだゾッとするよ。
※オープンセワー(Open Sewer)はスタルバーグの貧民街のある地区のこと

&aname(c3_d10,option=nolink){&bold(){アンドリュー・ハーツについてのメモ}}
&image(c3_d10.jpg,height=400)
>アンドリュー・ハーツは、かつて地下の神と呼ばれた生物、スタルバーグで伝説となった機械を作った。&br()&br()砂、岩、水***&br()ハーツがその機械を作ったのは***&br()***"貧しい人々"を救うために***&br()***からの贈り物***
※このメモは、[[ストーリー]]には直接関係ありませんが、[[INFRA ARG>INFRA ARGについて]]に関連したものです。

&aname(c3_d11,option=nolink){&bold(){エリックのメモ}}
&image(c3_d11.jpg,height=400)
>バーグマンの倒産以来、私はここで一人で働いている。あの日、私以外の全員が解雇されると発表され、それが私の考えであるかのように皆が私を見た悪夢をまだ見ている。一体誰がここで一人で働きたいと思うんだろう?裏で一体何が起こっていたのか、本当のところはわからないが、私はそれを突き止めようと思っている。&br()&br()このトンネルで一人で作業していると気が狂いそうになるが、やっと助けてくれる人が現れた。彼の名前はロビン。もう苗字は忘れてしまったが、まあいいや、最初の失敗でクビになるだろうから、自分が何をやっているのか分かってほしい。頭のおかしいバカがいると、ここがめちゃくちゃになる。元々、状況は悪いんだ&br()エリック

**バーグマン水路トンネル 続き
&aname(c3_d12,option=nolink){&bold(){密造酒製造業者のメモ}}
&image(c3_d12.jpg,height=400)
>いかだは、オープンセワーでの配達業者のために、別の配達の準備ができています。&br()いかだに荷物を満載できるようになったら、長くて危険な旅に出発します。&br()&br()&color(#F54738){約束済み}

&aname(c3_d13,option=nolink){&bold(){エリックからロビンへの手紙}}
&image(c3_d13.jpg,height=400)
>ロビン、お前は俺がお前を嫌っていると思っているだろうな。お前はミスが多くて短気だから、つい厳しく言ってしまうんだ。でも、俺はお前のことを大丈夫だと思ってることを伝えたかったんだ。悪く思わないでほしい。俺たちは仕事より喧嘩の方が多かったかもしれない。でも、楽しかっただろ?キノコを食べた時のこと覚えてるか?楽しい時間だった!&br()&br()とにかく、なぜ今この話をしたかというと、俺はもうすぐ退職するからなんだ。&br()ベストなタイミングではないかもしれないし、これを聞いてかなり腹が立っていることだろうけど。この寒いトンネルにお前一人を残していくのは心苦しいが、俺も年だし、お前もわかってくれるだろう。&br()&br()このトンネルを維持すると約束してくれ。誰もトンネルの状態を気にしてないが、トンネルがスタルバーグにとってどれだけ重要か知ってるだろ? 水道は通ってるがトンネルの状態はみんな知らんぷりだ。&br()だが俺とお前はこのトンネルのことを誰よりも知っている。だからこそ、この場所を本当に大切に思っている人に伝えなければならない。発電所のやつに不満があるのは分かる。彼はいつもお前の過去の失敗を叱責する。でも、彼とうまくやる必要がある。彼は発電所の面倒を見てるんだ。&br()それも大事なことなんだ、わかるだろ?&br()&br()分かってくれるといいんだけど。心配しないでくれ、何時かは会いに行くから。

&aname(c3_d14,option=nolink){&bold(){いかだのルートマップ}}
&blankimg(c3_d14.jpg,width=400,height=277)
※画像クリック(タップ)で拡大

&aname(c3_d16,option=nolink){&bold(){モーニングウッド社元オーナーのメモ}}
&image(c3_d16.jpg,height=400)
>今度からバカなマットに 配達を任せるな。奴はすでに大きな借りがある。そう、私の伐採ビジネスを台無しにしたのと同じ男だ。&br()&br()今、奴がオープンセワー(Open Sewer)に住んでいるのは当然だ。
※オープンセワー(Open Sewer)はスタルバーグの貧民街のある地区のこと
※マットはハンマーバレー製材所の元オーナー、または元従業員です。このメモを書いたのはモーニングウッド社の元オーナー(トム?)のようです。詐欺にあい廃業した後、密造酒に関わる仕事を始めたのだと思われます。

**バーグマン発電所
&aname(c3_d17,option=nolink){&bold(){エリックの怪我についてのメモ}}
&image(c3_d17.jpg,height=400)
>昨日、発電機G2に不具合が生じ、天井の一部が崩れてエリックが負傷した。彼は今病院にいる。&br()G2を修理できたのに。ここは永久に閉鎖されるそうだ。&br()&br()&color(#F54738){発電機G2をオンにしないでください!}

&aname(c3_d18,option=nolink){&bold(){メンテナンスログとJKのメモ}}
&image(c3_d18.jpg,width=400)
【左】
>メンテナンスログ ページ14-15&br()93年3月7日 JK 新しいものは何もない&br()93年3月18日 JK 発電機G2が壊れています&br()93年3月29日 JK&br()93年4月5日 JK ロビンが物を壊している!&br()93年4月16日 JK&br()93年4月28日 JK G2を修正しようとしています&br()93年5月10日 JK 修正しました!&br()93年5月21日 JK ロビンがまたやってくれた…&br()93年5月29日 JK ここを閉鎖するそうです
【右】
>というわけで、エリックはロビンに何度も指示を出していたらしいが、ロビンはいつものように全て無視。エリックが病院に運ばれたG2の事故は、間違いなくロビンのバカさ加減が原因だ。彼はいつも物を壊し、安全規則を無視する。俺が疑惑をぶつけてから、あいつはキレて、さらに危険になっている。ここは間違いなくすぐに閉鎖される。ロビンの無謀な行動にもう我慢しなくていいんだと思うと嬉しい。

&aname(AHT_03,option=nolink){&bold(){ハートマンの音声テープ}}
&image(AHT_03.jpg,width=400)
>私が会社を設立したとき、成功を確信していた。&br()しかし、ツーゴルジュダムの建設開始から、問題が発生しだした。&br()充分な資金が無い上に、プロジェクトは高額なものだった。コスト削減にベストを尽くしたが、すでに損害は生じていた。&br()続くスタルバーグスチールの破産。私の会社の大口顧客だった。&br()結果、我々の利益はゼロ同然まで減少。つまりは、会社を売却する以外の手は無くなった。&br()会社を救ってくれそうな男と交渉を行っていたが、土壇場で手を引かれた。&br()そして、ジェフ・ウォルターへの会社売却が唯一の選択肢となってしまったのだ。&br()直近2件の買収で、結果的に倒産を招いた男だ。&br()もちろん、この買収については疑念を抱いていたが、無に帰すよりは良いと考えた。&br()殆ど考えが及ばなかったのは、住環境を危険なものにし、最終的に罪のない多くの死者を生じさせた事だ。&br()私の妻と唯一の子を含めて。&br()今、その臆病者はどこかに隠れている。&br()奴を探し出して自分がした事を味あわせてやる。

&aname(c3_d19,option=nolink){&bold(){キノコに関するメモ}}
&image(c3_d19.jpg,height=400)
>ロビン&br()俺たちの緑のキノコを本で見つけた!なんと文献によれば、不思議なことにスタルバーグにしか生えていないんだ。実はこのトンネルを建設中に発見されたんだ!下水道などの地下には、猛毒のキノコがいっぱいだ。幻覚や奇行を引き起こし、死に至ることもあるという。そう! 幻覚だ!持てるだけ持っていくぞ!&br()-エリック

**未完成のバーグマン水路トンネル
&aname(c3_d20,option=nolink){&bold(){クラインマンのメモ}}
&image(c3_d20.jpg,height=400)
>トンネル掘削現場からダイナマイトを持ってきてくれ。理由は聞くな。ハートマンからも聞いていない。しかし、彼はゼンダー・バーグの居場所について正しい判断をしているようだ。だから彼の言うとおりにしてみよう。ダイナマイトを持ってきたらマックス・コラーのスパイに戻れとハートマンは言う。ジェフ・ウォルターの居場所を知っているかもしれない。遅かれ早かれ彼はウォルターと会うだろう。心配ない、全て終わったらもっと金を払おう。&br()&br()-エリック・クラインマン

&aname(c3_d21,option=nolink){&bold(){1979年5月26日 スタルバーグタイムズ}}
&image(c3_d21.jpg,height=400)
>&bold(){【バーグマングループが新しい淡水トンネルの掘削工事を開始】}&br()欧州の大手地下建設会社がトンネル掘削工事を開始、スタルバーグに真水を供給し、複数の水力発電所を併設するトンネルシステム。完成は1983年の予定。&br()(写真はバーグマングループによる西ドイツの最後のトンネルプロジェクト)&br()&br()スイスに本社を置くバーグマングループは、スタルバーグ市の新しい淡水トンネルシステムの工事を開始しました。このトンネルは、イランカから市街地の地下にある新しい上水道施設まで続いており、スタルバーグ湖からスタルバーグ市域の全需要を満たすだけの真水が供給される予定である。&br()&br()-この新しいトンネルは、街の水に関する問題をすべて解決してくれるでしょう、とバーグマングループのCEO、エリック・クラインマンは言う。&br()この新しいトンネルには、ハンマーバレーハイドロ社(ハンマーバレーダムとツーゴルジュダムを運営するスタルバーグの水力発電会社)が建設した水力発電所も複数入る予定です。&br()&br()&bold(){【Greenwar:新トンネルは間違いだ】}&br()トンネルは複数の問題を引き起こすだろう。スタルバーグ湖の水位が著しく低下する。トンネル沿いの地下水も影響を受け、深刻な事態になるかもしれない、とGreenwarの広報担当者ダニエルズ・グルビス(Daniels Gulbis)氏は言う。&br()Greenwarは当初からトンネル計画に反対しており、その代わりにスタルバーグ市がプラウウェッジ川の隣に新しい上水道施設を建設し、水の使用量を少なくすることを提案しています。&br()&br()&bold(){【シカゴでDC-10が墜落、乗員273人が死亡】}&br()アメリカン航空191便が、米国シカゴのオヘア国際空港を離陸中に墜落し、死者273名、負傷者6名という米国史上最悪の航空事故となりました。ヨーロッパ人の死傷者は今のところ報告されていません。&br()&br()&bold(){【フロリダ州、電気椅子で男性を処刑】}&br()1976年に死刑が復活したフロリダ州で、殺人犯ジョン・スペンケリンク(John Spenkelink)が最初の死刑囚となる。この処刑は、多くの議論を呼びました。
※Greenwarはスタルバーグの環境保護団体。ポイントエリアスに拠点がある。
[[アメリカン航空191便墜落事故>https://onl.tw/aRu79Lm]]
[[ジョン・スペンケリンク(John Spenkelink)>https://en.wikipedia.org/wiki/John_Spenkelink]] - アメリカの殺人犯。1976 年に死刑が復活した後にフロリダで処刑された最初の犯罪者。

&aname(c3_d22,option=nolink){&bold(){トンネル工事の問題を訴えた文書}}
&image(c3_d22.jpg,height=400)
>トンネルレポートA32&br()&br()まず、新しいトンネルの掘削現場は、古いトンネルを崩落の危険にさらしています。すでに爆発によって、壁や天井にいくつもの亀裂が発生しています。古い整備用トンネルがあった場所の一部を新しいトンネルに置き換えて建設しているため、ある整備用トンネルは完全に崩壊しています。&br()&br()新しいオーナー(ジェフ・ウォルター)が入ってから、トンネル工事はほとんど止まってしまい、何人かの作業員は他のプロジェクトに移ってしまいました。労働条件に対する苦情も多く、ストライキになる確率が高いです。資金の一部は他のプロジェクトに割り当てられてしまったので、あまりお金は残っていません。トンネル工事全体が中止の危機に瀕しています。&br()&br()新しい水力発電所の建設も終了間近です。彼らは答えを求めていたので、昨日アレックス・ハートマンが訪問してきました。私たちは彼に、トンネル建設に技術的な問題があることを説明しました。トンネル工事をどう進めるか、アドバイスが必要です。

*&aname(c4,option=nolink){Chapter4 過去の重工業}
**スタルバーグスチール 製鉄工場
&aname(c4_d01,option=nolink){&bold(){1981年10月14日 スタルバーグタイムズ}}
&image(c4_d01.jpg,height=400)
>&bold(){【スタルバーグスチール倒壊】}&br()スタルバーグの代表的企業が事前通告なしに破産申請、数千人が失業。&br()(写真:2日前のスタルバーグスチールの溶鉱炉の建物は、まだ何も問題がなかった。)&br()&br()スタルバーグスチールLLCは、昨日の夕方、事前予告なしに破綻した。数十年にわたり首都圏の代表的企業であった同社は、金属労働組合が組織した大規模なストライキの後、破産を申請した。MWU(金属労働組合)は2週間にわたる交渉が実を結ばなかったため、月曜日の朝にストライキを開始した。&br()&br()スタルバーグ市議会は昨日の夜遅くに緊急会議を開き、すでに高い失業率の中、首都圏がこの税収減をどう乗り切るかについて話し合った。今日も午前11時から別の会議が予定されている。&br()&br()-スタルバーグ市長のアドルフ・アルトマイヤー(Adolf Altmaler)氏は、「状況はそれほど悪くなく、なんとか解決できるはずだ」と言う。&br()&br()&bold(){【金属労働組合が非難される】}&br()スタルバーグスチールは閉鎖について公式な声明を出していないが、雇用者連盟はすでに金属労働組合を破産の原因として非難している。&br()&br()-金属労働組合は、要求の方向性を全く見失っていた。彼らは絶え間ない嫌がらせですでに多くの問題を引き起こしていたので、本当に悪いことが起こるのは時間の問題だった、と雇用者側の広報担当者ゲオルグ・イルベス(Georg Ilves)は昨日夕方のTV-1のインタビューで語った。&br()&br()金属労働組合は、「破産が取り消されるか、検認されるまではコメントしない」としている。&br()&br()&bold(){【市議会が予算削減を表明】}&br()スタルバーグスチールの倒産を受け、昨夜、市議会が緊急会議を開いた。真夜中まで続いた会議は非公開で行われた。広報担当官のアグネータ・ペルソン(Agneta Persson)は、会議の後、悪化する状況に対処するため、スタルバーグ市は必要なすべての行動をとり公共支出の大幅削減を含む見直し予算が間もなく導入されると発表した。&br()&br()&bold(){【エジプト大統領にホスニー・ムバラク(Hosni Mubarak)氏が選出される】}&br()アンワル・サダト氏暗殺後、大統領代理を務めていたホスニー・ムバラク副大統領が、特別国民投票の結果、98.46%の支持を得て、エジプト大統領に選出されました。
[[ホスニー・ムバラク元大統領(Hosni Mubarak)>https://onl.tw/pKLRM1B]] - 共和政エジプト第4代大統領
[[アンワル・サダト元大統領(Anwar Sadat)>https://onl.tw/admW1y2]] - 共和政エジプト第3代大統領

&aname(c4_d21,option=nolink){&bold(){ホームレスのメモ}}
&image(c4_d02.jpg,height=400)
>コンバーターホールへの道&br()&br()溶鉱炉ホール:&br()-ローリングホールのドア。封鎖されている。&br()-外装ドア。ロックされてる。&br()-取鍋エレベーター。動作しません。&br()&color(#F54738){電気が来てないのか?制御室のドアに鍵がかかっている}&br()-鉱石スキップ機。動作しない&br()-グーセラー。危険すぎる!!&br()&color(#F54738){コンバーターホールへの扉があるはずだし、少なくとも有用なスタッフがいる部屋もあるはずだ。&br()逃げ場のない死の罠だ!}&br()誰かが上階への道を塞ぐためにクレーンを動かして、ボタンのいくつかを壊したんだ。触るな、感電するぞ!

&aname(c4_d03,option=nolink){&bold(){ドラム缶の上のメモ}}
&image(c4_d03.jpg,height=400)
>カッターに使うアセチレンの代わりに灯油を注文したのはどこのバカだ!?灯油は鉄の切断には適しません!!!

&aname(c4_d04,option=nolink){&bold(){侵入者への警告}}
&image(c4_d04.jpg,height=400)
>これを読んでるということは、お前らクズの入場を阻止しようと頑張ったのに、ここに来れたということだ。&br()&br()俺のキノコ農場に何かあったら 後悔することになるぞ!

&aname(c4_d05,option=nolink){&bold(){タブレット端末のチャット画面}}
&image(c4_d05.jpg,width=400)
|>|>|#きのこマシーン|
|[02:56] sewerisopen:|ハッカーがどこかのビジネス街に攻撃を仕掛けたそうだ|【参加者】&br()&color(#F54738){@SBconvE}&br()Tatti&br()flyamanita&br()MAAHISMÄTTÖ&br()ooosmo&br()sewerisopen|
|[03:05] @SBconvE:|汚職について何か手掛かりは?|~|
|[03:29] sewerisopen:|どこかのエンジニアリング会社をターゲットにした|~|
|[05:12] sewerisopen:|ハッカーが何かを見つけたと聞いた|~|
|[05:12] ooosmo:|例えばどんな?|~|
|[05:13] sewerisopen:|何か怪しげな感じがする。|~|
|[05:48] @SBconvE:|どっちも教えてくれないし…。|~|
|[06:07] Tatti:|今、政府は私たちがやったと思ってる!?|~|
|[06:08] Tatti:|キノコが狙われてる!!|~|
|[06:21] flyamanita:|彼らは私たちのこともキノコのことも気にしてないよ|~|
|[06:27] @SBconvE:|私のトラップは浮浪者や他の人を寄せ付けません。|~|
|[06:33] @SBconvE:|誰もこのエリアを略奪する勇気はない。|~|
|[06:59] Tatti:|しかし、それは政府を締め出すものなのでしょうか?|~|
|[09:04] MAAHISMÄTTÖ:|すぐ戻る。maahismättö 3Dをプレイ中なんだ。|~|
|>|[09:15] &color(#F54738){切断されました}|~|
|>|[10:27] @SBconvEがチャットに参加しました|~|
|[10:27] @SBconvE:|またモバイルリンクかよ。|~|
|>|[10:28] &color(#F54738){切断されました}|~|
|>|[10:30] @SBconvEがチャットに参加しました|~|
|[10:36] Tatti:|政府だ!走れるうちに走れ!|~|
|>|[10:46] 切断されました|~|
|>|[12:02] @SBconvEがチャットに参加しました|~|
|[12:05] @SBconvE:|これ直らないの!?|~|
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※ハッキングされたエンジニアリング会社とは、ナショナルコンサルティンググループのことです。
※ハンドル名「flyamanita」はロシア語の「ベニテングダケ」のこと

**Top of the Stalburg Steel Factory(スタルバーグスチール 最上部)
&aname(c4_d06,option=nolink){&bold(){スタルバーグスチール元従業員の日誌}}
&image(c4_d06.jpg,width=400)
【左】
>1981年9月13日&br()そうか、私が間違っていたのか。すべてが悪化している。ウォルターは、会社の業績が以前より悪化しているため、私たちの賃金をさらに下げたいと言ってきた。私は驚きもしないが、これは馬鹿げている。&br()&br()1981年9月20日&br()どうやら真実ではないようだ。でも、今日一人、鉄の取鍋の中に落ちそうになったので、クビになったんです。最近もいろいろと事故があったらしい。&br()&br()1981年10月2日&br()これはひどいな。この状況は明らかに改善されないので、本当にストライキを始めるべきです。

【右】
>1981年10月14日&br()ここは閉鎖される。これが私の最後の手紙だ。ウォルターがここを買収した時、全てがうまくいかなくなった。以前から問題はあったが、ウォルターのせいでより悪くなった。ミハイル・ローゼンタールは彼を友人だと思っているが、その彼でさえウォルターが賃金を下げたり勝手な取り決めをするなんて予想できなかった。ローゼンタールもベストな上司とは言えなかったが、少なくとも倒産に導くようなことはなかった。何とかしなければということで、ストライキを始め、今に至っている。

**Stalburg Steel Administration Building(スタルバーグスチール 管理棟)
&aname(AHT_04,option=nolink){&bold(){アレックス・ハートマンの音声テープ}}
&image(AHT_04.jpg,width=400)
>スタルバーグスチールは我が社最大の顧客の一つだった。当初のオーナーはミハイル・ローゼンタールだったが、後に会社の大部分をウォルターに売却した。スタルバーグスチールの経営は順調だった。&br()しかし、何が起きたのか完全に把握はしていないが、未申告の仕事、低賃金、危険な労働条件。&br()そして、金属労働組合のストライキが最後のとどめだった。&br()ともかくウォルターは会社を潰した。ローゼンタールはそれを知っていて私を助けたいと言っている。&br()計画を実行に移す時だ。

&aname(c4_d08,option=nolink){&bold(){ハートマンのオフィスの壁のメモ類}}
&image(c4_d08.jpg,width=400)
①
>&bold(){【主要取引先】}&br()- ウォルター・コーポレーション&br()&s(){- バーグマン}&br()&s(){- SBC}&br()- HVM

②
>ウォルター・コーポレーション 株式売買契約書&br()…

③
>またしても大口顧客が倒産してしまった。&br()…

④
>【金属労働組合】&br()我々はより良い労働条件を要求し、無申告労働を終わらせたい!&br()…&br()要求に応じないなら、我々はストライキを起こす!&br()…

&aname(XB_message,option=nolink){&bold(){ゼンダー・バーグのメッセージ}}
&image(XB_message.jpg,width=400)
>一件の新しいメッセージがあります。&br()「クラインマン?&br()&br()クラインマン、聞こえるか?&br()私の手紙を受取れたかは確かじゃないが、今日脱出を図る。&br()奴らは誰にも電話を使わせないようにしているが、なんとか隙を見て連絡できた。&br()&br()クラインマン?&br()&br()そこにいるのか?」

&aname(c4_d07,option=nolink){&bold(){スタルバーグスチール元従業員のメモ}}
&image(c4_d07.jpg,height=400)
>今は森でマッシュルームを採っています。&br()&br()もしあなたがマスコミ関係の方で、ようやく私の意見を真摯に受け止めてくれたのなら、ここに私の物語を紹介いたします。&br()私は以前、スタルバーグスチール製鉄工場で働いており、労働環境の悪化を目の当たりにしてきました。所有者の変更から始まり、キャリアの終わりとなる事故まで。金属労働組合と保険会社は、「労働時間中に起こったのではない」という理由で補償を拒否した。今は国のクソみたいな年金でこのカブを耕すだけ…。&br()&br()倒産は組合とウォルターの内部犯行だった!


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