


プロフィール
名前 バルゴ・モディリアーニ
性別 オカマ
年齢 28
身長 215cm
異能力 『愛!LOVE!YOU!』
好きな物 美しい物、高潔なもの、お嬢様、ピザ
嫌いな物 醜い物、汚い物、自分を認めない人
概要
一人称『アタシ』の黒いシャツに黒いコートを身につけた白髪のオカマ
顔は丁寧に化粧が施されており、まつ毛は長く、目元には赤いアイシャドウが引かれている
カラーコンタクトを付けておりその日の気分で目の色を変えるオシャレさん
パッと見は気の良い陽気なオカマであるが、本性は冷酷にして残忍なシリアルキラー
『自分の誇りを傷つけた』と判断した相手は近いうちに必ず殺すことをモットーに生きている
上述の通り碌な奴じゃないが、自分を拾ってくれたボスやマフィア組織には愛着を持っていて忠誠心は高い
ボスであるドン・エルベリウスのことは『マイボス』と呼ぶ
総じてダークオカマ
異能力 『愛!LOVE!YOU!』
手をハート型にしてそこからハート型のエネルギー弾を発射する能力
このハート型エネルギー弾に当たった物を、生物・非生物問わず魅了することが出来る
魅了された者は、バルゴを自分の大切な人だと思うようになり、言う事を必ず聞かなければならないと思い込んでしまい、バルゴの言いなりに動く事になる
魅了された非生物はバルゴの意のままに動くようになる。例えば、地面を魅了して土から巨大な手を作って攻撃したり、無人の車を魅了して自動運転したり、大気を魅了して空気砲を発射したりする事も可能
魅了持続時間は個人差はあれど24時間
生物であれば精神抵抗である程度抗えるが、非生物は精神とかないので自由に動かす事が出来る
当たった回数分だけ魅了の影響は大きくなっていく
それする意味合いが薄く、あまり実用的ではないが本人に効きが悪くても、ハートが当たった相手の異能を魅了して相手の身体から無理矢理使わせる事も出来る
我流・お嬢様殺法
屈辱の土砂槍
絶望のビンタ
過去
イタリアのとある名家に生まれたバルゴは自身の心と身体の性別の不一致に苦しんでいた
当時はそういった障害に対しての理解がなく、両親も兄弟たちもバルゴに男として生きる事を強要し、虐待し、教育という名の暴行を与え、バルゴの心の性別が女である事を一才認めず女として生きたいバルゴのことを否定し続けた
バルゴはそんな環境に苦しみながらも自分を偽り、抑えつけて皆が望むように男としての生活を送っていた
しかしある時転機が訪れる
偶然パーティーでとあるお嬢様との出会いがあったのだ
彼女は誇り高く、高潔で、お嬢様として適切な精神性を持ち、バルゴに対して嘲笑や偏見の目を向けなかった初めての人物だった
そのお嬢様とバルゴは意気投合し、彼女に自身の抱えている全ての悩みをぶちまけた
お嬢様は言った
『何人たりとも貴方の進む道を邪魔する事も、貴方の誇りを捨てさせる事も出来ませんわ。貴方は貴方らしく、自分に正直に生きなさい。例え誰が貴方の邪魔をしようとも、どれほど苦難に満ちた道であろうとも、貴方が進みたいと思える道を貫くのです。その道に立ち塞がる者がいるのであれば、誇りを持ってそれらを打ち砕きなさい』
バルゴはその言葉にひどく感銘を受け、お嬢様を心の師に、与えられたその言葉を自身の心の信条とし……そしてその意味を曲解した
『誰に憚る事なく自分らしく生きて良い』というお嬢様の想いは届かなかった
幼少期の経験で歪んでいたバルゴは『自分の誇りを穢そうとする者、自分を否定する者は容赦なくぶち殺せ』と解釈したのだ
清々しい気持ちでバルゴは自分の家族を皆殺しにした
止めに来た警官隊もぶち殺した
自分をバカにしたやつも当然殺した
そして邪魔する者を片っ端からぶっ殺していった結果、モディリアーニ ファミリーのボスに拾われて構成員として雇われる事になった