
「もちだからね。柔軟性には自信があるんだ」
プロフィール
概要
人間に擬態する餅のエネミー。
全身真っ白で体は美味しくないが、
後頭部には頭部の三割程の大きさの球体が生えている。
全身真っ白で体は美味しくないが、
後頭部には頭部の三割程の大きさの球体が生えている。
球体はとても美味で栄養価も高く、
エネミーからはよく狙われている。
取られても死亡したり、生命維持に直ちに影響は無く、
定期的に再生するものの、気分はとても落ち込んでしまう。
エネミーからはよく狙われている。
取られても死亡したり、生命維持に直ちに影響は無く、
定期的に再生するものの、気分はとても落ち込んでしまう。
頭の球を狙うエネミーを退ける為にエネミー狩りを公言しており、潜ってきた戦いの数は間違いなくベテランである。
「もち!」が口癖で、事あるごとに口にする。
その時々でニュアンスが変わり、場合によっては
「もちもち」と発言して終わることもある。
その時々でニュアンスが変わり、場合によっては
「もちもち」と発言して終わることもある。
体が餅でできているためか、高湿度の場所に長時間居ると、
体がふやけてしまい、溶けたり変形してしまう。
その他衝撃に対しても同様である。
ただし、これらはしばらくすると再生して元に戻る。
体がふやけてしまい、溶けたり変形してしまう。
その他衝撃に対しても同様である。
ただし、これらはしばらくすると再生して元に戻る。
余談だが、無駄に歌が上手い。
性格
修羅場をそこそこ潜ってるだけあり、
意外と現実的な思考を持つ。
意外と現実的な思考を持つ。
争いを好まず、自ら火種となる事は少ない。
しかし、エネミー狩りであるため、
ある程度は自ら戦闘を仕掛けることもある。
しかし、エネミー狩りであるため、
ある程度は自ら戦闘を仕掛けることもある。
戦闘においてはひたすらに苛烈であり、
敵対者に対しては容赦がない。
敵対者に対しては容赦がない。
…と、歴戦の戦士のような渋さを持つが、
基本的には明るく、元気。
戦火が絡まなければ、見た目相応の少女である。
基本的には明るく、元気。
戦火が絡まなければ、見た目相応の少女である。
異能【もちもち】
火に強く、数十メートルまで伸びる粘性の強い物体を手のひらから造り出す。硬さや粘り気は生成時にある程度自由に調整できる。
一度作った物体はそのまま残るが、
数時間ほどで蒸発するかのように気化し、消滅する。
この気体そのものに有毒性はない。
数時間ほどで蒸発するかのように気化し、消滅する。
この気体そのものに有毒性はない。
硬く、粘りを抑えればムチのように撓らせて打ち込んでの打撃や
投げつけての遠隔攻撃。
柔らかく、粘りを強めれば壁面等にくっつけて
ワイヤーロープのようにぶら下がる、巻きつけて拘束、
など極めて汎用性が高い。
投げつけての遠隔攻撃。
柔らかく、粘りを強めれば壁面等にくっつけて
ワイヤーロープのようにぶら下がる、巻きつけて拘束、
など極めて汎用性が高い。
物体は粘性が低いと切断やエネルギー。
高いと打撃や弾丸に強くなる性質を持つ。
高いと打撃や弾丸に強くなる性質を持つ。
物体は食べても美味しくはない。消化は可能だが、栄養はない。むしろ喉を詰めて窒息する危険があるので口にしてはいけない。
ざっくり解説
餅っぽいものを出してこねて作って何かする。
伸びた餅でビンタしたり、
硬い餅を投石よろしく投げつけたり、
餅を伸ばしてガードしたり、
粘り気のある餅で敵を捕らえたり、
ロープのように伸ばして張り付いたり……
伸びた餅でビンタしたり、
硬い餅を投石よろしく投げつけたり、
餅を伸ばしてガードしたり、
粘り気のある餅で敵を捕らえたり、
ロープのように伸ばして張り付いたり……
少し地味だが、攻守に優れた強力な異能。
ちなみに食べるとまずい上、絶対にそれはお勧めしない。
それは、現実世界においても、餅は食物ながら幾多の人間の命を奪ってきた恐るべき実績が示している。
その餅よりも遥かに粘りの強いこれを食べる事の愚かさは明白である。
それは、現実世界においても、餅は食物ながら幾多の人間の命を奪ってきた恐るべき実績が示している。
その餅よりも遥かに粘りの強いこれを食べる事の愚かさは明白である。
結界術
松之助より教わり、習得。さらに、才能を開花した。
簡易結界
餅のように真っ白な簡易結界。
星座異能・おおぐま座 【巨熊 の蛮力 】
おおぐま座の石に触れ、もちと融合、体内に取り込まれたことにより、星座異能を獲得した。
発動後しばらくはやや安定せず、大きな白熊のような姿で戦うことになり、時間が経過して安定するともち二くまの耳を生やし、少し巨大化した様な姿となって熊の中から出現する。
白熊・くま耳状態に共通するのは熊の如き強烈なパワーであり、単純なパワーに劣る本来のもちとは比べ物にならない力を振るうことができる。
ただし、同時に知能も減衰する。
白熊時は吠える以外、くま耳形態でも「もち」に類する言葉しか喋れなくなる。また、それに伴い、戦術の柔軟性も失われるため、この異能の発動が即ち最高の手段となるかは状況判断が極めて重要となる。
白熊時は吠える以外、くま耳形態でも「もち」に類する言葉しか喋れなくなる。また、それに伴い、戦術の柔軟性も失われるため、この異能の発動が即ち最高の手段となるかは状況判断が極めて重要となる。
なお、効果終了時にはもちは溶けて水たまりと化してしまう。つまり、原則、発動するとその戦闘中はこのまま戦うしかなくなる。
戦闘能力
こう見えてかなり強い。
異能の拡張性から、多彩な戦術を餅もち、
全く対応ができない状況が極めて少ない。
本人そのものの動きも優れており、戦う場合は
もちの取れる手札を把握しなければ大苦戦は必至である
全く対応ができない状況が極めて少ない。
本人そのものの動きも優れており、戦う場合は
もちの取れる手札を把握しなければ大苦戦は必至である
しかし、異能そのもののパワーはそこまで強くはない。
もちにとって最も困るのは力押し。
小手先が通用しない相手ほど、
もちの戦闘の優位性は失われる。
もちにとって最も困るのは力押し。
小手先が通用しない相手ほど、
もちの戦闘の優位性は失われる。
しかし、それでも詰みの状況に持っていくのは
さらなる計略を必要とするだろう。もちの最大の武器は、
もちのように柔らかいその頭脳と粘りである。
さらなる計略を必要とするだろう。もちの最大の武器は、
もちのように柔らかいその頭脳と粘りである。
ちなみに強い再生能力は、
戦闘の最中でみるみる治っていく物ではないので
戦いではあまり役にたたない。
戦闘の最中でみるみる治っていく物ではないので
戦いではあまり役にたたない。
明確な弱点は強酸。
もちなのでよく溶けてしまう。
もちなのでよく溶けてしまう。
また、体を氷などで固められるのも苦手。柔軟性という武器を失うのはもちにとって致命的である
さらに頭のカチューシャは心臓に匹敵する最弱点であり、極めて硬く破壊は困難なものの、微塵に砕かれようものなら再生の余地なく命を落とすことになる。
不思議な所持物品
三級異産「変化の調味料」
もちの能力に変化を与える異産。
現状、もち以外に使える存在は居ず、
もち以外には変な調味料程度の価値しか無い。
現状、もち以外に使える存在は居ず、
もち以外には変な調味料程度の価値しか無い。
効果はかなり持続するものの、
変化に際してデメリットもあり、適切に変化しなければ
状況を悪化させる事になる。
また、変化が解除されると、約半日ほどは
再変化できなくなる。
変化に際してデメリットもあり、適切に変化しなければ
状況を悪化させる事になる。
また、変化が解除されると、約半日ほどは
再変化できなくなる。
+ | 調味料の種類 |
四級異産「太刀魚みたいな刀」
太刀魚にしか見えない刀。脂が乗っている。
抜くときは尾から。見た目に反してなかなかの業物。
鞘のまま(=太刀魚の見た目のまま)殴る事で
鈍器としても扱える。
抜くときは尾から。見た目に反してなかなかの業物。
鞘のまま(=太刀魚の見た目のまま)殴る事で
鈍器としても扱える。
あくまでも『刀』なので食べることはできない。
TYPE.P57
インフィニティブレイブから、
もちに与えられたTYPEシリーズの武装。
もちの左腕に格納されている。
もちに与えられたTYPEシリーズの武装。
もちの左腕に格納されている。
展開時は片手のトンファーに変形する。
手元を離れても戻って来る性質を持ち、
ブーメランのように投げたり、取り落としても素早く取り戻すことができる。
ブーメランのように投げたり、取り落としても素早く取り戻すことができる。
その際、壁などに阻まれると無理やり戻ろうとして跳ね返ったりくっついたりする。