モルガン・ル・フェイ - ここだけ異能のある世界ウィキ

…これで、何度目の目覚めかしら。

• 名前:モルガン・ル・フェイ
• 性別:女
• 身長:170cm
• 年齢：若め
• アライメント:混沌・善
• 所属:十三番目の魔女
• 種族:人間
• 好きなもの：なし

概要

十三番目の魔女の首領。
円卓の騎士が守る街に、定期的に魔物を送り込むかと思えば、優れた人材を送り込み、あるいは傷ついたアーサー王を救う。

その人物の真意は、誰にも分からない。

性格

植物のような、静かな性格。
全てのものに興味が薄く、しかして薄情というわけでもない。
部下の名前も基本的に覚えていないが部下であれば手厚く接する。
よくわからない、が彼女の総評に相応しいだろう。

戦闘関連

彼女は魔女のような風貌を持ち、アイギス、ルーン文字、守護霊体、そしてタスラムに深い造詣を示す。その練度は、悠久を生きるエネミーにすら匹敵すると言われるほどだ。しかも意外にも武闘派であり、近接戦闘にも秀でている。

しかし、ただの人間にすぎない彼女が、なぜこれほどの技を会得しているのか——それは誰一人として知らない。

使用武器

魔女の杖

“魔女の杖”——世界樹の枝から作られた、極めて希少な異産の杖を用いることで、ルーン石を杖の先端に装着し、使用後も書き換え・再利用が可能な“魔法”のようなルーン術を実現している。
基本的に全ての種類のルーン文字の扱いに長けている。

異能

未だ判明していない。
無能力者、という説もあるのだろうか。

未公開情報

※一応ネタバレ注意

...

異能『胡蝶の夢』

彼女の異能は『胡蝶の夢』。
眠るたびに、夢の中で過ごす時間が伸びていく力だった。

最初は一日程度の夢。
だが二日、三日、一年、十年、百年……眠るごとに夢の時は果てしなく引き延ばされ、やがて彼女は夢の中で幾千もの人生を歩むことになった。

家庭を築き、子を育て、老い、孫を抱く人生もあった。
しかし目覚めれば、全ては夢の泡沫に消える。

幾度も、幾度も。
何度も生まれ、愛し、別れ、老いて死に、そしてまた目覚める。

やがて彼女は疲れ果ててしまった。
——「生きる」ということそのものに。
しかし彼女に死は許されない。
彼女の生は、妖精に運命づけられているのだから。

戦神(モーリアン)

彼女の肉体は、まるで異形のモザイク。
妖精王の翼、恐のエネミーの触手、ラミアの蛇躯——それらが継ぎ接ぎのように融合し、ひとつの“存在”として形を成している。

神話と悪夢を縫い合わせたような、悍ましい肉体
だが、その異形は確かに力を宿していた。翼は空を裂き、触手は敵を貫き、蛇の下半身はしなやかに獲物を締め上げる。

彼女はそれらすべてを、己の意志で操る。
寄せ集めではなく、融合体として。
——そう、もはや彼女自身がひとつの“エネミー”なのだ。

その目的

彼女の目的は、ただ一つ。
自身とアーサー王の体を入れ替わること。
そして死ぬことである。