最終更新:[REDACTED] / 承認:密葬課長 [REDACTED] / 文書番号:MPD-PSB-MJS-3024
警視庁公安部密葬課 構成員個人票 No.3024
■ 本資料は密葬課関係者および最高権限保有者のみ閲覧可。印刷・複製・外部送信を固く禁じます。■
基本情報
| 識別名(二つ名) | 「巌窟王」 |
|---|---|
| 氏名 | 仙石 王馬(せんごく おうま) |
| 所属 | 警視庁公安部 密葬課 |
| 役職 | 班長 |
| 表向きの身分 | 巡査長(地域課兼任) |
| 序列 | 第二十九位 |
| 種族 | 人間 |
| 性別 | 男性 |
| 年齢 | 40 |
| 誕生日 | 十一月二十三日(射手座) |
| 身長/体重 | 187cm / 89kg |
| 血液型 | O型 |
| 国籍 | 日本 |
| アラインメント | 秩序・悪 |
| 異能 | 復讐者 |
SECTION 1 承認済 / SECTION 2以降:閲覧権限S-3必須
概要・経歴
※ 以下の情報は部内限定。外部機関への開示には所属長の事前承認が必要です。
警視庁公安部公安密葬課所属の捜査官。序列二十九位、通称「巌窟王」。
大柄で屈強な体躯の持ち主であり、表向きは巡査長として身分を偽って地域課の業務にも従事している。二足の草鞋は決して楽ではないが、隠れ蓑としての役割を重んじ、可能な限りその任もこなしている。
もとは地域課の一警察官だった。しかし現場で際立つ戦闘能力が上層部の目に留まり、本人の強い希望もあって公安部への異動が決定。以来、その功績は留まるところを知らず、麻薬カルテルの壊滅、指定暴力団の制圧、国際テロ組織および過激派カルト集団への対処、さらには国外勢力による侵略の阻止にまで関与してきた。所属からわずか十数年でこれだけの実績を積み上げ、40という異例の若さで班長へと昇格。序列入りと同時に「巌窟王」の名を与えられた。
人事課の評語を借りれば、
「模擬戦や剣術勝負では密葬課でも中堅の域を出ないが、殺し合いの戦場ならば彼に勝る者はそういない」
後述する異能と本人の気質がその言葉を端的に証明している。
人物
一人称は「俺」。
戦いにおいては悪鬼の如き凄絶さと、戦術家としての冷静な理性を同時に兼ね備えるという、稀有にして不気味な人種である。苛烈な気迫で敵に迫ったかと思えば、次の瞬間には何事もなかったように昂りを鎮める。その落差は味方をさえ戸惑わせる。
公安の正義を、そして密葬課の使命を骨の髄まで信じている男。それゆえに部下を消耗品として扱うことも、場合によっては粛清の命を下すことも、彼はどんなに葛藤しつつも、最後は使命のために行う。部内では「規律の鬼」と呼ばれている。
趣味は酒とシーシャ。煙草の類は一通り嗜むが、とりわけ水煙草(シーシャ)を好む。二十代の頃はかなりの節操のない男だったらしいが、歳を経るにつれて落ち着いていった——というか、昔ひどい失恋をしたらしい。
SECTION 2 承認済 / SECTION 3以降:閲覧権限S-3+異能管理局連携認証必須
戦闘関連情報
【機密】以下の戦闘・異能情報は、対象者との交戦可能性がある者および上位権限者のみ閲覧が認められています。
「一人も逃すな…皆殺しだ!!!」
基礎戦闘能力
左手に散弾銃、右手に打刀という異色の二刀流を基本スタイルとする。実戦で磨き上げられた身体能力と技術の持ち主だが、剣の腕は密葬課の中ではそれなりといった評価に留まる。ライフルも常携しており、中距離であれば余程の速度を持つ相手でなければ外すことはない。
彼の真骨頂は、なんでも使うガムシャラさと異常なまでのタフネスにある。洗練された剣技でも圧倒的な火力でもなく、どんな手段も厭わない泥臭い執念と、死んでも止まらないような生命力が、彼を戦場における最も厄介な存在たらしめている。
武装
ウィンチェスターM1897(改造品)
ウィンチェスター社の傑作散弾銃M1897をベースに、恩師の手によって改造された一丁。シンプルで壊れにくいという原設計の美点はそのままに、弾薬部には星雲の隕鉄石を採用することで威力を大幅に向上させている。
等級不明異産「打刀」
課支給の、ただの刀…だったが、憤死しそうなほどの怒りを込められ振るわれ続けた結果、異産化。水で体ができた存在などの、形のないものを切れるようになる。
SECTION 3 承認済 / SECTION 4以降:最高機密。閲覧者は自動的に記録されます。
異能情報
■ 本項目は最高機密扱いです。複製・転記を問わず一切の二次利用を禁じます。■
異能「復讐者」
彼の強烈な自我と信念が、そのまま能力として結晶化したような異能。
発動中は、肉体の損傷による身体能力の低下を一時的に完全無効化する。腕が折れようと、臓器を傷つけられようと、目的を果たすまで戦闘を継続することが可能だ。さらに被ダメージに応じて出力が上昇する身体強化が付随しており、追い詰められるほど増していく。防御力が高いというより、HPが果てしなく多いという感覚に近い、と評する者もいる。
ただし諸刃の剣でもある。効果終了と同時に、蓄積していたダメージが一気に噴き出す。無敵ではなく、あくまで「先送り」にしているに過ぎない。それでも彼が戦場で倒れないのは、なんか普通にタフだからだ。おそらく、異能によって生命力自体が通常よりも大きく強化されていると思われる。
異能覚醒「復讐の誓い」
「復讐者」の本質は、目的のために死を先送りにする意志である。覚醒によってその概念が自分の肉体の外へ拡張される。
発動条件は、同一戦場における味方の戦死。倒れた者の「無念」「怒り」——それを異能が燃料として自動的に吸収し、仙石の出力に上乗せする。一人死ぬたびに彼はさらに強くなる。仲間が全滅すれば、彼は最後の一人として戦場全ての怒りを背負う。
異能極点「不倶戴天」
【最高機密】本項目は密葬課長および課長相当権限保有者のみ閲覧可。
通常の「復讐者」は、あくまで死を先送りにするに過ぎない。損傷を無効化しているのではなく、ただ帳尻を後回しにしているだけだ。それでも十分すぎるほど脅威ではあるが、異能としての完成形はその先にある。
肉体的・精神的限界の双方が極点に達したとき、「復讐者」は質的な変容を遂げる。
肉体的・精神的限界の双方が極点に達したとき、「復讐者」は質的な変容を遂げる。
「目的を達成するまで、死ねない」。
それまで意志であったものが、異能として文字通り結晶化する瞬間がある。
極点に移行した「復讐者」は、ダメージの先送りという概念そのものを超脱する。致死量を大幅に超えた損傷を受けてなお、仙石王馬という個体は機能を停止しない。頭部を吹き飛ばされても、心臓を潰されても、それは彼にとって戦闘継続の妨げにならない。
極点に移行した「復讐者」は、ダメージの先送りという概念そのものを超脱する。致死量を大幅に超えた損傷を受けてなお、仙石王馬という個体は機能を停止しない。頭部を吹き飛ばされても、心臓を潰されても、それは彼にとって戦闘継続の妨げにならない。
これを「不死」と呼ぶのは正確ではない。死の条件が、書き換わっている、と表現する方が近い。
この状態に対して有効な手段は、実質的に二つしか存在しない。四肢を完全に切り離し物理的に動作を不可能にすること、あるいは物理的に全身を消滅させること。それ以外のいかなる攻撃も、彼を止める手段にはなり得ない。
そして極点状態の仙石に対して、中途半端な手段で殺そうとすることは致命的な悪手となる。覚醒の「復讐の誓い」が持つ味方の死亡、そして蓄積ダメージによる強化は極点においても継続するため、殺傷を試みるほどに彼の出力は増していく。「殺せば殺すほど強くなる」という逆説が成立する。
極点状態は、目的の達成とともに終わる。
あるいは、終わるのかもしれない。
効果が解除された瞬間、仙石は静かに崩れ落ちる。それまで先送りにし続けてきた全ての損傷が、時間を取り戻すように肉体へと押し寄せる。生きているならば長期入院は免れない。最悪の場合、効果終了の瞬間に、そこで初めて彼は死ぬ。勝利と死が、ほぼ同時に訪れる。
本ページの内容はいかなる形においても外部へ持ち出してはならない。\\警視庁公安部 情報管理室 発行 / 文書管理番号:MPD-PSB-MJS-0029 / [REDACTED]
警告:このページへのアクセスは記録されました
警告:このページへのアクセスは記録されました