【詳細】
「羽」を意味するスペイン語の名を持つ小型機動兵器。
パイロットを持たず独自の制御プロトコル(つまりAI)で稼働し、本体よりエネルギーをマイクロウェーブで受信することで稼働する。
ハシュマルタイプは頭部の下、生き物で言えば顎の下に位置する機関砲と尻尾のようなドリル、クローを武器としハラエルタイプは蜂のような形状を持つ。
何より本体が健在ならば資材が続く限り無限に生み出される圧倒的物量が最大に脅威。
天使の名を持つモビルアーマーと絡めれば「天使の羽」という幻想的なネーミングになるが、その実態はそんな絵物語のような存在ではない。
モビルアーマー同様人間を殺すことに特化し、最新鋭MSと言えど一度起動してしまえば押さえ込むのに2機がかりになる必要がある殺戮兵器である。
装甲こそエイハブ・リアクターを積んでいない関係上
ナノラミネートアーマーを搭載出来ず
ライフルの集中砲火で破壊される脆さであるが、その物量は凄まじく、いったん周りを囲まれてしまえば蹂躙されるしか無い。
STH-16 獅電に群がったシーンは天使の羽どころか餌に群がるアリ、腐肉を啄むカラスの如き状態だった。
マイクロウェーブが受信できる範囲内であれば本体から離れても活動が可能で、モビルアーマーのためにスラスターのガス、各部パーツを潤滑に動かすためのオイルの補給の役目も担う。
生産者であるハシュマルが機能停止すればこちらも動きが止まるが、何故か歳星に運び込まれたプルーマはハシュマルが再起動する前に動くことができた。
どうやら外部からエネルギーを供給したためのようだが、ひょっとしたらMS数機がかりで動きを止めたのも、単にエネルギーが尽きただけという可能性も出てくるわけで…
なおハシュマルがどのようにこのプルーマを量産したのかは描写されていないが、デザイン担当の鷲尾氏いわく「外付けのプルーマ製造ユニットがあり、生産の際に合体したのだろう」とのことだが、元々ハシュマルがどのようにプルーマを量産するのかは特に設定せずデザインしたとも。
アプリに登場したメハイアは実際にプルーマの製造コンテナと思しき巨大ユニットと一体化した状態で登場しており、夥しい数のプルーマを量産しての物量戦を得意とするなど、そういった経緯を改めて設定として拾った形の機体となった。
最終更新:2025年11月08日 03:12