ASW-G-29 ガンダム・アスタロトリナシメント

【形式番号】 ASW-G-29
【機体名】 ガンダム・アスタロトリナシメント
【パイロット】 アルジ・ミラージ
【所属陣営】 タントテンポ
【動力】 エイハブ・リアクター
【フレーム】 ガンダム・フレーム
【武装】 小型ナイフ
アスタロト用ライフル
デモリッション・ナイフ
210mm対物ライフル
シールドアーム
サブナックル
バスタード・チョッパー
【関連MS】 ASW-G-29 ガンダム・アスタロトオリジン
ASW-G-29 ガンダム・アスタロト

【詳細】

外伝2期に登場するアスタロトの新たな姿。

外伝1期最終話にてASW-G-47 ガンダム・ウヴァルからパーツを奪還し82%まで修復されたアスタロトだったが、
ナナオに機体ごと強奪された挙句、再び闇市場に売り払われてしまう。
そんな状態のアスタロトを宇宙海賊が跋扈する木星圏でジャンマルコが発見、買い戻したはいいが彼が発見するまでに装着されていた部品群は売り飛ばされ多くを失っており、それをジャンマルコが独自のコレクションを含めて補ったアスタロトの強化仕様。

そのシルエットはアスタロトをベースとしつつ、売却されてしまったパーツをそれを独自品で補い、幾つかオリジンのパーツが組み込まれている。
そのため、大まかな外見はオリジンに近いものになっているが、それともまた異なる独特の姿となった。
なお武装などは買い戻したジャンマルコが自身のコレクションを持ち出してあてがったのだという。

失ったパーツを独自品で補うのはアスタロトと同様だが、リナシメントはそれに加えて攻撃力と機動力をさらに重視した結果、
元のアスタロトのバランスの悪さがさらに劣悪になってしまったことで、まともなパイロットでは動かせないまでに操縦性が低下してしまっている。
かつてはそれを両腰のブーストアーマーで補っていたが、リナシメントではオリジンの武装ラックを兼ねた本来の装甲に換装しているため、
バックパックを大型化しより推力を強化している。

あえてバランスを犠牲にしたまま戦闘力を強化するという歪な改修をした理由は、重量バランスの崩れていたアスタロトの操縦に慣れたアルジがパイロットであることが前提であるため。
基本武装として引き続きのデモリッション・ナイフに実弾ライフル、小型ナイフを装備。
かつては百錬の腰アーマーを流用していた左腕のサブアームはガルム・ロディのアーマーを流用したより大型のサブナックルとなっており、
右肩に接続されたシールドアームは通常シールドとして使われる以外にもサブナックルと同規格のマニピュレーターを持ち、
ライフルのみならずデモリッション・ナイフを扱うことも可能な第3の腕として運用出来る。

ライフルは右腰に、小型ナイフは2本まとめて左腰のハードポイントに接続する方式となり、
新武装として火薬で炸裂するタイプのパイルバンカーを内蔵するバスタード・チョッパーを装備する。

このように重武装化を推し進めた背景は、未だパイロットとして未熟なアルジの戦闘を武装の豊富さによるゴリ押しで補うためとされている。
遠距離武器、格闘武器、隠し武器など様々な武装をてんこ盛りにしたこのアスタロトは、あらゆる局面において高い戦闘力を変わらずに保ちつづけることが可能。

本来のアスタロト――――オリジンの姿を取り戻す日は来るのだろうか。

【余談】

リナシメントとはイタリア語で「再生」、「復活」を意味する。

ナナオが強奪しておいて再びアスタロトを売り飛ばした理由は不明。
かつての主人を「もっと自分を買ってくれる人物が現れた」として裏切って殺害し、修復を終えたアスタロトを強奪したため、
その人物に献上するためか?や、アスタロトは敵として出てくるなど様々な考察がされていたが、
まさかのただ売り飛ばしただけ、しかも普通に買い戻されて戻ってくるという展開に。
なお、売り飛ばされた先がテイワズの勢力下である木星圏だったためにもしジャンマルコが買い戻しに失敗していたらテイワズ経由で鉄華団の手に渡っていた可能性もゼロではなく、
その場合、こちらが4代目流星号になっていたり、もしくはハッシュの搭乗機もしくはオルガの搭乗機になっていた可能性もある。

ウヴァルはどうなったのだろう…と思われていたが、パーツを剥ぎ取られた後放置されていたらしく、
ジャンマルコがそれに目をつけ装甲を補修、ASW-G-47 ガンダム・ウヴァルユハナに改修を行っていた。

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最終更新:2021年05月06日 10:44