新天地は何を行うにも“戦い”“争い”が付き纏う熾烈な地。
“人は一人では生きていけない”、故に人は集まる。
新天地にはその様に人が集まって出来た組織、ギルド、協会など
目的は様々なれど数多く存在する。
新天地を調査、治める機関の保有する最新資料からいくつか見てみよう。
【西
イストモス騎攻団】
西方イストモスよりある使命を帯て新天地にやってくるも、その任の途中にて内部分裂が起こる。
新たに団を率いるのは、若き赤毛の
ケンタウロス騎士“バーン=ニシャルド”。
その参謀であり副団長は狗人の戦士“サンクス”。
使命を遂行しつつも、団の目的は他者との闘争に重きを置いている様にも見える。
団の構成員はケンタウロスが十二名。 狗人が四名。
騎士、戦士、弓兵という構成で、盤上の遊戯を楽しむかの様に戦闘を行う。
新天地にて何かを捜索しながら徐々に東方へ進んでいる。
【這イ魚(はいぎょ)】
ミズハミシマ争乱の際に海都の武闘派により秘密裏に作られた戦闘部隊。
争乱終結後はミズハミシマ国内で活動の場を失うも、“有事の際の備え”“露見してはいけない凶行”として
部隊関係者がほとんど国外の紛争地帯などを転々とする事になる。
オルニト紛争地帯での活動の中で、新天地へ脱走した大山椒魚亜人“ヤマバミ”と彼に追従した戦狂士達が構成員。
水棲、魚、鱗人が合わせて三十名。
元は水中で活動する種族も“訓練”により陸上活動に適応している。
新天地の中央と北部森林地帯を主な戦闘行為活動範囲としている。
【赤赤赤(ガガナガ)】
クルスベルグを中心に古くから土着している炎を信奉する生活密着宗教。
その中でも過激派と火精を操るに長けた一団と教会付きの火精が、当代の見た夢による神託により新天地へと渡る。
教会より破門を言い渡された元教主の
ドワーフ“ラオーロ=ゲウロカ”が発する命により
“世界の浄化”を目的に行動するが、その大半は多彩な炎を使った掃討行動である。
五十名を越えるドワーフと狗人が主な構成員であり信徒である。 彼らの特徴は、赤で統一された装飾。
現地での自給自足や活動では説明のつかない物資などはパトロンを臭わせるが、詳細は不明である。
新天地の北部森林地帯にて本部を転々とし、時折町に下りて来ては布教活動も行っている。
この他にも様々な集団が新天地には存在し活動を行っているが
それはまた別の機会にて。
- 未踏破地帯とつながっていることでの未知の魅力と今の世界で数少ない戦いが日常にあるために多くの者を引き寄せるのが新天地の空気でしょうか -- (名無しさん) 2015-02-08 17:37:31
最終更新:2015年02月08日 17:33