ゲームの紹介
- プレイヤーはキャラクターを模した正方形のコマを使用して、マス目で区切られた、モンスターと罠と宝が散りばめられた世界を冒険するゲームである。
- プレイヤーは設定されたキャラクターの能力や手持ちのアイテム、あるいは魔法を使用して、様々な障害を乗り越えて行く。
- ゲームマスターは冒険のシナリオを制作する。プレイヤーがすんなりゲームに没入できるような物語、ある程度のリアリティを確保した上で、あらかじめ予定された経験点予算の中からモンスターやトラップを配置したマップを制作し、ゲーム中はそれらを管理運営する。
クラスの紹介
- ファイター:剣・弓・アイテム・特殊攻撃を状況に応じて使い分ける頑丈な戦士。重装鎧ので通路に立ちふさがって敵をせき止めたり、前に出て射程の短いアイテムを敵に使用できる。また重装鎧クラスで唯一(水泳)(登攀)適正があるなど身が軽いのも特徴で、どんな環境でも安定したパフォーマンスを発揮できる。
- バーバリアン:戦士系では唯一移動速度にボーナスを持つ。鎧が中装であるため物理攻撃に対しての硬さは低めであるものの、身が軽く知覚能力に優れ、激怒によって筋力と耐久力を大幅に引き上げることができる。
- パラディン:1vs1用の強力な特技と状態異常耐性に加え、治癒能力や魔法も使える戦士。足場の安定した場所での殴り合いなら全クラス最強であるが、戦士系では唯一(登坂)や(水泳)のスキル適正が無く、敵の体当たりなどで水に落とされたらそのまま溺れ死ぬ可能性があるため、地形に気を配って慎重に移動する必要がある。
- レンジャー:戦士と斥候の中間くらいの性能を持つクラス、鎧は中装で硬さはそこそこ、戦士系では唯一(隠密)適正がある。戦士クラスなので敵と真っ向から撃ちあう事もできるが、静かに移動して弓による先制攻撃を試みる方が楽だろう。敵を先に見つけることが重要なクラス。
- ローグ:斥候クラス。隠密や罠の取扱に長けている。また目標を挟み撃ちにしたり、不意打ちすることで強力な「急所攻撃」を行うこともできる。また唯一(魔法装置使用)スキル適正があり、このスキルを強化することで、本来使うことの出来ないワンドや魔法のアイテムを使用することもできる。
- モンク:独特の性能を持つ格闘クラス。戦士と斥候の中間くらいの硬さ、素手による少し威力の低い攻撃、移動速度ボーナスに加え、全クラス中最高の状態異常耐性を持つ。素手攻撃中は「常に両手が空いている」扱いになるため、戦闘中にレバーを動作させたり、ロープに捕まったり、アイテムを使用するときに両手を使うことができる。
- クレリック:戦士と癒し手のハイブリッドクラス。重装鎧を装備することが可能なので非常に頑丈であり、ファイターと同じくらいの位置で戦うことができる。魔法は自己強化・回復・対アンデッドが多めだが、ちゃんと攻撃魔法も用意されている。
- ドルイド:魔法使いと癒し手のハイブリッドクラス。金属鎧を装備することができないため防御力は低いが、代わりに強力な動物の相棒を使役できるため戦闘力も高い。魔法は強化・回復・攻撃魔法がバランスよく存在しているが、いずれも直接的で単純なものが多く、動物の相棒が精神操作に弱いことと相まって、絡め手でこられると非常に苦戦する。
- ソーサラー:他のクラスに比べて覚えられる魔法の数に大きな制限がある代わりに、使用回数などの制限がゆるやかな魔法使いクラス。状況に合わせて魔法を使い分けるのではなく、ひとつの魔法を使い込んで色々な使い道を発見していくことになる。また血脈に応じて特殊能力を得られる。
- ウィザード:最も取り回しが面倒だが、最も多彩な魔法を使えるクラス。様々な知識系のスキルや、使い魔の相棒を駆使して事前に情報を集め、得られた情報に基いて魔法やアイテムを準備していくのが重要になる。
Tips
- 1フィートは30cm
- キャラクターの性能の7割くらいはアイテムで決まる
- キャラクターの位置は非常に重要な要素、一マスの差が生死を分ける事も
- 待機アクションで待ち伏せすると命中率が上昇する
- ファイターの肉弾戦能力は同レベルの全てのモンスターと比べて中くらい
- 一つの纏まった冒険をシナリオ、複数のシナリオからなる長い冒険をキャンペーンと呼ぶ