424:見えない未来へ ◆PN..QihBhI
<口笛が聴こえる>
口笛が聴こえる。
記憶が、走馬灯の如く駆け巡ってゆく。
これが夢である事を、飛影は知っていた。
夢の意味。夢の理由。
夢は、自分に何を伝えようとしているのか。
そんな一抹の疑問も、紙切れの様に夢幻の海の藻屑と化してゆく。
うつろう情景の中で、ただ口笛が聴こえていた。
~♪
戦いの夢。
学ランの男が朗らかに笑う。
相対する二人。それが最初の戦いだった。
影が舞い、白刃が煌めく。竜が吼え、虎が啼いた。
力では互角。勝てたのは、奥義の差だった。
男が倒れる。その顔は、最後まで笑っていた。
不思議な男だった。嫌いではない。だが、それだけだった。
廃墟の窓から月を見ていた。
それが、最初の夢の前に見た光景だった。
~♪
長い、長い旅だった。
まるで、漂流するかの様に生きてきた。
夢の中で、通り過ぎた者達の姿が浮かんでは消えてゆく。
ピッコロは、
傲然と立っていた。力の差は認めてやる。
だが、敗北よりも、嘗められた事が自分の逆鱗に触れた。
ヤツだけは許さん。いつか八つ裂きにしてやる。
アビゲイル。
あの奇怪なツラが浮かび上がり、にんまりと笑う。実に不愉快だ。
だが、自分と戦い、まだ生き延びている数少ない男だった。
死の戦慄を味わわされた。それは忘れていない。
アビゲイルといた女。
戦いの邪魔をした。だから殺した。
だがもし、邪魔をしていなかったら、と自問しかけて、直ぐに止めた。
もう殺したのだ。今更答えを探す事に、意味など無かった。
そして、氷女。
冷気を纏う、青い髪の女がいた。
忌々しい過去を髣髴とさせるその容貌から、
ぬけぬけと吐き出された言葉が、神経を逆撫でする。
かっとなった。肉を貫く感触。
殺していた。もう一人の小娘と共に。
気がつくと飛影は、無人の荒野を駆けていた。
苛立っていた。何故だ、何がオレを苛立たせる。
決まっている。本当は分かっていた。
認めたくはないが、そうなのだろう。
逃げる様に駆ける自分の影を、
夢の中で、自嘲的に嗤った。
~♪
星矢との戦い。
コンクリートジャングル。
残像がちらつき、アスファルトが弾け飛ぶ。
天駆ける天馬。嵐を切り裂く流星。
魔界の炎が迸り、黒龍が街を蹂躙してゆく。
そして、敗北。
終戦のひととき。
陽光。手が差し伸べられた。主催者を倒そう。
勘違いするなよ。と、飛影は鼻で笑う。
お前らの友情ごっこに、付き合うつもりは無い。
そんな折、突如現れた女の襲撃者。殺意の刃を、辛くも避けた。
だが、星矢を置き去りにした。殺された可能性は、低くないだろう。
それでも、もしまた星矢と会ったら、と飛影は束の間考える。
やり返してやる、という思いはある。ただ悔しさの感じ方が、以前と違っていた。
いや、それだけではない。勝利に対する拘り。強さへの飢え。敵愾心。
かつて心を焦がしていた黒い炎が、弱まっている事に気がつく。
口笛が、少し遠くなった。
ただ、虚しさだけが募ってゆく。
~♪
第七放送。
夢の中で、飛影は聞いた。
主催者の声は、まるで脳に響く様に意識に流れ込んできた。
呼ばれた名を聞き、虚しさがまた襲ってくる。
勝ち逃げか、と飛影は思った。
いつか勝つ。その密かな誓いも潰えた。
再戦の機も与えられないままに。
何もかもが潰えてゆく。
滅びこそがこの世界の真理。ならば心など、初めから要らない。
戦え。ただ戦え。死んでもいい。死んでもいい。
~♪
黄昏のゴーストタウン。
薄く瞼を開いた。視界に映る夕日が滲んでゆく。
眠り足りない、と思った。躰が重かった。傷も浅くはない。
もう一度、眠ろう。
再び瞼を閉じかけて、
その刹那、飛影は小さな驚きに目を見張る。
何故、雪が。
夕日に煌めきながら、一片の雪が舞い降りてきた。
手が出ていた。掌で受け止め、軽く握り締めた。
手を開く。何も無い。
夢か幻の様に、雪は消えていた。
こういう生き方をしてきた、と今更ながら飛影は思う。
すれ違うか、敵か。他者は、そうやって全て消し去ってきた。
だから、
社会、群れ、仲間、そして家族。
頼り、頼られる生活。煩わしいだけの社交辞令。
束縛するしか能の無い、法と称した尊大な偽善。
何も、要らない。
愛想笑いを振り撒き、上に媚びへつらい、
同じ様な日々を、ただ浪費してゆくだけの生など。
だから、ただ自由に。
開いた手を、ゆっくりと握り締めた。
口笛が遠ざかる。飛影はそっと目を閉じ、心の中で呟いた。
自由に。
~♪
<DACHI>
東北道にて。
長いトンネルだった。
闇に、生々しい息遣いと、重々しい足音が響く。
孤独で、単調な旅路だった。疲労がのしかかり、頭が空白になってゆく。
それでも歩き続けた。
死んだヤツらがいる。待っているヤツらがいる。
思い返し、心の中で呼び掛けてみる。時に悪態も吐いてみる。
果てしない道のりを往く内に、怒るよりも、嘆くよりも、いつかそうしている自分がいた。
それは、辛い現実からの逃避なのかもしれない。
或いは、怪我や疲れで頭がおかしくなってしまったのかもしれない。
それでも歩き続けた。漢、桑原。約束の地へ。
♪
あ~~~。
それにしても、長えトンネルだなー。
畜生、重てえなぁ。この鎧、半端ねえぜ。
ってかオレ、どのツラ下げて皆に会えば良いんだ?
フレイザードの野郎を倒せなかった挙句、
ボンチューを死なせちまった。
げっ、やべえ。オレ、ルキアに殺されるかもしれねえ。
でもまあ。
文句は言えねえよな。
だが、死ぬよりきちいのは、何つーか。
ルキアの哀しむ顔、だな。
があああァ。
益々逃げたくなってきちまった。
もう何処か遠くに行きてえ。ってか休みてえ。
ず~っと歩きっぱなしじゃねえかよォ。
恨むぜ、
ボンチューの馬鹿野郎。
オレを置いて、勝手に死にやがって。
畜生。
なのに何でだ。脚が止まらねえ。
皆と再会出来たって、余計辛い思いをするだけだって分かってんのに。
はあ。オレも、相当の馬鹿だな。本当にどうにもならねえ。
あー、重てえなあ。
ん?
うおっ、眩しっ。
♪
トンネルを抜けると、関東平野が広がっていた。
二度目の落日。広大な地平の彼方に、太陽が沈んでゆく。
朱色の空、朱色の大地。生きとし生けるものは、全て朱色だった。
♪
凄えな。
こんなに凄え夕日を、この地は今まで何回見届けてきたんだろーな。
何億回?何千億?いやもっとか?へへ、馬鹿だから分からねえや。
それに比べたら、まだ二日だぜ?
長かった、本当に長かったこの二日間の出来事なんて、
この星の歴史の中では、ほんの何00,000,000,000分の“2”に過ぎねえんだ。
まるで夢だな。
そうさ、所詮全ては儚い夢さ。
生が何だ?死が何だ?
ワールドカップの優勝が何だ?
あ~あ。人間って、小せえなあ。
だろォ?文句あっか、翼ァ~。
♪ ♪
一歩、一歩。
桑原はそれでも歩いてゆく。
自分を、ここまで駆り立てるものは何なのか。
考えても分からないので、桑原は考えるのを止めた。
坂を越え、橋を渡る。
一つの田園を通り過ぎると、また次の田園が見えてくる。
歩けども歩けども、のどかな田園風景が続いているだけだった。
♪
遠いな。
んでもってうんざりする程、遅え。
だが、どんなにトロくても、遠くても良いさ。
前さえ向いてりゃいつか着くだろーっ、て勝手に思ってる。
んで、もしまた皆に会えたら、
見苦しくたっていいさ。罵倒されたっていいさ。
この際、ルキアに殺されたって構わねえ。
土下座でも何でもして、ありのまま起こった事を話すぜ。
それがあいつを連れて帰れなかった、
オレに出来るせめてもの償いさ。
ああそうさ、それが筋ってもんだよな。
それが“漢”桑原の生き様ってもんだよなァ。
へっ、何てな。
本当はオレも分かってんだ。
アイツは良くやったとか、頑張ったとか。そんな月並みな言葉だけで、
そいつを心から待っていたヤツは納得するのか、救えるのかってな。
だからと言って、オレ不器用だから、馬鹿だから。
どうせ嘘なんてバレちまう。手の込んだ作り話なんぞ到底作れねえ。
そんなだから、せめて“漢”なんて言葉で自分を誤魔化して、
なあオレ、最低だろ?
教えてくれよ、ブチャラティ。
本当の“漢”らしさってなんなんだ?
♪
乗り越えればいい。
敗者が成す事が出来なかった事を、カズマが受け継ぐ。遺志を継ぐ。
そして生き延びる。それを成し遂げられれば、君もその者達も勝者となる。
主催者達の、思惑の外へと到達する事が勝利なんだ。
ならばその者達の“魂”を、君がそこへ連れて行け。
“魂”を受け継ぐ者がそこへ到達すれば、それが勝利だ。
うん、それ“漢”関係ねえな。
でもまあ良いや。へへっ、何かちょっと目が覚めたぜ。
やっぱりオレ、間違ってるよな。
お?
少し街並みが見えてきたか?
あいつら、まだあの中の何処かにいるのかな。
待ってやがれよ。もう少しだかんな。
♪ ♪
遂に見えてきた首都圏。
彼方のビル群に、太陽が隠れようとしている。
世界から光が消え、間もなく三度目の夜が訪れる。
そうか、もうすぐ三日目か。思えば色々あったなあ。
きっと、オレの知らねえところでも色々あったんだろうなあ。
不意に滲み出てきた涙を、桑原は乱暴に拭った。
それは悲しみでもなく、寂しさでもなく、喜びの涙。
♪
オレが生きている。
それで十分じゃねえか。
皆が遺していった“モノ”は、確かに“ココ”に“在る”んだからよ。
悲しくねえ。寂しくなんかねえんだ。
独りなんかじゃねえ。一人でも良いんだ。
ただ進めばいい。ただ歩けばいい。
どんなにダサくたって、笑われたっていい。
それがオレだ。
そうだろ、浦飯?
ぜえっ、ぜえっ、へっ、へへへ。
不思議なもんだな。
気がつきゃ、恋をしてるあの娘よりも、
あいつらの事ばかり考えてるオレがいるんだからな。
雪菜さあ~ん。
雪菜さんは、今、何処で何をしているんすか~?
♪ ♪
大きな橋に差し掛かった。
橋の真ん中辺りに、『埼玉県』と書かれた標識が朧気に見える。
広い河川敷。けたたましい鳴き声。頭上を野鳥の群れが追い越してゆく。
そのまま、鳥の行方を目で追ってゆくと、
橋の向こう側に、ぼんやりとだが、誰かが立っているのが見えた。
♪
何だァ?あそこに誰か居るぞ。
やべえ、幻覚か。これが死ぬ前に見るってアレか?
「桑原殿ーっ。もう少しでござるぞーっ」
おお、何か声まで聞こえて来たぜ。
こりゃあ本格的に死が迫ってきたって事か。
血も一杯出ちまってるしな。そりゃ幻も見るか。
さあて、死ぬとするかな。オレは中途半端だ。
さよなら雷電、ルキア、そして承太郎。勝利を祈ってるぜ。
ン?ってちげーよ!やっぱり誰かがいるッ!目の錯覚じゃあねーッ!
「お、お前は」
知っている。オレはこの男を知っている。
その隆々たる筋肉を。その威厳に満ちた顔つきを。ピンと張ったお髭を。
オレは天地がひっくり返る程驚いて、素っ頓狂な声を上げた。
「雷電じゃねーか」
「否、桑原殿。拙者だけではないぞ」
「な、何ィ?」
あ、本当だ。良く見たら承太郎もいるじゃねえか。
すると何だ。あの麦藁帽子のガキが、
ボンチューが話してたルフィか。
んで、ありゃなんだ?剣が勝手に動いて、喋ってやがるぞ。
そして、ルキアだ。暗くて顔が良く見えねえが、ルキアもいる。
幻じゃねえ。まっことベタ過ぎる手だが(悪かったな)現実だったァ。パンパカパーン!
殆どパニック状態になりながら、オレはまた絶叫した。
「おめえらあ、あにやってんだよォ!」
♪
「桑原殿。お主を探していたでござる」
「待ってろ、今行く」
「あのオッサンがグワバラか~。オレより年下に見えねえぞ」
何か言いながら、走り出そうとするあいつらに向かい、
オレは肚の底から声を上げた。
「待ちやがれええい!」
あいつらの足がぴたりと止まる。
「そっちに行くのはオレだアアァ!
オレなんだアアアアァ!」
この期に及んで何を言っているんだオレは。
まあ敢えて言うなら意地だな。そう、意地だけだった。
そして、オレは歩き出す。一歩、また一歩と。
「くっ、桑原殿ーっ!」
「オラアア!待っててやるから、最後まで気ぃ抜くな桑原アアァァ!」
誰からともなく、声が上がった。誰かが続き、エールの様になった。
雷電、承太郎。済まねえ、もう少し待ってろや。
「「せーの、ぐーわっばらー!ぐーわっばらー!」」
ルフィと刀の声援が、心の奥底を突き上げる様に響いてくる。
自然と歩調が速くなった。何なんだオレは、やっぱり元気じゃねえかw
「「ぐーわっばらー!ぐーわっばらー!」」
「オラアアアア、桑原アアアア!」
「頑張れ桑原殿――っ!」
「・・・」
んで、そんな顔すんなよ、ルキア。
♪ ♪
そして、オレは皆の前に立った。
声を出すヤツはいない。ただ静けさだけがオレ達を包んでいる。
そこまで言って、オレは奥歯を噛んだ。
込み上げてくるものがあった。
オレだけが知っている、
ボンチューの戦いがあった。
オレだけが知っている、
ボンチューの想いがあった。そして、弱さがあった。
だが、それを話して何になる。語るのは結果だ。結果だけで良い。
「負けて、死んだ。それだけだ」
そしてオレは口を噤む。流れる重苦しい時間に、ただ耐え続けた。
やがて沈黙を破り、話し掛けてきたのは雷電だった。
「
ピッコロを倒したのは、お主達か?」
「違え。オレ達は完敗だった。
ヤツらに何かあったとしたら、その後だろう」
「そうか、桑原殿。しかし良くぞここまで」
雷電が労わる様に言い、承太郎が手をオレの肩にそっと置いた。
ルフィと刀は、そんな成り行きを無言で見守っている。
そして、ルキア。オレはルキアと向き合った。
「桑原」
澄んだ声。ルキアの漆黒の瞳が、オレを見詰めてきた。
「他には、無いのか?」
オレはあらゆる感情を押し殺し、
ルキアの目を見返してきっぱりと言った。
「無え」
謝罪。土下座。そんなものはクソ喰らえだ。
だが、責任は取るぜ。後は、気の済む様にしやがれ。覚悟は出来てる。
目を閉じた。これで、良かったんだよな?ブチャラティ。
「そうか。それにしても・・・
ぷっ。ふ、ふふふふ・・・あははははは」
あ?オレは目を開く。
「おいルキア?」
「どうされたルキア殿?」
一同の目が、いきなり笑い出したルキアに集まる。
ルキアは構わず一頻り笑うと、目の辺りを擦りながら言った。
「くっ、桑原。その鎧、お主にはまるで似合っとらんぞ、ふふふ」
呆然とするオレをよそに、ルキアは笑い続ける。
その笑い声に笑い声が重なり、あっという間に爆笑の渦になった。
♪
<暫くお待ち下さい>
♪ ♪
その後、大体の経緯は聞いた。
こいつらもこいつらで色々揉めたらしいが、
なんだかんだで、オレを探す事を最優先にしてくれたらしい。
それがオレは素直に嬉しかった。
危険人物の存在も聞いた。
世直しマンの仇
ヤムチャと、ルフィや承太郎と戦った
孫悟空というヤツが近くにいる。
ルフィは「悟空は友達だ」と言い張ったが、オレも正直信用出来ねえ。
そして、ブチャラティや翼を殺したという謎のマーダーもいる。
新しい情報もある。
飛刀が話した、大阪にいる主催者打倒を目指すというヤツら。
今からオレ達は、
ヤムチャ達を避けつつ、そいつらに会う為に大阪に向かう。
情報交換が終わる頃には、辺りは真っ暗になっていた。
そして訪れる出発の時、事件は起こった。
<見えない未来へ>
「さて、出発の時間だぜ」
「ああ承太郎。だがちょっくら待ってくれや」
「ぬう桑原殿。いずこへ?」
「スゥ・・・
おお~~~い!ボンチュー、ブチャラティー!
てめえらの魂は、確かに受け取ったからなーー!」
「桑原、お主・・・」
「へへへ、ルキア。オレの声、あいつらに届いてっかな~」
「う、うむ。きっと届いておる」
「桑原殿。あまり橋から身を乗り出されるな。川に落ちますぞ」
「おい、それより何かあっちで船長が呼んでるぜー」
「ぬう、どうされたルフィ殿ー!」
「おーい、おめえらー!」
「あ?何だぁ?」
「見ろー、雪だー!」
「え?」
「雪だと?」
「ほ、本当だぁ」
「んな馬鹿な」
「うおっ、冷てえー」
「違う。これは私の能力ではない」
「むう、何故今になって・・・」
「ま、まさか、
ボンチューが?」
「何の事だ桑原?」
ダダダッ
「ボンチュー、メグー。ありがとよー!
向こうでは、しっかり守ってやれよなー!もう妹を泣かすんじゃねえぞー!」
「お、おい桑原」
「メゲ?誰だそれ」
「へっ、細けえ事ぁ良いんだよ。
ホラ、お前らも言い残した事あるなら言っとけや。後で後悔しねえようにな!」
「ふふふ、こやつめ」
「ルキア?」
「ボンチュー、向こうでも元気でなー!
そして世直しマーン、バッファローマーン、守ってくれてありがとー!
ほれ何をしておる。雷電も行け」
「ぬうっ、塾長ー!シカマル殿―っ!
そして志半ばで散っていった塾生諸君ーっ!
後はこの雷電に、万事お任せあれ~!ううっ・・・」
「おい何だよ、雷電。お前が泣くなよ」
「全くだ。雰囲気が湿っぽくなってしまったではないか」
「す、済まぬっ。だが、ぬ、ぬわーっ!(涙)」
「やれやれだぜ」
「ふん。ほれ承太郎。次はお主の番だぞ」
「な、何?」
「おら、早くしろよ承太郎。後が閊えてんだよ」
「ちっ。つ、つ~ば~さ~」
「おい、声が小せえぞ」
「全くだ。女の腐った様な声を出すでない」
「(プツン)・・・んだと」
「ゥオラァァ翼あぁぁあぁぁあ!!
岡○ジャパンはオレを怒らせてるぜえええ!!!
と、思ったけどそんな事は無かったぜサーセンwww」
「ぐおっ。み、耳が・・・」
「う、うるせえ・・・」
「ししし。ロービーンー!ウーソッープー!」
「ぐすん、
ウソップの旦那~!ラーメンマーンの旦那~!」
「雪菜すわぁ~~~ん!そっちに戻ったら、直ぐ会いに行きますからねえ~!」
「キモっ」「やれやれだぜ」「あんだと・・・」「・・・!」「・・・!」
♪
俄かに降りだした雪の中、
思い思いの想いが夜空に木霊してゆく。
友情とか、絆とか、魂とか、言葉にすると照れ臭えけど、
今はただ、もう一度巡り会えた運命に感謝したい。
いなくなっちまったヤツらの想いを胸に、
歩いていこうぜ。見えない未来へ。
♪ ♪ ♪
【埼玉県と群馬県の境界線付近/二日目・夜中】
チームの共通方針
1、大阪に向かい、ポップ、L、パピヨンと合流する。
2、ヤムチャ達を警戒。戦力が整うまでは接触を避ける。
3、(クールな)仲間を増やす。ダイを探す(承太郎案)。
4、情報交換は済んでいる。
【モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE】
[状態]:両腕を始め、全身数箇所に火傷、疲労・ダメージ大
ギア・2(セカンド)を習得、雷電に担がれている
[道具]:荷物一式×2(片方は食料なし、もう片方は食料・水、残り3/4)
賢者のアクアマリン@HUNTER×HUNTER、いびつなパチンコ(特製チクチク星×3、石数個)、大量の輪ゴム
ボロいスカーフ×2、死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER(カード化解除、残り八枚)、参號夷腕坊@るろうに剣心
[思考]1:チームの方針に則る。
2:"仲間"を守る為に強くなる。
3:"仲間"とともに生き残る。
4:仲間を探す
【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:左腕骨折、肩に貫通傷、全身各所に打撲、左半身に重度の火傷(以上応急処置済み)
[装備]:シャハルの鏡@ダイの大冒険 、飛刀@封神演義
[道具]:荷物一式(食料4食分、水半分消費)、双子座の黄金聖衣@聖闘士星矢
らっきょ(二つ消費)@とっても!ラッキーマン、ドーナツ状に分断された首輪
[思考]:1.チームの方針に則る。
2.首輪の解析。
3.翼とブチャラティを殺害した人物を突き止め、仇を取る(ヤムチャが怪しいと睨んでいる)。
4.主催者を『必ず』打倒する。
【雷電@魁!!男塾】
[状態]:健康
[装備]:木刀(洞爺湖と刻んである)@銀魂、斬魄刀@BLEACH(一護の衣服の一部+幽助の頭髪が結び付けられている)
[道具]:荷物一式(水、食料を一日分と二食分消費)
[思考]:1.チームの方針に則る。
2.何があっても仲間を守る。
【朽木ルキア@BLEACH】
[状態]:重傷、疲労。右腕に軽度の火傷 (応急処置済み)、霊力回復
[装備]:斬魄刀(袖白雪)@BLEACH、コルトパイソン357マグナム(残弾21発)@CITY HUNTER
[道具]:荷物一式、バッファローマンの荷物一式(3食消費)、遊戯王カード(青眼の白龍・使用可能)@遊戯王
[思考]:1.チームの方針に則る。
2.ゲームから脱出。
3.仲間が死んでも、もう自分を蔑むことはしない。
4.いつか必ず、フレイザードを倒す。
【桑原和真@幽遊白書】
[状態]:全身各所に打撲、戦闘によるダメージ大、重度の疲労、軽度の火傷
次元刀が覚醒(しかしまだ不安定)
[装備]:蟹座の黄金聖衣@聖闘士聖矢
[道具]:荷物一式(水・食料一日分消費)
[思考]1:チームの方針に則る。
2:友情マン達との合流(友情マンに対し多少の罪悪感)
3:フレイザードを倒す仲間を集める(飛影を優先)
4:ゲームの脱出
【兵庫県/二日目/夜】
【飛影@幽遊白書】
[状態]睡眠、全身に無数の裂傷、全身各所に打撲、重傷、中度の疲労
[装備]なし
[道具]荷物一式
[思考]1:基本的にどうでもいい。自由に。
2:セーラー服の女(斗貴子)を殺す。
3:強いやつと戦う。そのためにアビゲイルや桑原(の仲間)を探す。
4:氷泪石を探す(まず見つかるまいし、無くても構わない)。
5:弱い奴等とつるむ気はないが、ハーデス等に喧嘩を売るのも悪くはないと考えている。
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最終更新:2024年08月03日 11:09