あまり関税など詳しくない素人がググったりしながら書いているので間違えていたらそっと教えてください。
はじめに
関税とは、貨物が国境を越えるときにかかる税金です。
【課税価格】(税額を決める基準となる価格)や品目により、税率(税金をかける割合)が主に下記の3パターンに分かれます。
《主な税率3パターン》
さらに、【課税価格】の計算は、《有償貨物の場合》・《個人輸入の場合》の2パターンがあります。
《課税価格 有償貨物の場合》
- 商品価格+送料+保険料=【課税価格】
《課税価格 個人輸入の場合》
- 商品価格×0.6=【課税価格】
《課税ボーダー》
当ウィキでは関税が発生する境目となる金額を課税ボーダー、略してボーダーなどなどと呼んでいます。
- 有償貨物のボーダー→1万円
- 個人輸入のボーダー→16,666円
関税が発生した場合、手数料なども一緒に請求されます。
4PXを利用する場合は有償貨物扱い
4PXを利用する場合、有償貨物扱いとなり、課税ボーダーは1万円となります。
個人輸入の課税ボーダーは適用されません。
個人輸入の課税ボーダーは適用されません。
詳しくは→4PX 申告価格×0.6の対象外
《4PX 課税価格の計算》
- 商品価格+送料+保険料=【課税価格】
《4PX 関税が発生する可能性に同意が必要》
4PX利用時、関税が発生する可能性があると転送手続きをしただけでは発送されない場合があります。
ライブチャットで関税が発生する可能性に同意すると発送されます。
ライブチャットで関税が発生する可能性に同意すると発送されます。
詳しくは→4PX 発送されない場合にありがちなこと


免税対象外の品目
- 酒
- パンスト・タイツ
- 手袋・履物
- スキー靴
- ニット製衣類等(Tシャツなど)
- 米などの穀物とその調製品
- ミルク、クリームなどとその調整品
- ハムや牛肉缶詰などの食肉調製品
- たばこ、精製塩
- 旅行用具、ハンドバッグなどの革製品
- 身辺用模造細貨類(卑金属製のものを除く)
税率の種類・適用条件・フローチャート
主に課税価格や品目によって3パターンに分けられます。

適用条件とフローチャート(pdf)


小分けにして送ると?
一梱包が免税される金額になるよう小分けにして送られた場合、
同一差出人から同一名宛人に、同一時期に分散して郵送されたもの等(例えば、郵便物の重量制限により分割して郵送されたもの)は、当該分割されたすべての郵便物の課税価格を合計したものになります。
(税関HPより引用)
とあるように、小分けにして送られても同時期なら課税価格は全て合計される。(つまり無意味……かも)
税額の計算方法
- 関税、消費税等の税額計算方法(税関HP)
ぱっと見ややこしいですが、ゆっくり計算したらできると思います。 - 個人輸入にかかる関税の計算(keisan)
計算サイト『keisan』さんの計算ツールです。
関税率は輸入統計品目表(実行関税率表)(税関HP)から探してください。
関税+手数料の発生例と支払い方法
じゅりさんの解説集
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