紡辺 希(つむぎべ のぞみ)
五代続く魔術師の家系の娘。22歳。「繋ぐ」事に特化した魔術師。
単純に物体と物体を繋げることに始まり、用途は多岐に渡る。
自身の作り出した結界の中など、限定された場であれば空間ですら自在に繋ぎ変えることが可能。
双子の妹である望とは魔術的に深い繋がりを持っており、望の持つ魔力や魔術回路、果ては生命力と呼べるものまで自在に使うことが出来る。
魔術師としての型から外れない、人としては破綻した性格。妹に対する情はあるが、それよりも己の理を優先する事に躊躇ない。
聖杯戦争に於いては、二人分の魔力を扱えるアドバンテージを活かし、強力なサーヴァントを従える。
紡辺 望(つむぎべ のぞむ)
希の双子の妹。
魔術の才能には優れず、身体も弱い。それには、姉の希に自身のあらゆる物を吸い上げられている事が少なからず関係している。
幼い頃から姉のスペア、或いは電池とでも言うべき扱いを受け続けており、本人もその運命を受け入れている。
しかし穏やかな性格の底には、姉と、家と、魔術そのものへの憎悪がひっそりと渦巻いている。
最終更新:2016年09月21日 22:41