(あんどう・れいん)
こんなモン、腐れ外道の使う魔術だと思っていたが……。
――まァ死人と話すってのも案外悪かない。
主人公。六回目の聖杯戦争における
アーチャーのマスター。
略歴
表向きは穂村原学園の学生だが、その実は冬木の弱小魔術師であった安東家の頭首。
安東家の魔術は死に行く魂から情報を読み取り根源に至ろうとする『死霊黒視』。その性質故に非人道的な行為を裏では行っており、澪印は魔術の道を嫌っていた。
両親の死に際し、澪印は自らを「闇の道を往く堕ちたヒト」であると見做し苗字を闇道と改名している。弱小魔術師の家系であるため魔術回路は量、質ともにやや劣る。魔術刻印は死去の前に父親から正式に譲り受けている。
人物
人との接触を出来るだけ避け、近寄り難い雰囲気を醸し出しているが、心の底では人を見捨てることの出来ないお人好し。整った顔立ちをしており、その影を持った雰囲気と併せて女性からはマニアックな人気がある。しかし、他者を排斥する傾向にあるため男子や教師からの評判は芳しくない。
継承のため魔術の修練は受けており、魔術師としては並程度の腕前。だが魔術を嫌悪していたため六回目の聖杯戦争までは自ら封印していた。
六回目の聖杯戦争
魔術師という家柄から聖杯戦争の話は聞いていたが、魔術から縁を切って生活するつもりだったため、将来起こったとしても参加をするつもりはなかった。
しかし、下校途中に学校で噂になっていた首無し騎士に襲われる。辛くも家に逃げ延びたが、攻撃用の魔術を修得していなかったため、最後の手段としてサーヴァントの召喚を決意。その時点で空位だったアーチャーと契約し、首無し騎士を撃退する。
以降、仕方無く聖杯戦争に加わる事になるが、基本的に自分からは手を出さないというスタンスを取り続けていた。
だが、撃破したはずの首無し騎士の噂が絶えず、被害者が増えることを見過ごせずに街を守ることを決意。本格的に聖杯戦争へと介入する。
最終更新:2016年09月21日 22:49