そう、世界平和だよアサシン。僕は魔術の力で世界を平和に導く。 |
君一人に重圧を押し付けるつもりは無い。 |
ただ少し、僕に力を貸してくれるだけでいいんだ。 |
略歴
アメリカミシガン州出身の魔術師。起源は「隔離」。
物質空間からのコネクションを断つ特殊な結界「虚実の海」を用いて根源に至ろうとする魔術師。
聖杯戦争の噂を聞き、三年前から冬木に移住していた。
令呪が宿ってからは情報収集に務め、五人目のサーヴァント召喚を確認してからアサシンと契約。
以降は結界に潜みつつ他のマスターの撃破を図る。
人物
見た目は爽やかな印象を与える金髪碧眼の青年。年齢は20台半ば。
常に特殊なサングラスを身に付けており、これにより断ち易い空間を可視化している。
根源に至ることは世界平和の為であると両親から聞かされており、それを盲信し協会に属さず魔術の研究を続けている。
聖杯戦争に参加したのも世界平和の為であり、根源への到達はそれに対する過程でしか無いと考えている。
子供の様な理想を本気で信じており博愛精神にも溢れるが、魔術師として一般社会から隔絶されていたせいで他人の立場で物を考えることが出来ない。つまり空気の読めない超お節介。
自分ではマスターに聖杯を献上することが出来ないと謝罪するアサシンに対しても笑顔で理想を語り、必ず君が力になると力説して立ち直らせてしまうほど。
しかし、根源到達を軽視していることからも分かるように過程を重要視しない傾向にあり、平和を口で唱えながらも敵の殺傷に躊躇しない。また、人の心が分からないためアサシンの想いには全く気づいていない。
魔術礼装は自身の魔力を込めることで空間に干渉する鋏「虚界断層」(スプリット・フォルト)。サングラスと併せて断ち切りやすい空間に刃を入れることにより、一次元的に物質世界を断絶する。「固さ」を無視して物質を切ることが出来るほか、空間を断つことによって相手の攻撃を物理的に届かなくすることが可能。
アサシンは直接戦闘が不得手な為、これを用いての撤退がエドワード達の主な戦法となる。結界「虚実の海」を作り上げる為にも利用する。
なお、彼は聖杯によって根源に到達しようとしているが、偽聖杯の魔力では根源に至ることはそもそも出来ない。
最終更新:2016年09月21日 22:57