【氏名】心咲明歌璃(しんざきあかり)
【性別】女性【年齢】18歳 【出身】日本
【身長】168cm 【体重】51kg
【血液型】B型 【誕生日】1月30日
【肌色】黄色人種(少々日焼け気味)【髪色】黒【瞳色】赤
【属性】秩序・悪
【魔術属性】火
【イメージカラー】赤紫
【特技】空手、中国拳法
【好きなもの】空田箏音
【苦手なもの】自分自身
【天敵】愛
魔術協会に所属しないアウトローの魔術師家系、「空田」の養女である少女。18歳。日本人。艶のある黒髪をショートカットにしたボーイッシュな美少女で、引き締まったアスリート体型ながらスタイルはかなりよい。快活な印象を与えるパンツスタイルを好み、常に布製のナップザックを背負っている。幼い頃に両親を失った彼女は元々は純粋な善意で空田家に引き取られたが、空田家の嫡子である空田箏音が魔術の素養に非常に欠けていたため、優れた魔術回路を持っていた明歌璃は彼女の代わりに魔術刻印を引き継ぐ後継者として魔術を仕込まれてきた。複雑な家庭環境ながら箏音との関係は良好であり、その関係性は義理の姉妹という関係性を大幅に逸脱していると言っても過言ではない。否、むしろその環境が彼女たちの絆を築いてきたと言える。あくまでも空田家の継承者は明歌璃であるため党首は魔術について箏音に教えていなかったが、明歌璃はそのことをこっそりと箏音に教え、党首となれずとも彼女をフォローできるよう密かに魔術を教えてきた。
性格は明るく快活ながらどこか気品が漂う口調で、自然体ながらどこか「王子様」な雰囲気を持つ。実際彼女自身も中性的な性格であり、一人称は「ボク」、二人称は「君」。戦闘中においても常に気品を失わない立ち振る舞いをするが、戦法そのものは決して正々堂々とは呼べないものであり、策略・謀略・騙し討ち・欺瞞など汚い手段を取ることに抵抗は一切ない。殺害を好むわけではないが、必要に迫られれば味方であろうと躊躇なく切り捨てられる冷徹さも併せ持つ。自らの属性である炎に擬似的な生命を宿し、イフリートのような姿の不定形の使い魔として使役する魔術「偽生魔術」を用いる。これの応用として自らの腕に炎を纏わせることによって強化した上で拳法を使った肉弾戦も得意としている。さすがにサーヴァントには及ぶべくもないが、平均的な代行者ならば苦戦せずに下すほどの実力を持つ。
聖杯に賭ける望みは「箏音の救済」。聖杯戦争が開始される数年前、空田家は魔術協会に目をつけられて襲撃を受けてしまう。彼女の義理の父であり魔術の師であった当主とその妻は死亡し、箏音もまたその戦闘の余波で遅効性の呪いを受けてしまう。少しずつ前進の筋力が奪われてゆくこの呪いは、最終的に彼女に死をもたらすが、この呪いはかけた魔術師の独自の魔術であった上にその時の戦闘でその魔術師が死亡してしまったため、解呪の手段が失われてしまっているのである。魔術協会に目をつけられ、しかもアウトロー同士のコネも知らぬまま支えを失った彼女たちにとって、もはや残された手段は聖杯に願うしかないのである。大切な箏音を失いたくないが故に、彼女は手段を選ばない。この決意は非常に硬く、肉体を傷つけることはまだしも彼女の精神を折るのは至難の業である。
令呪は左手の甲。サーヴァントに対しては協力者としての立場を求めるが、対応は柔軟でありサーヴァントの性格に応じある程度臨機応変にスタンスを変えることも吝かではない。ただし彼女の目的はあくまでも箏音の救済であり、サーヴァントはそのための手段でしかないと考えていることもまた事実である。
聖杯戦争が絡まなければ基本的には至って平凡なボーイッシュな女の子。高校には友人も多く学業成績優秀スポーツ万能で人気者。好きな食べ物はシュークリーム。料理上手で得意料理は洋食。好きな音楽はガールズバンドのj-popで、休日は街に出てウィンドウショッピングを楽しむのが好き。カラオケも好き。ただし毎回箏音へのお土産は忘れない。そして何よりも、箏音が大好き。
【偽生魔術】
水、土などといった無生物に魔力を与え擬似的な生命、簡易ホムンクルスに変えて使役する魔術。明歌璃の属性は「火」であるため、彼女は炎を使い魔として使役する。攻撃・防御・偵察・囮など汎用性が広く使いやすい魔術であるが、空田家が特にこの魔術を得意としているというだけであり独自性は薄く習得している魔術師も多いオーソドックスな魔術の一種である。ただし未熟ではあるにしろやはり明夏璃が学んだ偽生魔術は一般的な魔術師と比較して遙かに優れており、作成できる使い魔の大きさ、数、強さは他の追随を許さない。応用として、自らの肉体を傷つけることなく炎を纏わせることが出来る。これにより明歌璃は得意の肉弾戦を更に強化することが可能となる。
この他、一般的な魔術はそれなりに習得しているが、半人前の域を出ない。
彼女が常に持ち歩いているナップザックの中に入っているもの、それは「偽臣の書」である。すなわち、心咲明歌璃はこの聖杯戦争における正規のマスターではない。腕の令呪も偽装である。
【氏名】空田箏音(そらたことね)
【性別】女性【年齢】18歳 【出身】日本
【身長】152cm 【体重】41kg
【肌色】黄色人種(非常に色白)【髪色】茶色【瞳色】青
【血液型】A型 【誕生日】3月15日
【属性】秩序・悪
【魔術属性】水
【イメージカラー】青紫
【特技】小説執筆
【好きなもの】心咲明歌璃
【苦手なもの】自分自身
【天敵】愛
今回の聖杯戦争における正規のマスター。本人はどうあがいても聖杯戦争に参加できる身体ではないため、偽臣の書を用いてマスター権限を心咲明歌璃に一時的に委譲している。
魔術協会に所属しないアウトローの魔術師家系、「空田」の嫡子であった少女。ただしその魔術回路は非常に貧弱であったため、彼女の父である空田家当主は後継者に養女の明歌璃を選んだため、彼女は自分の生まれた家が魔術師の家系であると知らずに育った。だが、明歌璃が魔術の修行を始めた直後には彼女自身の口からそのことについて聞いてしまったため、実は物心ついた時には既にそのことを知っていた。その後は明歌璃から細々と魔術を学び、貧弱な回路ながらそれに似合う程度の魔術行使は可能となっている。ふわふわとした長い髪は腰まで伸びており、小柄で幼児体型な外見はまるで人形のよう。そのうえ前述の呪いの影響でどんどん身体能力は失われているため、現在は自分の家(空田家の屋敷は魔術教会の襲撃により焼失)のベッドの上で寝たきり生活を送っている。手足は非常に細く肌も病的に青白い。もはや自分の足で立って歩くことは不可能で、移動の際も車椅子を用いる。性格は至って幼稚で我が儘、そして気まぐれ。同い年である明歌璃にとっては完全に妹の位置である。完全に明歌璃に甘えきっており、その様は依存の域にまで達している。だが稀に寛大な母性を覗かせることがあり、明歌璃を虜にしている。一人称は「わたくし」、二人称は「そなた」のお姫様。呪いが悪化してからは学校へ通っていないため、どこか浮き世離れした雰囲気を持つ。
前述の通り技術的にも肉体的にも戦闘は不可能。ただし魔力の貯蔵可能量だけは非常に大きかったため、魔力タンクとして明歌璃の戦闘をサポートする。魔力供給も頻繁に行っている。
聖杯に賭ける望みは「明歌璃の救済」。実は前述の戦闘の際、同じ魔術師から明歌璃も解呪不能な呪詛をかけられてしまっている。その内容は「記憶の消失」。呪いが進行するにつれて過去の記憶がどんどん失われてゆき、最終的には廃人と化してしまう。失われゆく記憶を繋ぎ止めるために箏音は毎朝明歌璃と昔話をしているが、失われて行くスピードは上昇していく一方。その救済のために聖杯を求めているが、このことは明歌璃に伝えていない。箏音は自らの願望を叶える機会を純粋に明歌璃に譲渡したものとして「もし聖杯を得たら好きな願いを叶えてよい」と伝えている。
サーヴァントについても基本的には明歌璃に任せきりであるが、家にいる間にはコミュニケーションをきちんと取っておりその関係性は良好。ただし彼女もまたサーヴァントは願望を叶える手段の一つとしか捉えていない。
好きな食べ物はシュークリーム。料理はかつて得意であったがもうすることは叶わない。家では専らテレビ視聴とインターネットに耽っており、個人的に投稿したネット小説が密かに人気を博している。そして何よりも、明歌璃が大好き。
明歌璃は、箏音が密かに自らの救済を願っていることを知っている。そのため、いつか偽臣の書ではなく魔術的にマスター権限を強奪してでも彼女を救済しようと心に誓っている。だが、それと同時に彼女は今の状況をとても楽しんでいる。箏音はボクがいなければ生きられない。箏音はボクだけが救済してやることが出来る。箏音はボクだけのもの。絶対に誰にも渡さない。そう――もしかしたら、呪いは解呪するのでなくて進行を止めるだけでもいいかもしれない。そうすれば箏音は永遠にボクだけのもの。そしてボクが呪いで果てれば、箏音もまた終焉を迎える。そう、そうすればずっと一緒だ――。
箏音は、明歌璃が密かに自らの救済を願っていることを知っている。そのため、決して彼女に隙を見せず、またひそかにサーヴァントに令呪を用い強奪を阻止するよう命令してある。だが、それと同時に彼女は今の状況をとても楽しんでいる。明歌璃はわたくしがいなければ生きられない。明歌璃はわたくしだけが救済してやることが出来るの。明歌璃はわたくしだけのもの。絶対に誰にも渡さない。そう――もしかしたら、呪いは解呪するのでなくて進行を止めるだけでもいいかもしれない。そうすれば明歌璃は永遠にわたくしだけのもの。そしてわたくしが呪いで果てれば、明歌璃もまた終焉を迎える。そう、そうすればずっと一緒ね――。
共依存ドロドロ義姉妹レズカップルマスター。とにかく性癖の塊。相手が好きで好きで好きだから自分勝手になるのっていいよね…自分が死ぬなら相手にも死んでほしいのいいよね…
相手を想う気持ちは本物だけれど、独占欲が強くて自己中心的なずるくて悪い子たち。自分の想いを遂げるためなら嘘だって吐ける。
魔力供給が必要ないときにも頻繁に組んず解れつしてたりする。
本人たちはサーヴァントの性格はあまり問題にしないけど彼女たちに食われないポジションに入れるサーヴァントには限りがありそうで…
最終更新:2016年09月22日 23:04