土行孫

【元ネタ】封神演義
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】土行孫
【性別】男
【身長・体重】105cm・68kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:B 宝具:C

【クラス別スキル
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
仙術:E-
 東方世界に伝わる、神仙の繰る神秘。
 ランサーは名のある仙人の直弟子であるが、不肖の弟子であり、使える術はほとんどない。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

矮躯:B
 人並み外れた身長の低さ。
 武器戦闘において、下段からの攻撃には対処しづらいと言われており、
 近接戦闘時、敵の身長がランサーよりが高い程、命中と回避の判定に有利な補正を与える。
 敵の騎乗などにより高低差が開いた場合、さらに追加の補正がかかる。


【宝具】
『地行術』
ランク:D 種別:対地宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
まるで土が水であるかのように、地中に潜行、遊泳する仙術。
あくまで「地行」術であり、完全な金属を透過することはできない。
戦闘時の緊急回避、敵地に潜入しての諜報や暗殺など、ランサーはこの術を多岐に渡って使いこなす。

『梱仙縄』
ランク:B 種別:対人宝貝 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
師である懼留孫から盗み出した2本の宝縄。
対仙人用の拘束宝貝であり、投擲すると敵に飛びかかって縛り付け、締め上げる。
拘束対象の魔力のほとんどを吸収し、対象が魔術師であれば魔術回路を乗っ取って緊縛と自己硬化に利用するため、
対象の魔力ランクが高い程拘束の解除は困難となる。
解除用の口訣を詠唱すれば拘束は解除されるが、それ以外の方法で無理に解除を試みると
魔力吸収が加速して緊縛が強まり、頑丈さも増していく。


【Weapon】
『鉄棍』
宝貝ではなく、特段の能力があるわけでもないただの鉄棍。
とはいえ、他の仙人たちの宝貝や宝剣と打ち合って壊れない程度の強度はある。


【解説】
闡教門下崑崙十二仙の一人、夾竜山飛雲洞の主である懼留孫の弟子。
商(殷)の討伐軍が西岐(後の周)を攻めていた折、西岐に味方して不在の師に命じられ洞の留守を守っていたところを、
西岐の軍師姜子牙(太公望)を恨む申公豹に唆されて商の将鄧九公配下に加わる。
得意の地行術と盗み出してきた梱仙縄で数々の将を捕縛する武勲を上げて西岐を苦しめるが、
自ら事態の収拾に乗り出した懼留孫に捕らわれ、西岐軍に帰順する。
姜子牙らの策で鄧九公の娘である鄧嬋玉を妻にした後は、
楊戩や哪吒と肩を並べて商軍やそれに与する截教門下を相手に歴戦する。
澠池城の戦いにおいて、自身と同じく地行術を操る守将張奎への対抗策を求めて師の下に向かうが、
それを察していた張奎の待ち伏せを受けて死に、星部神の群星正神「土府星」として封神される。

精神年齢と身長は子供並みだが、顔はでかく不細工で筋骨たくましい二頭身のおっさん。
楊戩や哪吒といった姜子牙麾下の他の道士と比べると、術はほとんど使えず派手な宝貝も持たないが、
単純な武器戦闘では彼らに勝るとも劣らぬ実力を誇り、身長差と地行術で攻撃を躱して強敵を翻弄する場面もある。

地味だが戦闘力はけっして低くなく、搦め手もできる能力を持つ。
また、聖杯に対するモチベーションはそれなりにあり、わりと善良な性格ながら命じられれば汚れ仕事なども厭わない。
しかし、それ以上に現世をエンジョイする気持ちが強く、さらに、味方に美女あらばすかさず嫁にしようとし出すため、
マスターとしてはしっかりと手綱を握っておきたい。
聖杯にかける望みは、「受肉し、申公豹の誘いを拒んだ未来を歩む。つまり仙道を極めたい」と語る。
しかし、ランサーの様子を見ていると、ただもっと長く現世の娯楽を満喫していたいだけのように思えてくる。

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最終更新:2016年10月01日 22:27