【元ネタ】 史実
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】 ジョン・フォン・ノイマン
【性別】 男
【身長・体重】171cm・63kg
【属性】中立・善・人
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:E 魔力:A+ 幸運:C 宝具:A+
【クラス別
スキル】
陣地作成:C
造物主(クリエイター)として、自らに有利な陣地を作り上げる。
機械精製に長けた”研究所”や大量生産を可能とする”工場”を形成することが可能。
道具作成(偽):A++
魔力を帯びた器具を作成できる。1つを作るのに数時間とかからず、片手間で作成が可能。
ただし彼の創れる物は機械・コンピューターに限られる。
【保有スキル】
悪魔の頭脳:Ex
人智を超え、常識を超え、そして人の領分すらも超越した彼に与えられた畏怖の象徴。
複数のスキルから成り立つ複合スキルであり、該当するのは天賦の叡智、高速思考、精神汚染など。
これにより、道具作成(偽)で作成した自身の使い魔(コンピューター)全てに同時に命令のプログラミングも可能。
他にも思考の分割、思考の加速等が可能であり、彼の知らない言語や分野の知識も数時間あれば全て所得出来る。
星の開拓者(偽):A+
人類史のターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
その時代の記述力では一歩足りない難行を”人間力だけで”乗り越えるスキル。
…しかし、彼の持つ知能(それ)はもはや人の物では無い。彼の功績は、言わばただ天才がその頭脳だけで切り拓いた物である。
確かに彼の力で人類は飛躍的な進歩を遂げた。しかし、それは人類には早すぎた物、堕落・破滅・人類の死へと誘う悪魔。
人類ではなく悪魔の開拓。故に―――
死滅願望:D-
常に良くない方向へと盤面を動かそうとするスキル。
彼の頭脳・行動にはどこか破滅や死へと繋げようとしている所が多々ある。
その行動は見る人が見れば、自暴自棄にも、または癇癪を起している子供のようにも見えるかもしれない。
【宝具】
『陽にて再興せよ人類よ(ニュークリァ・ワールドエンド)』
ランク:A 種別:対国 レンジ:1~1000 最大捕捉:1万~1000万
キャスターが製造に関わり完成させ、世界の戦争・兵器の時代を塗り替え、崩壊させた原子爆弾そのもの。
ただ通常の原子爆弾の威力に加え、宝具を解放すると同時に過去の兵器(すなわち武具)の威力を一時的に無力化させる。
これは先ほどの『戦争と兵器の歴史を塗り替え、全てを”過去の物にした”』という事に由来する。
使用するには膨大な演算と魔力が必要…になるのだが、演算は『悪魔の頭脳』で数時間ほどで出来てしまう為デメリットにならない。
無力化するには原子反応―――すなわち”太陽に匹敵する力”で相殺するしかない。
『盲目の愚者共未だ滅びず(デウス・イクス・マキーネ)』
ランク:Ex 種別:対機 レンジ:∞ 最大捕捉:-
キャスターが創り出した最高の発明『ノイマン型コンピューター』、並びに彼の”人間の領域を超えた頭脳と生涯”、
その2つの逸話が昇華された結果生まれた宝具。
この世界に存在するありとあらゆるコンピューター全てを”自身”とし、支配下に置く。
その際に彼の霊基は消え失せ、この世界に存在する全てのコンピューターが彼の霊基となる。
この時代に人類史の土台にすらなった機械という存在全てが彼となるのだ。
倒す方法は『彼』となった世界中の機械、それら全てを破壊するしかない…。
【解説】
ジョン・フォン・ノイマン(ハンガリー名:ノイマン・ヤーノシュ、ドイツ名:ヨハネス・ルートヴィヒ・フォン・ノイマン)。
20世紀科学史における最重要人物の一人。
数学・物理学・工学・計算機科学・経済学・気象学・心理学・政治学に影響を与えた。
第二次世界大戦中の原子爆弾開発やその後の核政策への関与でも知られる。
最後は自身が開発に関与した原子爆弾の実験を見守った際の後遺症により癌となりこの世を去った。
聖杯に託す望みは『凡人としての人生』。
幼少のころから異常なまでの天才性をもってして生まれた彼に向けられた視線は、
初めの頃は関心や羨望であれど、徐々に恐れや畏怖へと変わっていった。
彼は思う。 『自身にこんな頭脳が無ければどのようになっていたのか』
『野を駆けまわる純朴な少年時代を過ごせたのか』
『人の手で太陽を再現するなどと言う忌まわしき技術も作られなかったのではないか』
―――しかし、皮肉にも彼は、その異常性によって人類史を発展させ、英霊となった。
英霊として顕現した彼にはどこか破滅や死へと向かう欲求が強い。
また、上記のような願いを持つにも関わらず、全ての人間に侮蔑の感情を向け、滅ぼそうとしている。
聖杯によって彼は現代の知識を与えられた。
そして知った。自分の与えた発明がどのような結果をもたらしたのかを。
―――コンピューターは人類を堕落させ、そして原爆は文字通り人類を自滅へと追いやりかねない兵器だった。
彼は恨んだ。おのれの知恵を。
彼は憎んだ。おのれの発明を。
彼は失望した。 そんなものを甘んじて受け入れている人類を。
ならばこの手で終わらせよう。そんな堕落した人類を。
望み通りに終わらせよう。自分が丹精をこめて創り出した この陽で。
きれいさっぱり終わらせよう。自分の生涯そのものが創り出した このコンピューターという存在で。
聖杯戦争に彼の狂気がこだまする。人類を絶望と滅亡に陥れるために
聖杯戦争で彼は嗤う。人類を、コンピューターを、核を、この世全ての天才を
しかし彼は知らない、その天才性でもってしても知ることはない。
人類の滅亡を、阻止する力を持つ者たちを。
【役どころ】
行動原理と宝具的に非常に味方としては使いにくいサーヴァント。
敵NPCサーヴァントやラスボスとしては良い動きをするかもしれない…。
+
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FGO風台詞 |
(一人称:ワタシ 二人称:キミ 三人称:○○、愚者)
召喚:サーヴァント、ジョン=フォン=ノイマンだ。
…正直、限りなく愚かたる人類の理の救済など一番やりたくないことだが
呼ばれたからには遂行しよう。
レベルアップ:いいぞ。頭が冴えわたる。
霊基再臨:この程度で喜んで貰っては困るよ。まだ1割も頭脳は動いちゃいない。
その2:ふむ…ようやく始動を始めたといったところかな
その3:面白い、実に面白いぞ。 なぜこんな私をそこまで信じる?
最終:ここまで入れ込むとはな…よほどの酔狂かただの馬鹿か…
馬鹿…ふふっ、かつて天才と恐れられた身だが、君といると心が安らぐ。
この私が怖くないか…そうか…なら、安心だ。
開始:片手間で終わらせるぞ。 どうせ、私は悪魔なのだからね
その2:悪魔の頭脳を見たいのか?
スキル:プログラミング…起動
その2:すぐに終わる
選択:しょうがないな
その2:いいだろう
その3:それは最適解か?
攻撃:行くぞ
その2:莫迦がっ!
その3:効いたか!?
EX:人の愚かさとは…変わらんなっ!
宝具選択:良い…実に良いッ!!!
その2:待ち望んだ通りの展開だ。
宝具:これこそ、人の手により産まれ、人を滅ぼす陽(ひ)の光ッ!!『陽にて再興せよ人類よ(ニュークリァ・ワールドエンド)』
小ダメージ:チッ…!
大ダメージ:計算外だな…!!
戦闘不能:ああ…やはり…私は人間だったんだな…
その2:死か…。良い物だな…
勝利:天才に勝てる道理なんざなかろう…それも分からぬから愚者なのか…
その2:やはり…人とはいつまで経っても変わらんなぁ…
会話:これだけは言っておくぞマスター。天才と言うものはな、決して良い事ではない。
その2:…!あのバベッジがいるのか!?是非対談をしたいものだな…!…ところで…?なんだあの巨大ロボは…
その3:ニコラ・テスラか…同じ天才でもアイツは純粋に人類の文明レベルを引き上げた。まさしく星の開拓者だよ。
その4:エジソンは素晴らしいよ。凡人でありながらも天才にたどり着いた。人の極地だ。…で、何故その人の極地が獣になっているんだ?
その5:人と言うものは嫌なもんだな。直ぐに道を違える。そして疑問に思わずそのまま走り続ける。
その6:かつて己の天才性故に道を突き進み、そして人としての道を踏み外した者がいた。…お前はそうなるなよマスター
好きなこと:ふむ…間違った道を行かぬ賢者と言うものは…なかなかどうしていいものだ
嫌いなこと:愚者だ。そして愚かな連中しかいない人類も憎い。…そして何より、この自分の頭脳も憎い。
聖杯について:過去・現在・未来を書き換える代物と来た。一体どんなプログラムで動いているのか…
この目で是非とも確かめたい…!!
絆:この程度で上に立った気でいるなよこの愚者が
その2:何故そうニヤニヤしてる!?こんな悪魔なんかと一緒にいても楽しくなかろう
その3:何故お前はそうも純粋なのだ?お前本当に人か?
その4:まったく…物好きな奴だ。
その5:お前といると心がやすらぐな…。恐れも好奇の感情も無い、お前だからこそか。
イベント:踊る愚者に踊らぬ愚者と言うらしいが…さしずめ君は前者だな。
誕生日:君の生誕した日か。人として…いや、凡人として生まれた事に感謝するんだぞ。
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最終更新:2016年10月02日 18:55