【元ネタ】史実
【CLASS】
セイバー
【真名】立花誾千代
【性別】女性
【身長・体重】121cm・20kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D- 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:D 宝具:B
【クラス別
スキル】
対魔力:D
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。
また雷、或いは雷に由来する攻撃に対して一定の耐性を獲得。
騎乗:D
騎乗の才能。知識はあるが、身体的な都合や本人の心情からあまり乗ろうとはしない。
【固有スキル】
魔力放出(雷):D
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
父親と比べステータスの上昇幅が低い。宝具『千鳥』の加護として、多少雷を扱うことが可能。
反誾:A
人の話を聞かない。落ち着きがない。自分の気持ちに素直になれない。
幼少期からお転婆で、晩年も「気が触れた女」とまで評された誾千代の精神性を現す。
なお「誾」とは「慎み」の意味を持つ漢字。誾千代の性格とは真逆の意味合いを持つ言葉なのである。
鉄心:C
確固たる決意の現れ。一度決めた事は絶対に曲げない頑固さ。またメンタル面での堅牢さ。
精神干渉、混乱、魅了といった魔術に耐性を持ち、物事を達成する為に必要なステータスを一時的に獲得する。
【宝具】
『鉄風迅雷、銀散ヨ吹雪ケ撫子花道(うちてしやまん、ぎんちよふぶけなでしこのみち)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
常時発動型宝具。誾千代の周りには常に数人の侍女が佇み、武装した火縄銃で外敵を討つ。
弾丸一つ一つにそれほどの威力はないものの、最大展開時には一軍を相手にして足るレベルの侍女達をその場へ召喚。
文字通りに「鉄の雨」が降り注ぎ、直接的にではないが間接的に敵集団の動きを阻害する。効果は数ターン持続。
但し火縄銃という都合上装填に時間を要するため、連発を期待するというよりは一斉掃射で敵を錯乱・足止め、心胆を削るのが主な目的となるか。
召喚には誾千代本人の貯蔵魔力を用いる。故に長時間の展開は厳しく、外出の際に二、三人侍らせておくのが理想的。
幾つも語られる逸話の中で、取り立てて多く語られるのがこの「付き人を侍らせ武装し敵を威嚇した」というエピソード。
夫が不在の際、かの豊臣秀吉に城へと招かれた際にはその邪な思惑を感じ取り、ガチガチに武装した侍女とともに来城。
加えて自分自身も武装し向かうという徹底ぶり。あまりの行動に驚いた秀吉は手を出すことすら出来なかったと言う。
また自城の守りに関しても同様であり、夫が不在の時には侍女達と一丸となって武装、敵軍の襲撃に備え住居を守り固めていたという。
時には館のものだけではなく村全体が誾千代のために立ち上がったともされ、これを恐れた加藤清正は村を迂回せざるを得なかったほどである。
『千鳥一閃(ちどりいっせん)』
ランク:B 種別:対雷宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
自分を中心とした半径5mに対して放たれる雷速の回転斬り。駆ける一撃は正しく閃光の如く。
サーヴァントであってもその太刀筋を見極めることは難しく、同ランク以上の敏捷値が無ければ完全な回避は絶望的。
雷鳴を纏って放たれる一閃は不可視のモノ、魔力で構築されたモノすら切り裂き、時には火や水、風といった“属性”すらも両断する。
全方位に向けて繰り出される一撃であるため防御行動としても機能。また間合いへ近寄らせない為の牽制としての意味合いも持つ。
欠点は「一瞬」ではあるが「同時」に全方位へ斬撃が繰り出されるわけではないこと。つまり、挟み込むように攻撃されてしまえばどちらか一方は切り落とせない。
レンジの短さやこれらの欠点は彼女の未熟さ故なのか――――或いは、人を傷つけたくないという彼女の本心の裏返しなのか。
【Weapon】
『千鳥』
またの銘を『雷切』。立花道雪が持つ名刀にして「雷を切った」との逸話も残る一振りの刀。
本来の銘ではなく元々の名「千鳥」としているのは、自分自身が未熟だと自覚しており、『雷切』を担う器ではないと理解している為。
七歳の体格である誾千代の身体に沿うよう刀身は短めとなっていて、軽量化も施されており威力が低い半面取り扱いが容易。
魔力放出により電流を纏わせれば刀身を延長させることも出来る他、斬れ味を向上させて鉄すらも両断する刃を生み出すことも可能。
【解説】
雷切の逸話で名高き天下の猛将、戸次鑑連こと立花道雪―――――その一人娘、立花誾千代。
道雪が還暦も間近という頃に授かった一人娘であり、父からの猛烈な溺愛を受けて成長。七歳にして城の主とまでなった。
武芸に秀で、勇猛果敢な少女として育った誾千代だが、その「誾」の名が示す意味とは真逆にお転婆な、人の話を聞かない姫として育つ。
その気の強さは時に豊臣秀吉や加藤清正といった名だたる武将をも物怖じさせるほどで、晩年に在っても「気触れ女」とまで語られた。
名将立花宗茂を夫に持つ。が、夫婦仲は極めて悪く、彼の浮気が原因となって決裂。父の墓のある宮永村へと住居を移す。
彼女が防衛拠点とした館は後に「宮永殿」と呼ばれるようになり、周囲の武将からも(村全体を含め)脅威として認識されていたという。
晩年は肥後国の農村にて隠居。その最期にも多くの逸話が残されており、古井戸へ身を投げて死したという噂も残っているほど。
なお夫との不仲に関しては諸説あり、誾千代との子を授からなかった夫・宗茂は他の者とも子を儲けておらず、単純に誾千代がツンデレであっただけともされる。
優良健康お転婆姫。城主となった七歳当時の姿で現界しており、その立ち振舞は英霊というよりも幼い少女そのものである。
気が強く我儘、他人の言うことには真っ向から反発する天邪鬼。そして自分の気持ちに素直になれないテンプレなツンデレっ娘。
ファザコン。言葉では父上に対してとやかく言うものの、何よりも大事に想い尊敬しているのは他ならぬ父、立花道雪である。
子供扱いされることが大嫌い。見た目は七歳児当時のものだが精神性はまた異なるようで、時には子供らしからぬ狡猾さと聡明さを見せることも。
セイバークラスとしてはやや非力な半面、子供の体格を活かした高い敏捷値が特徴的。雷光のように戦場を駆け回り、稲妻のように敵を斬る。
マスターとの関係は基本良好。ただしオマセな年頃の女の子であり、その性格も相まって運用には少し工夫が必要となる。扱いを覚えてしまえば楽なものだが。
好物はほうじ茶とぼた餅。言うことを聞かずにはしゃぎ回っている時はぼた餅を渡しておけばとりあえずおとなしくなる。
+
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FGO風 |
召喚:「じゃーん!セイバー、立花誾千代!召喚に応じ此処に雷誕!私が来たからにはもう安心よ!
……え?子供じゃないかって?ふふん、山椒は小粒でもビリリと辛いの!侮ったらダメなんだから!」
レベルアップ:「これで父上に近づけたわ!」
霊基再臨:「身体から雷が溢れてくる……!もう私に怖いものなんてないんだから!」
その2:「ふふっ、まだまだ!もーっと頑張っちゃうんだからね!びりびり!」
その3:「私の本気、見せてあげるわ!ここからが大一番、誾千代様の大嵐よっ!」
最終:「誰かに仕えるだなんて真っ平御免と思っていたけれど……ふふ、たまにはこういうのもいいじゃない!
ええ、そうね!あなたの働きに免じて――――これからは貴方の言葉の思うがままに、この雷を振るいましょう!」
開始:「鉄砲よーい!息をつく暇なんて無いわ、一瞬で終わらせてあげるんだから!」
その2:「命令は不要よ!私が、私の思うがままに、私一人で倒し尽くしてあげるっ!」
スキル:「びりびりっ!」
その2:「駆け抜けるわ!」
選択:「嫌よ!」
その2:「だーめ!」
その3:「しーらない!」
攻撃:「はああ!」
その2:「とりゃーっ!」
その3:「切り裂くっ!」
EX:「千鳥――――一閃ッ!」
宝具選択:「狙いよーし!出し惜しみは無し、全部ぜーんぶ打ち尽くしちゃいなさい!」
その2:「さぁ皆―――大和撫子の心意気、今こそ此処に咲かせる時よ!」
宝具:「血は流さずに人も殺めず、我が征く道は不殺の矜持……引き返すなら今のうちよっ!撃て、撃て、撃てーーーっ!」
小ダメージ:「いつっ…」
大ダメージ:「きゃああーーーーっ!?」
戦闘不能:「ち、ちちうえ……ごめんね……」
その2:「私はまだ……やれるん、だから……!」
勝利:「私の一閃は誰にも止められないの!……あっ、父上以外にはね!」
その2:「つかれたーーっ!ねぇねぇ、帰ったらぼた餅が食べたいわ!ほうじ茶も添えてね!」
会話:「私はお姫様なんだから!丁重にもてなしてよね!」
その2:「なーに?私と遊びたいの?だめだめ!私は忙しいんだから!」
その3:「父上!父上はいないの?そう……べ、別に寂しくなんかないわっ!」
その4:「私を召喚したからといっていい気にならないことね!私は英雄であり武将、決して“従者”じゃないんだから!」
その5:「……すぅ……すぅ……はっ。ね、寝てなんか無いわよ!?」
好きなこと:「ぼた餅!ふふ、私にぼた餅をくれるなら命令を聞いてあげてもいいわ!ほうじ茶もあればなおよしっ!」
嫌いなこと:「命令されること!私、誰かに支持されるのは大嫌いなの!そこらへんもちゃーんと考えてよねっ?」
聖杯について:「せいはい…?南蛮の器?んー……よくわからないわ!私、そういうのに興味ないもの!」
絆:「どーんっ!あははっ!驚いた?驚いたでしょ?」
その2:「……きゃっ!?な、何よいきなり……この前のお返し?もーーっ!女の子にそんなことするなんて!もー許さないわ!そりゃー!」
その3:「あなたと過ごしてると、なんだか父上と過ごしてた時間を思い出すの……あ、や、な、なんでもない!なんでもないわっ!」
その4:「ひゃっ!?も、もう!いきなり脅かすなんて……え、遊びじゃない?そ、そ、そんな!?こここ、こういうのってもっと順序とかがあるじゃない!?」
その5:「ね、ねぇ……最近、あなたといると、体が熱くて……か、風邪じゃないわ!もう!……こんな気持ちにさせた責任、ちゃんととってよね!」
イベント:「宴の音がするわ!ふふ、もーっとハデに楽しませてあげなくちゃね!」
誕生日:「これ、あげるわ!私の手作りぼた餅よ!……べ、べべべ、別にあなたの誕生日だから作ったわけじゃないのよ!ただ余ってたから作っただけ!そういうことだから!」
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最終更新:2016年10月01日 22:17